バニシングポイント

  • 集英社 (1997年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784087742565

作品紹介・あらすじ

タクシー運転手、経理部社員とその妻…。ありふれた生活の裏側にぴったりと張りつく、人それぞれののっぴきならない秘密。ある日突然、彼らの足元に稲妻のような亀裂が走る。普通の人々のドラマ。

みんなの感想まとめ

日常の裏に潜む人間の複雑な感情や秘密を描いた作品は、連作短編集として展開されます。タクシー運転手や経理部社員など、普通の人々の生活を通して、放火や自殺、殺人未遂といった衝撃的な出来事が自然に紡がれ、彼...

感想・レビュー・書評

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  • 全体的にダラダラとしていて誰にも感情移入できなかった

  • 連作短編集。
    そうとは知らずに読んだので最後にあっと驚く事件に繋がり思いもよらない結末になると期待しすぎてしまった!!

    人の気持ちは思い通りにはならない。自分の気持ちさえ扱いきれないのだから。
    そんなお話たち。

  • 短編集かと思ったら、連作になっていた。

    武上英夫はタクシードライバー。
    彼が40歳から41歳になる間に、彼の周りで起きた群像劇。
    放火、自殺、殺人未遂…等の出来事が、日常の中で自然に起きてくる。人の「バニシングポイント」はそこらに転がっている。

    劇をつなぐ重要な人物として登場する、少年と呼ばれる若いやくざ、健次郎がいう。
    「この世界は幾つもの世界に分かれていて、たいてい人はそこから出てゆきたがらないし、事実、行ったりきたりはめったにない。」
    「ところがあんたは、何もわからずに自分の世界を踏み出そうとしている」

  • 2013年2月7日(木)、読了。

  • 連作集。

    ★再読―――――――――――――――――――――――――――

    ニューミュージック 愛をよろしく/富沢一誠

    18

  • 二回も読んだ、というか読まされたのに最後の「少年」ところで混乱してしまった。色んなことを匂わせながら、はっきりとは繋がりを指摘しないところがあり、人物相関図を書いて読んだ。時間軸も様々なので、多分もう一度トライするかも。なにか命の希薄さが漂う人たちの、投げやりな生き方になぜか引き込まれる作品でした!

  • 図書館にて。
    設定は最近ありがちな登場人物がリンクしている短編集なんだけど、
    半分日常の裏側に足を踏み入れてしまったような、
    独特の雰囲気が好きだった。

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』で「すばる文学賞」を受賞し、デビュー。2015年『鳩の撃退法』で「山田風太郎賞」を受賞、17年『月の満ち欠け』で第157回「直木賞」を受賞した。2025年『熟柿』は「中央公論文芸賞」を受賞した。ほかの著作に『身の上話』『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

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