- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087746891
感想・レビュー・書評
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2012.12.10恋愛短編集。
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愛に形はないよね。
30代にしか分からない。
40代になったら、青いなあと感じるんだろうなぁ。 -
30代の男女の恋愛を描いた、短編小説10編。
あまり劇的でない、普通の恋愛、男性目線・女性目線、どちらの話もあって面白かった。
本を読む雑学に強い男の人は好きだけど、カフェでグレープジュースはちょっとな・・・と、なんだかどうでもいいところが印象に残ってしまいました。 -
名前だけは知ってたけど初めて読んだ作家さん
読みやすく、良かった!!
動物を飼っている私としては
最初の『ふたりの名前』が良かった…
同棲しているカップルが万が一別れた時の事を考え
自分の所有してるモノにお互いの名前を書いてるが
そんなところに1匹の子猫ちゃんが…\(◎o◎)/ -
30代の女性を主人公にした
10篇の短編集。
それぞれ 読み終わるたびに
すっきりした気分になりました。
最初の「ふたりの名前」…
泣きました。 -
10篇の短編集で、全て30代の大人の女性の恋のお話です。
忘れかけていた、又は諦めていた新鮮なときめきや揺らぎを日常的な場面で描いています。
既婚であろうが未婚であろうが、子どもがいようがいまいが30代は30代。
30代になってから読むと、また違った共感や発見があるのかなと思うと歳を取るのも悪くないなと思いました。 -
あとがきを読んで,納得。だれにも,恋愛経験を聞けば,一つや二つ,その人にとってのドラマを隠し持っている。
一つ一つの短編は,30代女性に焦点化されていて,共感できる部分も多かった。 -
10章に分かれた恋愛短編小説。
話を読むと共通するのは30代の男女の恋愛を描いていること。
大人の憂いや恋愛に対する迷い相手への向き合い方などを、
現代に住むごく普通の男女の事を細かく綴っています。
でもこの「ごく普通」にある恋愛過程と憂いが、
著者が描くと小さな映画を見てるような感覚になる。
著者は人間観察をよくしている人です。
だからこそ精密に描くことが出来て、多くの女性読者から共感を得られるのだと思います。
その中で心動いた私の好きな章は…
「ふたりの名前」
「デートは本屋で」
前者は、あるカップルの元に第3者である子猫の登場で、そのふたりの絆と心を大きく繋いでくれるお話。
後者は、本好きな女性が同じく本が好きな気になる彼と結ばれるまでのお話。
1つの小さなきっかけが、2人の恋を大きく展開していく。そんなささやかな大人の短編集だと思います。 -
一作一作読み終えるとハッピーになれます
30代になっても恋愛ってするんだなぁ