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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784087746075
作品紹介・あらすじ
最後の勘定奉行として、幕末に行財政改革、アメリカとの対等交渉を断行、更に郡県制など明治の新制度を構想しながら新政府によって斬首された異才。その先見性と悲劇の生涯を描く、著者渾身の歴史長編。
感想・レビュー・書評
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どこまでが事実でどこまでが創作か分からんけど、情景が目に浮かぶような描写と登場人物のセリフが秀逸で一気に読み終えた。小説にもかかわらず、途中、史実に関する著者のコメントが入ってくるのも面白い。「青天を衝け」など、最近少しづつ注目されつつあるけど、小栗忠順はもっと評価されるべき人物。
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徳川への忠節を誓った幕臣視点…、思えば今まで新撰組や志士たちのものばかりで、ちゃんと読んだことがなかったかも。
群馬ゆかりの偉人ということで群馬の者として気になっていました。
読んでよかったです。
凄い人がいたものだ…先見の明とはこのことかしら。
維新の年表を見てみたら本当に彼の案が並んでいるから鳥肌が立ちました。
名前はよく目にしていたのになぜもっと早くに手を出さなかったのかと悔やみました
。
しかしまあ、出会うタイミングも読書の醍醐味ですね。
私には慶喜公のようなところがあるので、喝を入れられた気分でした。筋の通った人はかっこいいなぁ。
久しぶりに幕末に触れて、以前よりよく見えてくるのも面白くて…、やっぱり歴史はやめられない。
『民が政治なんか気にしなくて良いのが本当の政治』という考えにはなるほどと思いました。そうであってほしい…。
歴史モノって一民衆として見てしまう。
上州と江戸との関係も、方言や気質など切っても切れない縁・ルーツのようなものを自分も感じており、「わかる〜!」と頷きながら読んでおりました。(笑)
あとがきの、
『自分の立場や条件によって、「自分は小栗上野介をこうみている」という見方は、すべての人に許され、そしてそれは正しい。』
という言葉には勇気を頂きました。
童門先生が学生時代の歴史の先生だったら楽しかっただろうなぁ…。 -
大前学長が「一番尊敬している日本人」と言うくらいなので、ドルとの交換比率交渉について、もう少し詳しく書いた本を読みたいなぁ。
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最後にはもどかしくて悔しくて泣きました。
著者プロフィール
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