ハミザベス

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 147
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746297

感想・レビュー・書評

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  • 栗田さんの話は読みやすくて面白い。突拍子もない設定が平凡な生活の中に入ってきて、しかも普通を装うかのようなさり気なさ。思わず笑ってしまうけど、物語の中の登場人物たちは至極真面目だ。私の勝手なイメージだが、作者の栗田さんはポーカーフェイスで、皆が驚く事をしたりするんじゃなかろうか(笑)
    この本は「ハミザベス」と「豆姉妹」の二作からなり、どちらも主人公がこれからの人生をどう生きたら良いのかな~と思う答えをなんとなく掴むような話。ハミザベスって何の事だろうと思っていたけれど、そこかー!と笑ってしまった。

  • なんかやっちゃいたいなあー…なにができるのかとか考えるのもいいけど、とりあえずやってみたことってもう既に自分にできることなんだよね。

  • 友だちに勧められて読みました。

    ハミザベスと同じく収録されていた豆姉妹のお話しがおもしろかった。
    行間をあけることなく次の行で突然場面がふっと変わる箇所がところどころあって、その書き方がなんだかふいをつかれた感じがして私はとても好きでした。

  • やはり独特の世界観!文章観!
    強烈なイメージはないけど、じんわりと登場人物や風景が自分の中で動き回る感じでした。

  • 14/7/17

    亡くなったと思っていた父親からの遺産でマンションとハムスターを受けとったまひる。
    優しい幼馴染と更年期障害の母親と、生前父親が同居していた女性。

    なにも大きな出来事は起こらないし、大きな変化もない。
    オテルモルが大好きだからそんな空気感を求めていたけど、少し薄かったかなぁ。

    一緒に入っていた『豆姉妹』の方が濃かったし、楽しかった。

  • 会話劇だ。
    なんとなく、藤野千夜を彷彿とするかんじ。千野帽子『文藝ガーリッシュ』で気になったので。

  • グダグダしてる更年期の母さんとの2人暮らし。
    そこへ別れた父さんから、立派なマンションの遺産と
    +ハムスターを引き継ぐ。
    主人公の女の子のゆる~い現代的自立ストーリーかな。
    が、文体が軽妙なのがいい。

  • 不思議な雰囲気だねー。
    短編2編です。ハミザベスと豆姉妹。
    会話が連なってるところがいいね。
    物語のポイントが現実にはありえないことだから現実ぽくなくかんじるけど、
    ありえないけど、ありえなくもないのかもしれない、そういうこともあるのかもしれない。とだんだん思えてくる。
    全体的にほの暗い印象。
    きらいではないけども。

  • テーマは?自立?ルーツ探し?全く中途半端で分からず。。

    落ちもなく。。最後にいきなり変わる主人公の性格。。あれはなに?幼馴染と良い感じと思いきや、体の秘密が出てきたり。。

    出生の秘密が出てきたり。。。本当に分けが分からず終わりました。

    もうひとつの「豆姉妹」</色>は、いくらか読めました。(偉そうに)

    しかし。。。唐突にアフロヘアにする主人公。辛い目にあうのに。
    若い時期独特の自虐行為?何も考えずに何かが変わるかとやってみる。みたいな。。


    読後のあのすっきりしない感じ。。。。好き好きだとは思うのですが。。。。この本、25回すばる文学賞です。

  • ちょっと現実離れした日常が、淡々と描かれている。会話の書き方が一辺倒で、時々誰と誰が話しているのかわからなくなるとこが、ちょっと残念。

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著者プロフィール

直木賞を受賞した恋愛文学の旗手から、早熟の天才少女作家まで。いま、もっとも切実な恋を描く6人の女性。

「2008年 『コイノカオリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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