邪悪な花鳥風月

  • 集英社 (2001年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087745276

作品紹介・あらすじ

眼下に木造アパートが一棟見える都内のウィークリーマンションに滞在する〈私〉。101号室の大柄な三十女。上階の陰気な中年夫婦。いつしか〈私〉は、住人達を主人公に物語を紡ぎ始める…。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

現代のウィークリーマンションを舞台に、そこから見下ろす木造アパートの住人たちの物語が描かれています。短編としての形式を持ちながら、各エピソードは夢のような雰囲気で織り交ぜられ、男女の複雑な関係やトラウ...

感想・レビュー・書評

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  • この人の作品は面白いものとつまらないものの差が大き過ぎる。

  • 図書館で借りました。

     ホラー。現代。短編にも思える。
     元々短編作家。小説すばるに出したのを、少し変えてつなげたもの。
     短編を無理につなげたって感じは、否めない。
     ああっと思うほどの話しでもなく。
    「ぼっけぇきょうてぇ」ほどのインパクトはやはりない。
     狂っていく雰囲気は出ていると思うけれど。「月」になると、混濁気味。
     そして「月」がラストならば、無夜的には終章への筋が通るのに、なぜか綺麗に「花鳥風月」と題名を並べない。
     あっさりと読めるけれど、あんまり毒気がない。
     それがなんだか物足りない。

     ウィークリーマンションで一人で暮らす小説家(夫と子供あり・新居を得るための一時的引越し)はそこで若い担当三浦君を待つ。そうして作り上げられる短編は、そのマンションの近くのアパートの住人を元にしている……。

     邪悪というからには、もっと禍々しいものがいいかなと無夜は思う。

  • どこか夢を見る風情で描かれた、ウィークリーマンションから見下ろせる位置にあるアパートを題材にした作中作的な小説。
    何人ものトラウマを、男女の関係を、暗い夢のように語られる。エピソードで明かされた真実には背筋がぞっとした!

  • 面白っ!

  • 専業主婦が、医者の奥様で、賢い子供を持ち、理解のある義父母に可愛がられ・・・しかも作家デビューし、担当者と良い仲になりという設定で始まる。ウィークリーマンションに缶詰で次の作品を書く。その作品が、4作品になっている。しかし・・・そうゆうオチなのね〜
    '07.08.14読書完了

  • 実は1度読んだことがありました....(ーー;)今回は舞台が違います現代のどこにでもあるアパートの住人たちの物語。日常に潜む狂気をうまく表現されています。流石 僻地の魔術師(意味不明)最後のどんでんがえしはなかなかのものです

  • ザ・志麻子。って2冊目なのですが、昼ドラ+凶・狂って感じである意味最後まで読めば少し安心はできるもんだった。

  • 060504・借

  • 序章と終章にどんでん返しがまっている。雑誌の連載時とは違う展開。(2001.12.3)

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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