ラ・ロシュフーコー公爵伝説

  • 集英社 (1998年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784087743258

作品紹介・あらすじ

簡潔にして正確に真理を衝いたマキシム(箴言集)は、いかにして生まれたか。危機の17世紀を果敢に生きぬいたモラリストの生涯を通して、時代と人間のあり方を示す。熟達の筆で描く力作長編。

みんなの感想まとめ

17世紀のフランスを舞台に、宗教改革や貴族と王権の争いが織りなす複雑な歴史が描かれています。著者は、ラ・ロシュフーコー公爵の生涯を通じて、当時の社会や人間の本質に迫ります。特に中盤以降は、フロンドの乱...

感想・レビュー・書評

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  • ラ・ロシュフーコー箴言集で有名な、フランソア6世ラ・ロシュフーコー公爵の伝記小説。
     この書の圧巻は中盤以降の、17世紀フランスの宗教改革および貴族と王権の争い-フロンドの乱のゴタゴタにある。世界史ではルイ14世の王権確立程度しか記載されないが、陰謀のための陰謀が行われ、茶番劇とも言うべき様相を呈している。この時代を知るにはちょうどいい書と言えよう。
     そして、いちばん輝く登場人物は、主人公たるラ・ロシュフーコー公爵ではなく、彼の執事であった、グールヴィルであろう。軽輩ながら敵味方の陰謀の網の中を縦横無尽に駆け巡り、あらゆる交渉ごとをまとめる恐るべき手腕。ぜひ、彼の伝記を日本語の文献で出して欲しいものだ。

  • 2016/04/15完讀

    詳實說明ラ・ロシュフーコー公爵的祖先和他的戎馬與文學。一開始又重複了一次法國宗教戰爭的混亂時代,接著是亨利四世、路易十三到十四的時代。公爵本人捲入了數度的陰謀中,反抗馬札蘭。大貴族一次又一次的動亂,聯合國外勢力如西班牙,最高法院也起來抗爭,也可理解為何路易十四對巴黎和羅浮宮不抱好感,另蓋凡爾賽宮的緣由。後來王權穩定,這本書也可以見到貴族制的崩壞(當時貴族們多半都被債權人追著跑並苦於訴訟),三級制度的模糊,絕對主義君主國家漸漸形成。而公爵本人撰寫了箴言集。

    大致而言是了解法國史很有趣的一本書,不過這些陰謀和不斷重複的菜市場名還是有點令人抓狂,下次再看到應該還是想不起來...

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