どすこい(仮)

  • 集英社 (2000年2月4日発売)
3.27
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Amazon.co.jp ・本 (516ページ) / ISBN・EAN: 9784087744149

作品紹介・あらすじ

炸裂する京極ギャグ! 『パラサイト・イヴ』をはじめ話題のベストセラー本をベースにした、メタでベタなギャグが、あなたを笑死させます。一撃必笑、京極夏彦新境地! おすもうさん好きの人も必読!

みんなの感想まとめ

独特なユーモアとパロディが満載の作品で、相撲をテーマにしたギャグ小説が楽しめます。登場するキャラクターたちは、著名な作品からの影響を受けつつも、独自の世界観を展開。表紙や装丁のユニークさが、手に取る際...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で読了。
    目次が一番おもしろいという稀有な作品。

  • 仮……仮って何だ?とまずは思う。手にとってその異様なまでに暑苦しいカヴァーとか妙な感じの手触りに妙に不安になる。しかし、これではデブは人間ではないようではないですか?ううむ、笑えない、笑えないぞ(笑)。変な装丁だと思っていたら「求道の果て」の日記に吉田戦車の『伝染るんです』と同じ方の想定だと書いてあった。なるほど。
    そもそも、笑いと恐怖ってのは突き詰めれば同じもの、ひとつの感情の裏表なんだから、京極ユーモアってことは、もしかして怖いのか?とか思っておったのですが、これはどう書いてよいものか?あああああ、なんというか、ひたすらに莫迦らしい?途中からパロディのような気もぜんぜんしなくなってしまったしなあ。『仮名手本忠臣蔵』の幕間に演じられたのが『東海道四谷怪談』だから、『嗤う伊右衛門』の幕間にこれを?ううむ、動機はどうあれ、要するにこれは……地響きがすると思っていただくほかないのであろうか?????

  • 第24回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「あつい」で紹介された本です。
    2019.8.8

  • 2000年発行、集英社の単行本。7編。短編連作。前半2編ぐらいと、より後とで多少テイストが異なる。2、3作で挫折したという人がいるのも頷ける。気になるのはどういう意図でこの作品を書いたのか。題名以外はパロディっぽくはないから、ギャグ作品を書きたかったようにも見えるが、単にテイストがギャグなだけで、他の意図があるようにも感じる。ちなみに私は元作品を知らなくても充分楽しめました。

    収録作:『四十七人の力士』、『パラサイト・デブ』、『すべてがデブになる』、『土俵(リング)・でぶせん』、『脂鬼』、『理油(意味不明)』、『ウロボロスの基礎代謝』、

    初出:「四十七人…」『小説すばる』1996年1月号、「パラサイト…」『小説すばる』1996年6月号、「すべてが…」(前編)『小説すばる』1997年1月号、「すべてが…」(中編)『小説すばる』1997年2月号、「すべてが…」(後編)『小説すばる』1997年3月号、「土俵…」『小説すばる』1998年3月号、「脂鬼」『小説すばる』1999年3月号、「理油…」『小説すばる』1999年7月号、「ウロボロス…」書き下ろし、

  • 炸裂する京極ギャグ! 『パラサイト・イヴ』をはじめ話題のベストセラー本をベースにした、メタでベタなギャグが、あなたを笑死させます。一撃必笑、京極夏彦新境地! おすもうさん好きの人も必読!
    (2000年)
    — 目次 —
    四十七人の力士
    パラサイト・デブ
    すべてがデブになる
    土俵(リング)・でぶせん
    脂鬼
    理油(意味不明)
    ウロボロスの基礎代謝

  • デブをモチーフにした小説。実在の小説のパロディが短編集として纏められているが、内容は全く違う。

    京極夏彦作品は妖怪ものしか読んだことが無かったので少し新鮮でしたが、面白さは伝わってこなかった。

  • 2015/12/2

  • 新たに短編が始まるごとに、前作がこき下ろされる入れ子構造になっている。わざと下らなく書いていると言っているわけだが、どこか似顔絵を描いた漫画家が欄外に書く「にてね〜」のようである。作品で笑わせるのは、怖がらせたり、感心させたりするより難しいのだと思われる。

