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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784087746709
作品紹介・あらすじ
秋田のマタギ親睦会で、クマ狩りを疑問視する発言をし波紋を呼んだ女性編集者。山は半分殺してちょうどいい…。動物写真家の言葉をきっかけに、マタギ取材に乗り出すが。自然と人間のあり方を問う意欲作。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
自然と人間の共生について深く考えさせられる作品で、マタギの生きざまを通じて動物愛護と人間の生活の在り方を問い直しています。著者は、熊狩りを疑問視する女性編集者の視点から、伝統的な猟師たちとの対話を通じ...
感想・レビュー・書評
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山形県との県境に近い新潟県の熊田の村でマタギとして熊狩をする猟師の生きざまをライターの佐藤美佐子が追いかける。「今の時代、クマを食べる必要性があるのか」とマタギの滝沢に詰め寄る。動物愛護と自然保護、山深い猟師として生きてきた歴史を美佐子は、春の熊狩に参加することにより理解を深め歩み寄る。「山は半分殺して(のして)ちょうどいい」ある程度、人が手を入れ山の恵みを利用しながら暮らす、そこに相剋の理念を感じられた。里に降りてきた熊を殺処分だけではなく奥山放獣による人と熊の住み分け共生の必要性も感じた。
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20151204 動物愛護と人間の生活、共生を目指すためにも解決しないといけない課題に取り組んでいる。結果は読者に引き継がれるのだと思うが、このテーマについて今後も掘り下げてもらいたい。
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マタギをテーマにした小説。
「自然観」を広い観点から問い直してると思います。
これは読んでよかった。自分の中でのいろんな疑問も、答えは出ないけれど、問いかけはあった。
シリーズの他の本も読みます。 -
(前略)目的がいつか達成されたとして、その後、我々はどこに向かうんでしょうかね。すべての動物たちと仲良く暮らす心穏やかな未来ですか? 葛藤も相克もない、愛に溢れた自然との共生ですか? 僕はそんな世界は面白くもなんともないな
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・タイトルに違わず狩猟と野生動物保護の相克を描く一冊。全く別の所から発生した2つの概念がうまく折り合えるわけもないんだけれども、ところどころ示唆に富んだ指摘を見せつつ上手に書いてると思う。きっと作者は狩猟に肯定的なんだと思う。そもそも狩猟イコール野生動物の減少・絶滅って単純な二軸的な捉え方ってどうなんだろうと考えさせられた。「邂逅の森」の世界を引き継ぐ続編でもある。
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「邂逅の森」の続編のつもりで
読み始めたので
初め あれっ と思ってしまったけれど
ものの 20ページもしないうちに
しっかり 本の中に連れて行ってもらった
今日一日 予定を入れなくて良かった
と つくづく思わせてもらえた一冊
マタギ 自然保護 雑誌
の 三題噺 としても おもしろいかな -
これで熊谷達也の、なんとかの森シリーズ3冊を読み終えた。感想を書くと「くそ!最初にこの本を、いやぁ、まだ読んでないウエインカムイのなんとかという本を先に読まねばだみだこりゃ」です。みなさまもお気をつけ下さい。但し、この本は面白いのでそういう順番の達成が無理な方はいますぐ読んでみれば? すまんこってす。
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クマを狩ることの是非を巡る記事を書くことになった女性編集者が、マタギの里と関わるうちに当初の否定的な立場から肯定的な立場へと心変わりしていく話。
クライマックスでは主人公の女性が実際に巻狩りに同行し、そこでちょっとハプニングがあったので、ページ数残り少ないのにここから対決に移行?とちょっと驚いたらそんなこともなかった。
全体的には面白かった。 -
東北などを舞台とした作品です。
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河北新聞の連載小説。
とびとびにしか読んでない。 -
邂逅の森」で惚れた熊谷達也さんの「森」を
表題に含んだシリーズなんだけど、やっぱり
考えさせられる事が多い・・・このお話は現代
なんだけど話の中で出てくるマタギの言葉
「山は半分殺(の)してちょうどいい」
の意味ってかなり深いところにあると思う・・
それは小説とかで伝えるのは大変な事なんだろうけど
頑張って書いてると思います・・
「エコ」だの「自然回帰」だの「共生」だのと
流行語のように飛び交ってるけど、なんかもう
その時点で目線が人間のが上だもんなぁ??
登場人物の中で女性の研究者がこう言ってた・・
“人間が狩猟によって動物をとってもびくとも
しないだけの豊かな自然の実現。これが私の理想”
うーむ・・・ホントはそうじゃなきゃねぇ・・
結局はマクロな視点はなかなか持ち難いもんだな〜?
というのが実感・・「狩猟」という人間本来の
生存方法から学ぶものは多いかも?
これを読むなら「邂逅の森」から読むことを
お勧めします・・現代人にとっては小難しい事
無しで色々と考えたり知ったり出来る良い本ですよ〜! -
2/23借 2/26通読 著者の森の3部作第1弾 実は先に第2弾である「邂逅の森」を読んでいたのだけれど、基本違う話です。 リンクはあるけれど。 タイトルにもあるようにテーマは「相克」何と何かは本編をどうぞ。自分の考えがチョット変わります(影響されすぎ?) しかしこのシリーズ良いです。 読んでるうちに引き込まれて時間忘れてました。 次はシリーズ第3弾「氷結の森」いきます♪
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「山は半分殺してちょうどいい」
現代的な背景と共にマタギの世界を感じられる。山から得るだけではない世界。
邂逅の森と合わせて読んで欲しい1冊です。 との -
邂逅の森との関連やマタギの自然観、近年の自然保護への批判など、もりだくさんでその中にアクションシーンが「はめ込まれた」感が若干あった。<br>同様のテーマでルポを書いて欲しい。
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人の命、動物の命、山の命。これらはそれぞれにちゃんとした意味があって、それぞれの生き方がある。その中で真剣に生きている人々の姿に感動した。また、マタギ達の個性や団結力にも魅了された。生きる上で必要なことを学べたと思います。
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邂逅の森の主人公の曾孫が二人!
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「邂逅の森」と対をなす熊谷ワールド。
「山は半分殺してちょうどいい」この狩猟民族に伝わる哲学と現代の日本の抱える現実の相克に対して、ラストシーンで作者が暗示した解答は、せつなくもありまた愛おしいものでもある、と感じた。
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