リドル・ロマンス 迷宮浪漫

  • 集英社 (2003年3月5日発売)
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087746334

感想・レビュー・書評

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  • 2021.12.18 図書館

  • 謎の魔法使いとでも言うのだろうか。どんな望みでもかなえると言うハーレクインを名乗る黒衣の男の謎解き短編集。人の心がテーマの話も多く、分類するならサイコミステリーだろうか。中には過去に戻って、あの時こうしていればを追体験するというSF的なお話もある。ジャンルをこれと決め付けるのは難しい。どの話も共通するのはすっきりしたハッピーエンドで終わらないということ。どちらかと言えばバッドエンドな話も多くて、爽やかな読後感とは行かない。物語全体に漂う雰囲気が暗くて、つかみ所のない感じがした。
    ただ最後の解説は秀逸。建築探偵とハーレクインの対決ってどんな感じなのだろう。残念ながら建築探偵は未読なので、想像もできない。

  • すごく単純に面白かった。
    深夜ドラマにありそうな話。
    こういうミステリーもありなのかと思わされました。トリックどうこうよりも話として楽しめました。
    恋愛観がとても偏ってますが、読む立場としてはこのくらいの方が面白い。

  • 2004.8.3

  • 短編で読みやすい

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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