  • 始めはテンポ良く楽しめたけどしばらくすると飽きる。もうお腹いっぱい。

  • 地響きがする―と思って戴きたい。
    原型をとどめないパロディ。
    全て、おデブのお話なので酷く暑苦しい。
    ―しかし、何度読み返しても好きである。

  • 初めて触れた京極夏彦。すごい!と感動したのをおぼえている。かれこれ10年以上昔のこと。

  • ただ厚いばかりで内容はスカスカw
    ネタとしては大好き。

  • ギャグ。おすもうさん小説。短編集。

    なーんにも考えず、読んでいた。
    有名作品のパロディな題名の話。

    編集者と作家のやりとりのテンポがすき。
    特に、『すべてが~』の二人。

  • 注意事項①京極夏彦氏の妖怪シリーズ風を期待してはいけません。まったく文体違います。
    注意事項②これはミステリではありません。ギャグというかパロというか……お笑い?
    注意事項③お相撲さんを愚弄する人は許せない!…という方は読んではいけません。
    注意事項④逆に、お相撲さんやむっちりしている人を生理的に受け付けられない人も読んではいけません。
    注意事項⑤………夏に読むのはやめた方がよいですよ…?
    ………こんなものかしら…?(まだありそう…)
    ともかく。
    世にも有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件、その夜討ち入りしたのは実は……という第一話『四十七人の力士』から始まり、『パラサイト・デブ』、『すべてがデブになる』、『土俵(リング)・でぶせん』、『脂鬼』、『理油(意味不明)』、『ウロボロスの基礎代謝』と7話すべてが、有名小説のタイトルのみをパロったとても暑苦しい熱のこもった作品になっております。
    その為か各タイトルの次頁には、そのパロ元の作者サマに対しての謝辞・注意書きが書かれています。それぞれ違うという芸の細かさ(笑) さすが…!
    それと、各話ごとに著者名が異なっている点も、なかなかに芸が細かい…。これは第一話から順に読んでいくことで意味が通る仕掛けになってますので、読むのならちゃんと第一話から読んでくださいませ。

    おそらくコレを読んだ後の反応は笑うか怒るか、のどちらかになると思います。
    私はというと、もちろん笑いました♪特に気に入ったのは「脂鬼」。
    ネタ元の小説「屍鬼」を読んで知っている所為もあるんですが、このテンポと馬鹿ばかしさが非常に好きです。そしてタイトルページにある帯の文句がイイんだ!
    「尋常でない。何だか太っている―」
    「腹周りが太い。首周りが太い。二の腕が太い。太腿が太い。指先まで太い。完全肥満。くびれなし!」
    つっこみどころが多すぎて、何が何だかわからない(笑)けれどなんかイイ…!
    話の裏とか深い理由の類はまったく考えず、ただひたすら笑いを求めている時にオススメです。

    追記>先日、ノベルズ版を手にとってみてみました。装丁がちょちょいと変っていたり程度かな~…と思いきや。
    しりあがり寿先生の4コママンガが新作に変ってますよ…!(大笑)
    気になった方は両方見てみてください。是非!!

  • アホすぎて好き。
    内容はないしタイトル以外はほぼ元ネタ無関係。
    扉が無駄に凝ってて意味不明。
    最初に読んだ京極作品の百鬼夜行シリーズとギャップがありすぎた。

  • ナンセンスなパロディー。原作は原形をとどめず。メタミス的なところが面白かった。

  • 有名小説をすべてデブ関係のパロディに仕上げた短編集。
    馬鹿すぎる。あまりにも馬鹿すぎて爆笑必至。京極氏のユーモアセンスは素晴らしい。

  • 京極先生…滑ってます…。

  • 最高です!

  • 色々な作家さんの作品をパロってます。ここまでやって良いのか?!ってくらいに…それぞれの作品知ってたり読んだりしているとなお面白いです。京極先生の意外な一面を見た!

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ):一九六三年北海道生まれ。九四年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。九六年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞。〈巷説百物語〉シリーズ、〈豆腐小僧〉シリーズなど著書多数。

「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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