ジャージの二人

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 468
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746778

感想・レビュー・書評

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  • 親子の淡々とした会話が良い。
    物語としては特に何かを残すわけじゃないけれど、何も考えたくないとき、誰かにそっと触れたいときに読むと落ち着く。

  • 映画化原作本

  • 細かい描写とか、セリフの意味の持たせ方が素敵。

  • きっと熱心なファンがいるんだろうけど、軽く手にとって読んでみても、十分楽しめる。

  • なんなんでしょう?
    私にはよく分かりませんでした。

  • 軽井沢などを舞台とした作品です。

  • 妻ともうまくいかず、仕事もその為にやけになって辞めちゃって実父の別荘(山荘のようなもの)で父と二人で過ごす夏の日々の話。

    パラレルの主人公と同一人物かも。妻は不倫していて、結局不倫相手が遊びでうまくいかなかったみたいけど、不倫したという事実をどうしても許せない。話のはしばしに散らばる妻への消せない恨み辛みが情けない感じに描写されている。「パラレル」でも思ったけど、この本でも恋愛に関しては男の人の方がねちねちしているのかなって思った。

    それでも世間一般の父親よりいいかげんっぽい父(実際に2回離婚して、今は3回目の結婚をしている)とのやり取りや、別荘での日常生活の描写が良い感じにおもしろく、話の重みを中和している。話の舞台が自然の中でなければもっともっと重くて読みすすめにくい話だったかも。

  • 夜中に友人のとりとめのないはなしを聞いているような、どんな返事も求めていないだろうし、わたしもただ、ふうん、と打つだけの間延びした会話のような、山荘にこもる二人の怠惰な夏休み。しかし夢で続きをみてしまったり、ある日なんとなく思い出したり、残るものがある。うやむやにしているのはジャージのわたしかもしれない。

  • ゆるかった。何も始まらず何も終わらない。淡々としてる。特に何かを変えたいと思ってないんだろうな。そういう人もいるってことです。たゆたゆと人生を過ごす。

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著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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