ニュートンの林檎 (下)

  • 集英社 (1996年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784087741896

作品紹介・あらすじ

愛する人を惨殺した者、裏切った者への復讐。元子の心は燃え続けた。計画を実行に移すべく帰国した元子。妻や子供たちに去られ、無為の日々を送る僕は、彼女と九州の小都市へ…。残酷な愛の物語。

みんなの感想まとめ

愛と復讐が交錯する物語は、主人公の波乱万丈な人生を描き出し、読者を引き込む。元子という女性の存在が、主人公の運命を大きく変え、彼の感情や行動に強く影響を与える様子は、終始刺激的で感情移入を促す。彼女の...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の波乱万丈な人生、人生を狂わせた女元子、しかし劇的な人生に導いた元子。この本は終始主人公に感情移入してしまう程一ページ一ページが刺激的だった。なので元子に対する魅力が凄まじく感じられ、自身も読みながら元子を追っていた。

  • 2002/6/15読了

  • 今までに4回まわした本。
    いつも茶摘みの時期に読んでいたので、
    コレを見るたびに新茶の香りが漂ってきます。


  • 佐伯元子という人間に読者である自分もすっかり虜になってしまった。
    いったい、どんな容姿の女性なのか想像してしまうのは何故だろう。
    村上春樹の「ノルウェイの森」のような物語なのかな・・・なんて思って読んだが、
    だいぶずれが生じてきましたね〜(笑
    一人の男が自分を取り戻したくても取り戻せない人生が終盤にかけ期待度を増す。
    最後はうまく落ちて、なかなか満足できる作品だった。
    いろいろな芸術方面へ手を広げている辻仁成ならではなんでしょうね。

  • 08.04.10

  • 前半は多すぎる四字熟語が読みづらくてイライラした。でもなぜか中盤からそれが気持ち良くなってきた。円運動についても僕は共感できた。後半は物語に引き込まれてしまった。でも由香の立場で考えると彼女はかわいそすぎる。

  • どことなくノルウェイの森に近いモノを感じました。
    こういう喪失感のある本好きです。

  •  上下巻、同じことを書きます。

     主人公が忘れられない元子を中心としたお話。元子の無茶な冒険とも思える数々の行動。
     記憶、生、など、社会的な思想をモチーフにしているような気がする。
     太宰治の「人間失格」を少し思い出させるようなところがある。主人公が、少なくとも自分ではダメな男と思っているところとか、元子という完全に近い女性が出てくるところとか、そういうところも影響しているのかもしれない。

     物語り全体は、2005年に45歳の主人公が回想するという形式になっている。登場人物は、主人公の幼馴染で結婚することになる由香、元子の最初のダンナの樹彦、次のダンナのアルベルト。

     個人的には面白いと思うが、人により評価が分かれそうである。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    冒険的な人生を生きたいとあなたは思いませんか。愛する人を惨殺した者、裏切った者への復讐。
    過ぎ去る年月の間も、元子の心は燃え続けていた。
    計画を実行に移すべく帰国した元子。
    妻や子供たちに去られ、無為の日々を送る僕は、九州の小都市へ向けて行を共にした。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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