瑠璃の海

  • 集英社 (2003年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784087746624

作品紹介・あらすじ

バス事故で夫を失った30代半ばの萌、娘を失った作家・遊作。突然の悲劇に結びつけられた二人は、運命に翻弄されるまま、絶望の果てにたどりつく。究極の愛を描く、大人の恋愛長編。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わっての感想は一言、嫌いという事。
    この物語の主人公の女性も好きでないし、いつもの恋愛に酔ったストーリーも好きじゃない。
    ラストも好きじゃない。

    主人公はバス事故で夫を亡くした女性。
    彼女は遺族の会で作家の男性と出会い、愛し合うようになる。
    夫の葬式で不自然なくらい泣いている女性を見て主人公は夫が彼女と不倫をしていたのでは?と思う。
    それと別に作家男性との関係は順調に続いて、やがて二人で心中をはかるまでになる。

    ざっと書けばあらすじはこんな感じ。
    ラストは失楽園を彷彿とさせるものだった。
    私は失楽園も嫌い。
    そして何といっても主人公女性が嫌だった。
    夫の不倫を疑い、その蟠りが性欲となり、昔自分に気があった男性を誘う。
    作家男性との恋愛に溺れ、仕事などどうでもよくなり無責任に辞めてしまう。
    挙句の果てに心中・・・。

    二人の文書のやりとりは見ていてこちらが恥ずかしくなるくらいだった。
    ただ、文章では読ませてくれている。
    現実的な私にはただただしらける話だった。

  • 小池さんの小説は好きですがこの本は途中で読むのをやめようかと思いました。女性、男性の違いはありますが、主人公に共感できなかった。
    でも、大事な人を失った喪失感でこのように共感したりすることもあるのかも。

  • 渡辺淳一の「失楽園」を思い出した。遊作が小説を書けず虚無になっていくのは理解できたが萌まで「幸せなのに2人だけの殻に篭り堕ちてゆく」のが理解できず。たぶん若い頃に読んでいたらうっとりしていたかもしれないけど(笑) 恋愛至上主義の人向けの本。

  • 途中までは引き込まれてたけど、ラストはなぜそうなるのか。。

    自殺を美化するのは嫌だ。

  • 恋に落ちるのはわかりますが、最後どうしてそうなるのか納得できん!文章は美しいです。

  • なんていうか死ぬ前ってこうじゃないと思うよ…



    あと無駄に二人がしゃべりすぎ

    二人のやりとりが現実味なさすぎて不愉快だった

  • うーーーーん・・・私の好みではないな。

    手に取った時は、この分厚さに期待があったのに。

    濡れ場の描写が生々しすぎる。

  • 一時小池真理子さんの本が好きで、何冊か恋愛小説を持っています。
    こちらもそうなのですが、すごく重い内容です(^_^;)
    皮肉にも不幸な状況の中で、絶対会うはずのなかった男女が出会い、互いの傷を埋めようとするかのような恋愛と呼ぶには軽すぎて…というものです。
    この本のタイトルから私のハンドルネームが生まれましたが、今ではただの「瑠璃の海」として、自分にぴったりなお気に入りの名前になりました(笑)

  • こういうのは恋愛小説っていうんだろうな。

    途中といっても半分以上過ぎたところでほんの数ページホラーに変わりそうな場面があり、まさかここから方向が変わるわけはないよなあと思っていたら、無事もとにもどった。

    恋愛小説って、なんとなくこんな終わり方が多いと、個人的には思う。

    でも、真実っぽくないといつも感じる。

  • うーん…。期待したよりは…。

  • 2012/01/06 読了

  • 始まりは割と好きな感じだったけど、
    なんか感情移入全く出来ず。。。

    失楽園??

  • 2009.09
    前半は面白いけれど、後半はイマイチ。なぜそういうオチになるかなぁ。

  • 05.09.09読了。園田萌は夫を夜行バスの事故で亡くす。文筆業の石渡遊作も、一人娘を同じ夜行バス事故で亡くす。被害者、遺族の会で二人は出会い燃えるような恋に落ちる。萌は仕事を辞め、遊作も書きかけのポルノの仕事をかたずけ二人は自分の身の回りをきれいにする。二人で最後の旅に出、二人で瑠璃色の海に身を委ねた。

  • バス事故の遺族
    マスコミによるプライバシーの侵害
    心中

  • グルメと旅雑誌の観点から読めば面白いかもしれないけど、それ以外は萌と遊作以外の人物があまり描けてないせいか、将来への希望もなく引きこもった性愛の世界に引きずり込まれてしまった男女の不幸というイメージしかわかない作品。読んでいて後味の悪さは否めない。
    バス事故の補償問題の取り扱い方も、作品に少しばかりの社会性を感じさせる程度。
    同じ恋愛ものなら「燃え尽きるまで」の主人公の前向きな結末の方が、好感がもてる。

  • その果てをどうするかはその人しだい

  • エンディングに色々な批判がある作品ですが、私は胸を打たれました。私も最後はこうするだろう。

  • う〜ん、私には理解できない世界。理解出来たら幸せなのかなぁ・・・。

  • こんなにも幸福な死もあるんだなと感じる作品でした。バス事故で娘を亡くした男と夫を亡くした女が次第に惹かれていくというストーリー。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小池真理子の作品

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