ネバーランド

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1294
感想 : 215
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087744637

感想・レビュー・書評

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  • ドラマのイメージが強かったが、原作と全く違うのだと読んでから知った。
    思春期特有の思いなどが混じり合っている。

  • あとがきで『トーマの心臓』が出て来るけど、たしかにそんな感じは有る。

    全編通して不穏な感じがあって、僕としては眉村卓とかのジュヴナイル小説っぽいとも思った。考えてみれば、恩田陸はデビュー作の『六番目の小夜子』からして、そういう作品だった。

    ただ、そういうベースが見え隠れしつつも、これは青春小説として面白く読めた。

  • 読み終えてタイトルが秀逸と感じた。
    表紙絵と内容のギャップは埋められなかったけど。

  • 寮に残った男の子たちの冬の間の出来事。
    それぞれに抱えた葛藤がうまく書かれていた。

  • 恩田陸っぽくないかな…。
    フツーに面白いんだけど。
    まだ、恩田陸になり切ってないというか。
    七月、八月に通じるものがあるなぁ。

  • 統と光浩の関係、おいしすぎる

  • 高校の寮での年末1週間で起こる出来事。4人の経験がすごく、いろんな展開が続く。こんな友情いいなぁと思わせる。

  • 高校の男子寮に年末年始に帰省せずに残った四人が、それぞれの生い立ちを夜な夜な告白していく。
    『学園もの』が好きな著者と違って私は苦手ジャンルなのだが、この作品は変に学生っぽくなくて抵抗なく読めた。
    登場人物たちの生い立ちがヘビーすぎるからだろうか。
    この年代特有のバカ騒ぎもしながら、7日間で交流と信頼を深めていく四人。
    かけがえのないキラキラした濃縮した時間が伝わってきた。
    ものすごく面白かったわけではないが、初めて読んだ恩田氏の作品。この方が書く日本語は気に入ったので、また別の作品も読んでみようと思う。
    2017/03

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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