森の匂い

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 15
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087740905

感想・レビュー・書評

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  • 楡井さんがこういうのを書いていたとは意外だった。牙の恋人、すごかった。危うくて凶暴で説明のしようのない純度があった。

  • 森の匂い
    訪問者
    牙の恋人

    なんだか、じわじわ段々はまってくる

  • 中編集。面白かった!

  • 短編集。表題作は、亡き父の男友達が、母に寄せるしもべのような愛情に、自分も混ざろうとする娘の物語。『訪問者』は、中年のバツ1男のもとに転がり込んだ若いヒモ男との交流の物語。『牙の恋人』は、学生運動で一世を風靡した母を持つ主人公が、その母と過去には台頭したこともある、今は妻子持ちの男に、いつの間にか流されて関係が続いていく物語。強いて共通点を挙げるなら、打開、だろうか。意にそぐわない現状を、『訪問者』では他者の手によって打開がなされているので、いい余韻がある。他2作は、今後の展開を想像させる終わり方で、歯痒い感はあるが、方向性は見える気がするので、それほどの焦れはなし。どの人物も心の奥が見えない、本音や希望が聞こえてこないので、物語自体、氷山の一角を思わせる。

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