焚火の終わり (上)

  • 集英社 (1997年10月15日発売)
3.30
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784087741056

作品紹介・あらすじ

茂樹の母が遺したノートに記された謎の言葉「許すという刑罰」。差出人不明の手紙。異母妹・美花の出生をめぐる奇妙な謎と秘密。二人は本当に兄妹なのか? 二人は越えてはならない河を渡った。

みんなの感想まとめ

複雑な家族関係と禁断の愛がテーマの物語は、兄妹の茂樹と美花の運命を描き出します。遺されたノートに記された「許すという刑罰」という言葉が、二人の関係に新たな疑問を投げかけます。異母兄妹なのか異父兄妹なの...

感想・レビュー・書評

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  •  兄妹なのか。それなら親は誰なのか。二人は交わってしまう。これから、どうなっていくのだろう。

  • 内容紹介
    茂樹の母が遺したノートに記された謎の言葉「許すという刑罰」。差出人不明の手紙。異母妹・美花の出生をめぐる奇妙な謎と秘密。二人は本当に兄妹なのか? 二人は越えてはならない河を渡った。

  • 少し陰鬱な気持ちにもなる宮本作品らしい作品でした。

  • 読ませる

  • 名作

  • 半分だけ血が繋がった兄と妹。
    離れ離れで生活し、数年に一度会う間柄の二人。
    やがて成長して大人になった二人は、お互いの肉親が亡くなった時、改めて妹の出生の秘密、血の繋がりの有無を知りたいと思うようになる。
    異母の兄妹と思われた二人の関係は、実は同じ母親から生まれた間柄か、それとも全く血のつながらない関係なのか-。
    調べていく内に今まで知らなかった事が次々と明らかになり、二人は自然にお互いを異性として見ている事に気づく。

    宮本輝さんの本にしてはとても読みやすい本です。
    大体この人の本は登場人物の思考回路が複雑で、ああでもない、こうでもないと行ったり来たりする話が多いんですが、これはその辺がサラッとしていて、シンプルにストーリーが描かれていると思いました。
    所で全然関係ないけど、この本のタイトルをずっと「ぼんかのおわり」と読んでました。
    恥ずかしい~。
    何で「たきび」と普通に読まなかったのか我ながら不思議です。
    人間の煩悩や罪を感じる作品だからかな・・・。
    上巻だけ読み返しましたが、もしこの上巻を読んだら、絶対下巻を読まずにはいられないという終わり方です。

  • やはり文章力がすごい。
    ぐいぐい引き込まれる。

  • 10年ぐらい前に買って、あれから何回も読んでいます。

    近親相姦ものとは言うけれど、破滅的な結末もなければ

    三角関係に陥って、二人の仲が引き裂かれるわけでもない。

    とにかく自分が傷つかなければ、それでいいんでしょう。って開き直り

    すらかんじ。

    読み進めていくにつれて、出生の秘密だなんてどうでもよくなってきますね。

    下巻はエロシーン続出。これも一つのみどころ(?)

  • 2011.08.05

  • 【再読】

  • 異母兄妹なのか異父兄妹なのか?
    これからのふたりの行方は?

  • 読了日不明

  • 異母兄弟か異父兄弟か、それともまったくの他人なのか。美花と茂樹はそれでも互いを求め合う。真相を知っていたはずの関係者は亡くなり真相もわからないままに・・・。

    なんだか夢のような幻想的な話だった。兄妹であってもなくても、もう構わない、お互いを必要としてあっているのなら・・・。謎は謎のままで終わってしまった。

  • 宮本 輝 2冊目。
    解説が兄妹愛とあったので、買ったものの、ちょっとのめりこめるか不安で3年ぐらい寝かしてた本です。
    読み始めると、気になって、まぁまぁ止まりません。
    上巻では、子供の頃~現在~兄妹、二人の出生の謎が深まっていきます。

  • いまいち・・・

  • 著者のストーリーは、謎はどうなったか?と読み進めていても、結局最後は、結論だせずや、ごまかされることがある。しかし、人間の欲の恐ろしさ。火をおこすことが出来るというか、始めたのは人類、人間の起源。結局、人間の欲の家、子、、、か。

  • 何が良くて何が悪いのかを非常に考えさせられた作品。常識でタブーとされていることも、単純にそうだからではなく、何故そうなのかということを考えなければいけないなと思いました。

    非常に性がテーマになっているので何て言っていいか表現に苦しむけど、終わり方は好きです。
    あ、けど主人公兄弟の人間性って爽やかなんですよね〜。

    私もキャンプの焚火は好きです。火の揺らめきと温かみには本当に不思議な魅力があります★

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著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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