水滸伝 8 青龍の章

  • 集英社 (2002年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784087746068

作品紹介・あらすじ

梁山泊殲滅を目指し、祝家荘で準備を進める官軍。新しく梁山泊に加わった猟師の解珍、解宝父子は祝家荘に潜入する。そして宋江を総大将とする梁山泊軍の進撃が始まった! 渾身の英雄譚、佳境へ。

みんなの感想まとめ

壮大な物語が展開する中、梁山泊軍が大きな敵に立ち向かう姿が描かれています。新たに加わった猟師の解珍と解宝父子は、官軍との戦いに挑む中で、各キャラクターの生き様や思いが交錯し、感情を揺さぶります。特に、...

感想・レビュー・書評

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  • 地方の小さな動きから、いよいよ大きな相手と対峙することになった梁山泊、志に命をかける戦いが始まる、、
    自らの思いを押さえてしまっていないか、やりたいことをやり切っているのか、、そう、思いのままに動き出せ!

  • ここが1番熱かった。総力戦の熱戦だから当然か。楽和が歌いながらのシーンはゴッドファーザー3のマイケル暗殺のドタバタを彷彿とさせる。李応が男として暴れるシーンはジョーカーの様に。全てのシーンが鮮やかすぎる。林冲は罠と思うけどなぁ。

    あとめちゃくちゃ個人的な意見だが、安道全が自分の中ではバウアーにしか見えない。
    出てきた時から思ってた。あのこだわり方と偏屈さがDeNAのバウアーの姿と重なった。本当に個人的な意見です。

  • 号泣だった。それぞれの生き様に涙が出てきて仕方がない。「水滸伝」は中国でもいじられること無く、ほぼ原形を保った状態で語りそして描かれている。先日読んだものもそんな感じで面白味などまるで感じない。

    正直クライマックスは続編に来るような気もするのだが、やはりこの水滸伝はじわじわと近づいてくる禁軍最高の実力者の童貫との最終決戦であろう。

    「女を守れない男だといわれたくない」

    ような台詞を扈三娘に吐き己の命と引き換えに散った「林沖」やっぱり一番好きですね。6万の軍に包囲された林沖率いる黒騎兵の旗手であった郁保四と共に散る。

    この黒騎兵と遊撃隊の中には重要人物である史進、索超、馬麟、扈三娘、徐寧、そして楊令いた。戦の中心はこの騎馬隊になってくるので、それぞれに思い入れは強いが、北方水滸伝が他の作品と違うのはすべての登場人物がタイトルロールであってそれぞれにドラマがある。

    例えば軍の人選に当たっても細かな角度からそれぞれを眺め適材適所に振り分けられる。ただ指示がでてるのではなく、なぜかということまで書かれ読者を納得させてくれる。騎馬隊の華やかさに比べ歩兵の地味さはラグビーで言えばFWのように思える。彼らがいるから戦える。そんな思いを誰もが忘れず戦っているシーンはなんともいえない。本当に泣けるのだ、しかも人物に記憶がないと遡ってまた読んだりとそれを流して前に進むことの出来ない名作に感じる。

    武人の物語、文人の物語、女性の物語もあれば、凄いのは職人の物語もある。それぞれに命を懸けた壮大な物語です。男なら読め!といった感じです。まさに北方ワールドの集大成のように感じられます!

  • 人の上に立つ者が抱える煩悶に共感して読みました。個人としての心がすごく大切にされていて、巻ごとにテーマを変えて表現されていると、改めて感じました。

  • 個人的には、キャラが立っている扈三娘がこれからどのようにして味方になるのか?や顧大嫂がどのようにして梁山泊で役割を得ていくのかに興味深々。

    呉用や公孫勝のようなシリアスキャラだけでなく、その上に立つ晁蓋や宋江の気楽さが読み手もホッと息をつける。

    梁山泊は祝家荘を攻めるのに苦労していたが、独竜岡の漁師の解親子や孫立、李家荘を味方につけて、犠牲を出しつつも祝家荘を落とすことに成功する。

    李応の暗殺を狙っていた王和は李逵にあっけなくやられた。

    聞煥章の策略で馬桂を殺されたと思い込んだ李富が覚醒し、今後は厄介な存在になりそう。

  • 壮絶な戦いだった。
    王和を倒すシーンは胸が熱くなったが、林冲の先が不安。

  • 二回目 漢達の物語 漢同士の絆 信頼 憧れる 

  • 図書館で借りた。
    乗ってきた。

  • 独竜岡での闘い、駆け引き、人の志の在り方。

  • 第8巻読了
    祝家荘での戦い、またこの戦いで多くの仲間が死んだ。
    まだ半ばだというのに、決戦まで生き残ってもらいたいものだが・・・
    その代わり新しく解珍・解宝の親子、そして扈三娘の登場。
    そして、多くの犠牲を払いながらも勝利を収める。
    9巻へ続く

  • 解珍・解宝父子は、祝家荘に大量の兵が入っていることに気づく。官軍が梁山泊の喉元に、巨大な軍事拠点を作ろうとしていたのだった。宋江、呉用らはそれを阻止しようとするが、堅固な守りと、張りめぐらされた罠によって攻め切ることができない。勝利を確信した官軍に対し、梁山泊軍が繰り出した秘策とは。最初の総力戦が、いま幕を開けようとしていた。
    北方水滸、緊迫の第八巻。

  • 祝家荘の戦いで、梁山泊に思わぬ援軍が登場!
    猟師の解珍・解宝父子、李家荘の李応、青州軍の孫立とその一族。
    梁山泊にとって初めての苦しい総力戦の行方は?
    一丈青・扈三娘も登場し、彼女の存在が戦況を左右する。
    そして林冲には青蓮寺の陰謀が迫る・・・、妻・張藍は生きているのか!?

    読んでいて溜飲が下がる場面がありましたが、それがとんでもないバケモノを生み出してしまいましたねw
    しかし官軍がいつも梁山泊に敗れるのは、彼らの大義が想定外の味方を生み出すからでしょう。

    ニン、トン♪

  • 泰明いいなぁ〜。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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