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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087745085
作品紹介・あらすじ
美人スキーインストラクターの安寿。得意なのはスキーだけではありません。リフトから男性が蒸発したり、ゲレンデに切断死体が転がる謎の事件を、鮮やかに解決! 白銀の季節に贈るミステリ連作。
感想・レビュー・書評
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八神村在中の探偵小説作家・矩巻濫太郎は、深刻なスランプにはまっていた。そこから脱出すべく始めたスキーにのめり込み、地元の村営スキー場で大鳥安寿から本格的に教わっていた。安寿は女子ダウンヒル・レーサーで全国大会優勝候補の能力の持ち主だが、それだけではなかった。まるで最初から全て解っていたかのように、彼女は事件を解決に導いていくのだ。
ある日、その日の最終リフトで頂上へ向かった客が到着しないという騒ぎが起きた。降り場の監視員は男の姿を目撃していないし、しかしリフト途中で落ちた形跡もない。騒ぎをよそに、八神村を拠点にしようとしている宗教団体の信者らは男――教団の幹部信者は空中浮遊に成功し、舞い降りてくると主張する。
そして確かに男は現われた――――息絶えた姿で。
男はどうやって消え、再び現われたのか。 『空中浮遊事件』
ほか、『屍体切断事件』、『吹雪山荘事件』、『白骨屍体事件』
計4作の短編集です。
・・・・・・・・なんだかとっても読みにくかった・・・(泣)。難しい文体ではないハズなのですが、スキー場のどの位置からどこへ移動した、などの場所の把握がうまく想像できなかったようです。巻頭数ページ目に八神村営スキー場の概略図を何度も何度も見返すハメに…。説明がすんなり頭に入っていかないのですね。文体が合わなかったということなのかな…残念。
探偵役である安寿というキャラクターにも、感情が入らなかった所為もあるかもしれません(矩巻先生や広川原署長は結構いい感じなのですが)。それというのも彼女には、一種の神秘性が与えられているからではないかと思われます。安寿=天使・・・超越したものとして存在させたかったんでしょうね。探偵小説における煩悶に対する作者の答えとして。
・・・・・・・気持ちとしては解るけど、読み手としては納得できないよ私は(げっそり)。
論理的展開は納得もいくし、問題ナシ。結構しっかりとしたミステリ小説です。天啓教というカルト宗教(某毒ガス事件の教団がモデル・・・でしょうね)が関わってくる所為か、宗教談義についても語られていて興味のある方には面白いかもしれませんね。あ、探偵小説談義もあります。クイーン派というのも難しいのですねぇ…。
最後にアドバイス。スキー場や雪山の話ばかりなので、作中はもちろん冬です。
寒いのが苦手な方は、冬場に読むのは避けたほうがイイですよー!(笑) 大雪警報発令中に読んだら、寒さが増幅すること請け合いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連作短編
スランプの作家がスキー場でインストラクターの女性と謎解き
笠井潔もこんな軽い話を書くのかと興味深い -
あるスキー場を取り巻く、危険な宗教団体残党
彼女は美人で実力のあるスキーヤーだが、事件
が起きた瞬間に真実が見渡せる探偵
罪な探偵
神?
少し面白いです -
救わない罰さない探偵のある姿としてとても感銘を受けました。
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