- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087744613
作品紹介・あらすじ
サイマーとは中国語で「賽馬」競馬のこと。勝負師浅田次郎が訪ね歩いた、日本と世界の競馬場。競馬とともに生きた30年を、カメラマン久保吉輝の写真とともにふり返る、痛快競馬紀行エッセイ。
感想・レビュー・書評
-
p209の写真が最高。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう、浅田次郎さんてばしかたないな、なんて。クスッと笑いたくなるような浅田さんの「競馬好き」が輝いてます。競馬に興味はありませんでしたが、浅田さんの文章だからこそさくさく読めてしまう本ですね。競馬、やりたくなってしまいますね。
-
004
-
題目の「サイマー!」 とは中国語で「賽馬」と書き、意味はズバリ「競馬 けいば!」 競馬暦30年以上の浅田次郎が世界中の競馬場を巡り歩いたフォト・エッセイ。つまりは写真もふんだんに載っている。サラブレッドの写真、青い芝生の写真。そしてそこにたたずむ浅田次郎の写真。これがまたカッコイイ。必ずスーツとネクタイでピシッ!と決めているのです。浅田次郎は「競馬はキチンとした身なりで楽しまなければならない」という哲学を持っていてそれを自らが常に実践している。99%競馬の話なのだが、巻末にちかいところに映画『鉄道員』がモントリオール国際映画祭で賞をとったときのエピソードが書かれている。これを読んでわたしはもう一度この映画を観ておきたくなってしまった。競馬には興味の無い人も、この部分だけは読んでも損にならないと思う。
著者プロフィール
浅田次郎の作品





