水滸伝 1 曙光の章

  • 集英社 (2000年10月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784087744903

作品紹介・あらすじ

北宋末、中国。砂塵をまいて、泥河をこえて、英雄たちが奔る! 原典を読み込み大胆に再構築、中国古典英雄譚に新たな生命を吹き込んだ、21世紀に蘇る決定版「水滸伝」いよいよ登場!

感想・レビュー・書評

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  • 面白くなっていきそう。1巻目だから、色々なキャラクターが出てきて、自己紹介して、物語の種を蒔いた感じ。19巻もあるから、読み応え抜群で、これからが楽しみ。

    あと、私が年を取ったから楽しめる、というタイミングもあるんだろうな。モンテ・クリスト伯みたいに伏線回収の匂いがするので、今からがわくわくである。テレビドラマが始まる前に読み終えたい。

  • 号泣だった。それぞれの生き様に涙が出てきて仕方がない。「水滸伝」は中国でもいじられること無く、ほぼ原形を保った状態で語りそして描かれている。先日読んだものもそんな感じで面白味などまるで感じない。

    正直クライマックスは続編に来るような気もするのだが、やはりこの水滸伝はじわじわと近づいてくる禁軍最高の実力者の童貫との最終決戦であろう。

    「女を守れない男だといわれたくない」

    ような台詞を扈三娘に吐き己の命と引き換えに散った「林沖」やっぱり一番好きですね。6万の軍に包囲された林沖率いる黒騎兵の旗手であった郁保四と共に散る。

    この黒騎兵と遊撃隊の中には重要人物である史進、索超、馬麟、扈三娘、徐寧、そして楊令いた。戦の中心はこの騎馬隊になってくるので、それぞれに思い入れは強いが、北方水滸伝が他の作品と違うのはすべての登場人物がタイトルロールであってそれぞれにドラマがある。

    例えば軍の人選に当たっても細かな角度からそれぞれを眺め適材適所に振り分けられる。ただ指示がでてるのではなく、なぜかということまで書かれ読者を納得させてくれる。騎馬隊の華やかさに比べ歩兵の地味さはラグビーで言えばFWのように思える。彼らがいるから戦える。そんな思いを誰もが忘れず戦っているシーンはなんともいえない。本当に泣けるのだ、しかも人物に記憶がないと遡ってまた読んだりとそれを流して前に進むことの出来ない名作に感じる。

    武人の物語、文人の物語、女性の物語もあれば、凄いのは職人の物語もある。それぞれに命を懸けた壮大な物語です。男なら読め!といった感じです。まさに北方ワールドの集大成のように感じられます!

  • 初めての水滸伝。
    登場人物が多く、ついていけるか心配でしたが一気に読めました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「一気に読めました。 」
      昔、吉川英治の「水滸伝」を読んだ、それからは駒田信二訳を読んだのですが、また読みたくなってきたので次は北方水滸伝か...
      「一気に読めました。 」
      昔、吉川英治の「水滸伝」を読んだ、それからは駒田信二訳を読んだのですが、また読みたくなってきたので次は北方水滸伝かな。と思っています。
      2013/04/08
  • 【全19巻】
    元来「水滸伝」は三国志とは異なり史実ではないので、吉川英治版を始め怪力乱神のイメージが強かったが、この北方「水滸伝」では血の通った登場人物や美味しそうな食べ物によって、圧倒的な迫力が生まれた。
    読み出すと終了まであっという間。もちろん続編の「楊令伝」も読まずにはいられない。

  • 全19巻の1巻目を読み終えた、という事でのレビュー。(全巻読了後に
    改めてレビュー予定)ですので、“まだまだこれから”という感じです。
    素直に楽しみたいと思ったので、“北方水滸伝”に手を付けたのですが、登場人物の多さの割には、やはり読みやすいです。
    今後に期待です。

  • 北方謙三さんの小説は描写が上手く目の前にその光景が浮かんでくる。楊家将を読んだ後なので北宋の歴史が理解しやすい。かなり長編なので楽しみ!

