息子の唇

  • 集英社 (2000年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784087744552

作品紹介・あらすじ

子供連れでタクシーに乗った「私」は、運転手の愚痴を聞くうち、なぜか運転手の家で今度は妻の話を延々聞くはめに……(表題作)他全11編。鮮烈に女という生き物であり続ける著者の最新短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 【息子の唇/救われるために/レース/若妻にやる気をなくさせる方法/弱っている日に夢に出る/太れ僕の料理で君よ/働く妻にやる気をなくさせる方法/私の鏡で見てごらん/才能のないやつは死んだほうがいい/長い影/妊りの水】

    『若妻に~』『働く妻に~』は、春菊さんの体験のことなんだろうなと。。。
    他の方のレビューも拝見しましたが、春菊さんの作品を何作か読んでいると「どこかで読んだな」的なことを感じます。

  • 2008.8/6-7
     なんか小説かエッセイかわからないような内容。最後から2番目の、3人目を妊娠している話なんてまあ実話でしょう。以前読んだエッセイとまったく同じこと書いてある。

  • インパクト強い

  • 嫌な話ばかりだった。とりわけ「若妻にやる気をなくさせる方法」「働く妻にやる気をなくさせる方法」。なりたいものがあるから家事をしない、子を産まない女。

  • 性の文学の著者だが、この短編集は一見性的でありながらそうでもない。「若妻にやる気をなくさせる方法」「働く妻にやる気をなくさせる方法」など、男の視点から述べられる女の姿は見事だ。他にも「才能のないやつは死んだほうがいい」も、さらっと面白く読める。面白く読めるが、最後にふと立ち止まらせる文章だ。

  • 私的に 内田さんにしてはすっすと読めた本。女の人の強さや情けなさがつまっています。ところどころ共感したり怖くなってしまう一冊

  • 私的に 内田さんにしてはすっすと読めた本。女の人の強さや情けなさがつまっています。ところどころ共感したり怖くなってしまう一冊

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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