ニュートンの林檎(上) (ニュートンの林檎)

著者 :
  • 集英社
3.59
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本棚登録 : 103
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087741889

作品紹介・あらすじ

どうしても忘れられない異性は、あなたにいますか。1978年春、野性的な少女・佐伯元子と出会った瞬間に、僕は、約束された平穏な人生から引き剥がされた。僕の心を深く突き刺し、やがて姿を消す元子。その運命的な力に引かれて函館、そしてベネツィアへと僕は旅立つ。

感想・レビュー・書評

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  • 感想は下巻の方で。

  • レビューは下巻で。

  • 時間が無くて返却・・・。
    でも、みんなのレビューを見ると後半から面白くなるとの事なので再挑戦しようと思います!

  • 2002/6/15読了

  • 今までに4回まわした本。
    いつも茶摘みの時期に読んでいたので、
    コレを見るたびに新茶の香りが漂ってきます。


  • 下巻に続く(笑

  • 08.03.06

  • 上巻の後半から面白く感じられてきました!
    ありえないことだらけなんだけど、なんだか惹かれます☆

  •  上下巻、同じことを書きます。

     主人公が忘れられない元子を中心としたお話。元子の無茶な冒険とも思える数々の行動。
     記憶、生、など、社会的な思想をモチーフにしているような気がする。
     太宰治の「人間失格」を少し思い出させるようなところがある。主人公が、少なくとも自分ではダメな男と思っているところとか、元子という完全に近い女性が出てくるところとか、そういうところも影響しているのかもしれない。

     物語り全体は、2005年に45歳の主人公が回想するという形式になっている。登場人物は、主人公の幼馴染で結婚することになる由香、元子の最初のダンナの樹彦、次のダンナのアルベルト。

     個人的には面白いと思うが、人により評価が分かれそうである。

  • あまりにも劇的な人生が繰り広げられていて、はまった。次の展開が早く読みたくてたまらなくなった。主人公は元子に生涯ひかれていた。私も知らない間に元子の魅力にひきつけられていたんだなぁ。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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