恋愛太平記 1

  • 集英社 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784087741469

感想・レビュー・書評

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  • 佐野洋子さんの本を読んだら、なぜか金井作品が読みたくなり、再読。最初に読んだ時はどうしても筋を追う読み方になってしまっていたけれど(金井さんの小説の魅力はそこにはないとわかっていても)、今回はゆっくりその文章を熟読玩味、堪能した。もし他の方がこんな風に女性達の心理を描いたら、さぞかしいや〜な感じになるだろうに、うへぇ〜と思いながら何だか笑えるところが金井作品のすごいところ。好きだなあ。

  • とにかく文章が変。
    小学生低学年の作文みたいに、だらだら文章が続く。
    そのうえで、結構細かい描写にこだわるため、読みにくいことこの上ない。
    結構、ななめ読みした。
    内容は・・・まあ、結構現実感のある話。
    個人的には、嫌いではないけど、とにかく文章が嫌だなあ。
    でも、あそこまで、開き直って書いていると、個性として認められるんですね。
    それが、一番の発見だった。
    続きの2巻があるけど、断念。
    この変な文章に耐えられません。

  • 初読。

    長らくの積読本、ようやっと消化。

    4姉妹の現代版細雪といった趣。
    95年発行だけど、なにやら古いな~?と思ったけど
    すばる連載開始は88年。

    意識も会話も同じように読点のみで書きつられた文章が
    最初は読みにくかったけど、
    慣れてくるとなんともいえなく癖になるような感じがするのだ。
    なんとなくストーリーを追ってしまったけど、
    それこそ冬に炬燵にでも入りながら文章を楽しむ方がいいような。

    江国香織を思い出すような(こちらが元祖だと思うけど)
    ディテール、ディテール、ディテール。
    紫綬褒章ももらった弁護士の父に、アメリカで結婚していた長女、
    もっとスノッブな印象があってもおかしくないんだけど、
    どこか泥臭く、庶民的なのは「昭和」だからなのか。

  • タイトルになるほどの大恋愛ではないけれど、普通の暮らしではこんなものかと思う。日常風景の描写がのらりくらり・・・。どこまで続くかと思われる長い文章がそのうちクセになってきます。

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著者プロフィール

金井 美恵子(かない・みえこ):1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞を受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞、2018年、『カストロの尻』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の作品に『軽いめまい』『柔らかい土をふんで』『岸辺のない海』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『小春日和』『スタア誕生』『単語集』他。エッセイ集に『迷い猫あずかってます』『目白雑録』シリーズ、『金井美恵子エッセイ・コレクション』(全4巻)他。また、金井久美子との共著に『たのしい暮しの断片』『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』などがある。

「2026年 『重箱のすみから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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