  • 楊令伝と岳飛伝を読んでからの水滸伝だったので、噂のあの人がどうだったのか知ることができて面白い。

    王進がなぜ子午山に行くことになったのか?史進は最初から強かったのか?

    梁山泊はどのようにして起こったのか?

    替天行道がどのようにして生まれたのか?

    梁山泊は宋江と晁蓋を中心に回っていく。

  • 昔、漫画で水滸伝を読んだことがありますが
    気になって図書館で借りてみた
    評判の良い本だけあって読みやすかった
    内容はうろ覚えでしたが、小説の為
    細かい描写があって楽しかった
    次も借りてみようと思った

  • ずっと欲しかったシリーズです。役人の腐敗ぶり、無能ぶりがひどすぎる分、志士贔屓の目線で読み進めることができました。林冲、辛すぎます。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 全部で19巻もあるので読めるかなと手にとった第1巻。最初から引き込まれました。でも登場人物多すぎ!!

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00011175

  • 昔、横山光輝の漫画を少しだけ読んで、いつか読もうと思ってたけど、長いから手を出さずにいた。
    もっと早く読めばよかった。
    さくさく読める。
    やっぱり林冲に惹かれる。

  • 登場人物がやたら多くて複雑な話という先入観があって、今まで躊躇していたのだが、読み始めて全くそのような心配は不要であった。

    憂国の士が一人また一人と集まり出して徐々に大きなうねりとなって行く予兆が感じられて高揚感がある。

    梁山泊まではまだまだ遠い感じ。

  • 序奏からアツイです!そして濃い

  • 先に 楊令伝を読んでしまい、これは水滸伝から読まなければいけないと思い、禁断のシリーズに突入してしまった。

    先は長そうだ・・

    ただ、楊家将シリーズでは散っていく楊家の息子たちに味があったように、氏の小説は男とは、かくあるべきというメッセージがひしひしと伝わってくる。

  • 中国四代奇書「水滸伝」の北方版。原典に見られる妖術等あまりにも現実離れしている点や、時代背景の矛盾などを徹底的に排し、人物の成長から組織(梁山泊)の結成~官軍との闘争までを時系列に組み替えたことにより、大河ドラマのような重厚感を与えるストーリーに仕上がっている。
    また登場人物個人のエピソードなども北方謙三の独自の視点で追加し、梁山泊さらには官軍の傑物達を、より人間味に溢れた魅力的な人物に仕立て上げている。原典を尊重しながらも、抜群のセンスにより物語の取捨選択を繰り返すことで、北方謙三カラーが前面に出た、オリジナルに近い作品となっている。

    事務局 K.M


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000217358

  • 北方謙三氏の小説は初めて読んでみました。

    北方水滸伝の最初印象は、やたら巻数が多いなって感じでしたので読むのを躊躇ってました。

    吉川水滸伝や漫画など何種類か読んだ事があるし、中学生の頃には光栄のPCゲームの水滸伝も、夢中になって友達と遊んだものです。

    そのため予備知識をある程度持った状態での読み始めになりました。

    読み始めてから、直ぐ自分の知ってた内容と違うなと感じましたので、新鮮な感じがしました。

    宋江や盧俊儀、晁蓋などが早くに登場してきますし、他の水滸伝では地味な人物の安道全、白勝などが丁寧に描かれていて人間性にまで触れていて活き活きとしてます。

    巻数が多くなるのも納得です♪(´ε` )
    巻の前半は魯智深、後半は林冲が活躍するといった感じですかね。

    自分の好きな楊志は、まだ登場しませんでしたので、次の巻以降に期待したいと思います。

    水滸伝の後に楊令伝、岳飛伝と続くようなので、長い付き合いになりそうです。

    凄く面白い作品です( ´ ▽ ` )ノ

  • 何の前知識もなく読み始めたせいもあり、主人公が誰かわからなかった。
    忍耐力のない人は二巻にいけない気がする。

  • ハードボイルドだなー

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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