サイファイ・ムーン

梅原克文

• 集英社 (2001年9月26日発売)

感想・レビュー・書評

[クラムボンさんの感想 · 2014年12月12日]

冬人夏草 / 初出 小説すばる 2000年7月号
人麿異聞 / 初出 小説すばる 2000年11月号
胡蝶乱武 / 初出 小説すばる 2001年5月号
科幻月輪～サイファイ･ムーン / 初出 小説すばる 2001年8月号
アルジャーノンに菊の花を / 初出 小説すばる 1996年3月号
あとがき

装幀 河野治彦
印刷 凸版印刷
製本 加藤製本

[imoさんの感想 · 2013年9月16日]

月の満ち欠けが人体に影響するという理論を元にした少しゾクッとくる奇妙な話。
万葉集の話はほんとかな？
その辺り少し読みたくなった。

[titti0321さんの感想 · 2012年3月19日]

ホラーなのかSFなのか…月に関わり、不思議な力を持ってしまった男たちが主人公の連作小説。食わず嫌いで積んどいたが、読んで見たら案外スムースだった。

[tukattyanさんの感想 · 2011年11月30日]

サイ・ファイ論争の起源であり/////月と人の生き方を//////物語ったお伽噺的SF。満月は綺麗だ。

[koba-hiroさんの感想 · 2010年10月2日]

2010.10.02(土)PM 読破

[ささみさんの感想 · 2009年2月12日]

内容（「BOOK」データベースより）
闇に谺する異能者たちの宴。すべては、月が知っている!夜ごとに謎めく怪事件、めくるめくサイファイ・ホラーの万華鏡。あの『二重螺旋の悪魔』から8年、鬼才が仕掛ける初の中短編集。

各中短編がそれぞれリンクしている構成の作品です。それとは別に収録されている
「アルジャーノンに菊の花を」は分かりやすい怖さではないのですが、
読後に何ともいえない後味の悪さが残ります。

著者プロフィール

1960年富山県生まれ。1993年『二重螺旋の悪魔』でデビューし、各方面から絶賛を浴びる。続く第２作『ソリトンの悪魔』で第49回日本推理作家協会賞を受賞。その他の著書に『カムナビ』『サイファイ・ムーン』『心臓狩り』がある。

「2018年 『テュポーンの楽園 』 で使われていた紹介文から引用しています。」