天狗殺し 完四郎広目手控

  • 集英社 (2000年6月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784087744729

作品紹介・あらすじ

広目屋の藤岡屋由蔵のもとに居候する、香治完四郎の事件簿。東海道五十三次を京に上り、幕末の不安な政情の波をまともに受ける。坂本龍馬も同行する痛快無比の時代小説。

みんなの感想まとめ

幕末の不安定な時代を背景に、広目屋の香治完四郎がさまざまな事件を解決する姿を描いた連作短編集。物語は、井伊直弼が権勢を振るう京都を目指す一行の旅路を中心に展開し、道中で遭遇する化け物や魔物、さらには歴...

感想・レビュー・書評

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  • 完四郎広目手控シリーズ、2作目。連作短編集。

    時は井伊直弼が権勢を振っていた頃。尊皇攘夷の不穏な雰囲気が出始めていた京都を探りに、広目屋・完四郎一行は京都を目指す。お映ちゃんの予知通り、道中の東海道も含め、事件だらけ。化け物、魔物、果てはヤマトタケルノミコトにまで見立てた事件のからくりを完四郎が鮮やかに解決。尊皇攘夷が絡んだ謀略や、本格モノまであって、色々楽しめた。一行の道連れに坂本龍馬さんが出てくるところも楽しい。今後また出てくるところもあるかな?何かと暗くなりがちな時代だけれど、魯文たちの明るさがちょうどいい。

  • (収録作品)日本大曲り/鬼の面/はぐれ独楽/お岩怪談/斬魔剣/広芥屋異助/白魔王/竜の穴/首化粧/冥途案内/天狗殺し/白雪火事

  • 完四郎さんたちが京都へ行く。
    その道中にいろいろな出来事が。
    前回よりは楽しくなったかなぁ・・・。

  • 完四郎広目手控の第二弾です。今回は江戸のみに留まらず、東海道を経て京へ登ります。しかもその京へ向かう時の同行者はあの坂本竜馬。…といっても出番はほとんどないですが。 あいかわらず飄々としながらも鮮やかに謎を解き明かす完四郎と、こちらも相変わらずの調子のよさの魯文のペアがいい感じです。

    だんだんと幕末の殺伐とした感じが出てきて、やや暗い感じになりがちですが、お話は十分楽しめます。おすすめです。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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