スローグッドバイ

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 707
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087745849

作品紹介・あらすじ

ふたりでできたこと、できなかったこと。さよならから始まる恋人たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えた後に爽やかさが残る作品の多い10篇の恋愛短編集。
    作品の全てに石田衣良テイストがちりばめられています。
    ある作品に自己投影して少しセンチな気分なりました。
    恋愛をしてる人、恋愛をしたい人、恋愛に行き詰まっている人、
    恋愛をしたくない人、恋愛を終わらせた人・・・・・・
    読んでみてはいかがでしょう。

  • 題名とは違って『ハッピーエンド』の物語ばかり。
    しかも、恋愛小説の短編集だから読む人によっては、
    「そんな上手く行くわけないじゃん!!」
    と思うかも知れません。
    笑。

    でも、僕がこの小説から感じたのは恋愛どうこうよりも、
    『パートナーを信じる心が大事だな。』
    って事。
    恋人であれ、仕事仲間であれね。
    そしたら案外、ハッピーエンドが待ってるのかな?なんて思わせてくれる物語ばかりでした。

    そんな中、
    最後の物語『スローグッドバイ』だけは別の感情に。
    と言うのも、主人公と僕のあだ名が一緒。
    しかも、物語の舞台は僕が遊んでた横浜(中華街、元町、山下公園)、すべての風景がフラッシュバック。
    読んでて昔の自分と重なって、、、色んな気持ちになりました。
    てか、コレを書いてる今もまだ落ち着きが取り戻せてないンですけとね。(^_^;)
    それにしても、この本の中で唯一の『失恋の物語』に一番感情移入してしまう事になるとは。

    まぁ、なんせハッピーエンドな大人の恋愛小説が読みたい方にはオススメです♪

  • う~ん、私にはあわないのかなあ

  • 石田衣良はいいねぇ。
    大人(主に20代)の恋愛小説かなぁと思う。
    自分にはまだ敷居が高いけど、こんな恋愛ができれば
    いいなぁーと思ったりする。

  • ふたりでできたこと、できなかったこと。さよならから始まる恋人たちの物語。

    ------------------------

    選書を間違えた……、こんなに恋愛モノだったなんて。そして、短篇集だったなんて。 表紙のシンプルさと、写真のグラスと、石田さんが好きらしい知人がいたから借りたのだが。選書を誤った。
    悪くはないんだけど、恋愛小説は読むに向かない。

  • 初めての石田衣良
    この本を読む読者に作者が勝手に作った条件は3つ
    1.できれば空腹時を避けて、毎晩ベットに持ち込む
    2.眠る前に、一粒か二粒ずつ、ゆっくりと服用する
    3.ウィークデイの5日間で読み終えたら、週末は元気にデートにでかける

    ・・・・全部やぶってごめんなさい!笑
    できれば巻末じゃなくて巻頭に書いてください、そういうことは笑

    読み終わってみると、確かに上の条件で読んだら
    もっと素敵に感じられるかもしれません

    短編集の中で、表題でもあるスローグッドバイは、個人的にはそんなのやだーって感じ。
    というなんとまあ、感想とも言えないようなしょうもない感想を持ってしまった笑
    さよならデートとは、最後に思い出の場所とかに行って、綺麗にさよならするデート。
    そんなの余計に未練になりそうなので、わたしはやだなー

  • 10の恋愛短編集。著者には初の恋愛短編集だそうです。恋人を失ったのに泣けない女の子や、ひと夏の熱い恋を経験した僕、ネットで自分を醜いアヒルの子という女性との出会い。ネット上で「ローマの休日をしよう」と書き込んだ女性は・・・。そして、表題作の別れた2人がたどる最期のデート。どれも、キュンと胸があったかくなる恋愛たち。きっと誰もが経験したことのある恋愛のあったかさや、寂しさや、なんだかわかんない不安とかそういったものが詰め込まれてる作品でした。好きだったのは「ローマンホリデイ」。ネットで知り合った女性に夏休みの初日にヴェスパを用意して会うことにきめた瑞樹があった相手は・・・。その彼女が別れ際に瑞樹の手をそっと握る。その夜のメールがまた素敵。私も「手」が大好きなので、すごく彼女の気持ちがわかって、うれしかった。どの作品も劇的な場面はないけれど、それが胸にしみてすごくいい!良かったです。

  • 10篇の恋愛短編集。
    どことなくもの悲しいけど
    さわやかな読後感。
    「ローマンホリディ」が好きです。

  • 恋愛短編集。
    「泣かない」と「スローグッドバイ」が特によかったね。

  • 「涙を流さなくちゃ、始まらないこともあるんだよ」

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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