生きて候

  • 集英社 (2002年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784087744026

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  • 本多正信の次男に生まれた本多政重。
    本多正信、本多正純にとは、全く違う人生を歩んでいる。秀忠の近習を切り殺して出奔し、関ヶ原では徳川の敵方、宇喜多秀家の先鋒として活躍している。合戦後も、加賀百万石の筆頭家老として前田家に迎えられるなど、その武人としての魅力は、どれ程のものであっただろうか。 
    美しく己の命を使い切れ!養父の残した言葉が、倉橋長五郎政重、本多政重を支えたのであろう。

  • 安倍龍太郎の本読むと、興味の湧く人物が増えて困る。この主人公、本多正重もとても魅力的に表現されている。金沢に行って、槍の敦盛が見てみたくなった。

  • 本多政重の話。誰だそれ? 家康の参謀、本多正信の次男。秀忠の参謀、本多正純の弟。徳川幕府創成期を支えた本多家の出ながら、関ヶ原では宇喜多家に召し抱えられ西軍につく数奇な運命をたどる人物。この本では秀吉が天下を取り絶頂を迎えた頃から豊臣家が滅びるまでの時代が書かれており、朝鮮出兵については結構ページを割いている。信長のような貿易拡大路線ではなく、領土拡大や面子優先路線だと大義がなく、ただ悲惨な戦だったみたい。それを機にただの武辺者が政治に目覚める大名に変わっていくストーリーは意外と面白かった。メジャーじゃないけどなかなかのキー武将(パーソン)らしい。

  • 本多正信の次男でありながら、宇喜多秀家、島津義弘と意気統合し、関が原では西軍につき、敗軍になりながらも前田利長、利忠の家老として迎えられ、その後は秀家の救出に全力を尽くしたり、自らの正義を主張し続けた本多政重。爽やかな人生に感動です。また幼馴染でありながら仇となった絹江との男女の悲しい出会いと別れ、憧れの前田利家の娘・豪姫との心の交流なども美しい情景です。あまり歴史で語られることがない人物ですが記録の上でも、非常に魅力的な人だったと推察されるそうです。

  • 20130216読了

  • 慶長の役から関ヶ原、大阪夏の陣まで本多家次男坊の波乱万丈の人生となり、歴史の流れについて読み応えがある。朝鮮出兵についての作品が少ない事から興味を持ったが、阿部さんの場合、人物が軽いんですよね〜、ストーリーを歴史と主人公に合わせようとしてくどいし、脇役の行動など無理が出てくる。いっそ、歴史を背景にしての大衆小説に徹した方がいいんじゃないかな〜

  • 歴史物です

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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