ジャージの二人

著者 :
  • 集英社
3.42
  • (38)
  • (70)
  • (170)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 468
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746778

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ゆるいなぁー。それぞれ実は深刻な問題を抱えてるのにそんな雰囲気を微塵も感じない。何かおっきい出来事もないし、ジャージの二人(時々三人)の非常にゆるーい避暑地のお話。長嶋有は読むの2冊目だけど、まだ全然掴めない。他にも読んでみよう。2011/506

  • ゆるーい世界。なんだかホッとする。

  • いい意味で、抜けてるかんじ。
    会話とか、かみ合ってるような、合ってないような。
    映画が観たいんだけど、近所のレンタル屋さんにおいてないんだよね。

  • たんたんと描かれていて波のない作品でした。でも嫌いじゃないんだな、と思わされるから不思議。

    当たり前の動作が当たり前だけど丁寧に表現されてるところが、好き。

  • 『和小学校』。
    あなたはこれを何て読みますか?

  • 〈内容〉標高1100メートルの山荘にて、父と息子のアンチ・スローライフな日々が始まる。「猛スピードで母は」で芥川賞を受賞した著者が、「低スピード」な父との関係をジャジーに描く。

  • 何か特別なことが起こるわけでもなく、夏の間、淡々と別荘で父親と暮らす話。

    カメラマンをやっている父親と仕事を辞めてプラプラしながら小説家を目指す主人公の、携帯電話の電波も入らない山のなかの別荘地での暮らしっぷりに和まされる。
    そこでは家族愛や社会への不満が描かれることもなく、男二人が古着の小学校ジャージを着てなんとなくはしゃいだりする生活がある。

    本当に淡々と話は進んでいくのだけれど、そのなかで自然に登場人物たちのことが語られていくのが気持ちよかった。
    父親の奥さんは3人目(!)だったり、主人公の奥さんは不倫に燃えていたり(!)、その不倫な恋に破れたり(!)と、なんだかすごくおもしろかった。

    色んなことがあったり、色んなことを思うけど、そのすべてが日々の生活のなかで淡々と消化されてくあたりがリアリティなのだなと感心した。

    和小学校。

    (なんとなく著者は女性だと思っていた。男性だった)

  • 遠山さんいいキャラ。

  • 父と息子、ともに暑さから逃れるため、ついでに日常からも逃避すべくむかったのは
    群馬にある別荘といったら聞こえはいいがボロ家だった。

    二人でジャージを着て過ごす自堕落な日々、そうしてお互い自分の妻とは、うまくいっていない。

    細かいなあーって感じ。
    車に乗ってて飲み物おく入れ物が壊れちゃったから僕が運転する父の分も持ってるとか
    和小学校をなんて読むかをずっと引きずってるとか

    細かいのう。のんびりしていてよいよい)^o^(

  • いつだったかDVDで映像化されたのを観ていたので、父と僕の会話と人柄が堺雅人と鮎川誠を強烈にイメージした。読んでいてシーンや雰囲気が思い浮かんできました。その二人しかあり得ないほど役にハマっていた。
    ところどころにきらっとひかる一行があります。

全125件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長嶋有の作品

ツイートする