1ポンドの悲しみ

著者 :
  • 集英社
3.25
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本棚登録 : 978
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746891

感想・レビュー・書評

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  • 30代前半の男女の恋愛短編10本。おもしろかった!!
    洗練されているけど、ちゃんと想像できる日常が感じられる。日常を超えてるのも、あるけどw
    どれもちょっと切なくて、余韻で続きを想像しちゃう。
    1本目の「ふたりの名前」が特によかった。

  • どのお話もキラキラしてて、読み終わったあとにほっこりする。
    一番最初のお話が好き。

    自分の所有するものが、2人で所有するものになる。
    2人で所有するものが増えたら、きっと人生はもっと豊かになる。
    そんな気がする。

  • ショートストーリー10編

  • 2009.1.22読了

  • 結構好きな短編小説かも。雰囲気というか。
    静かに流れてる風景の、ちょっとしたキッカケが起こるところを切り抜いたような。

    ・ふたりの名前
    ・誰かのウエディング
    ・11月のつぼみ
    ・声を探しに
    ・昔のボーイフレンド
    ・スローガール
    ・1ポンドの悲しみ
    ・デートは本屋で
    ・秋の終わりの2週間
    ・スターティング・オーバー

    割とどのカップルにも好感が持てる。「幸せになると良いな」と思える。
    そんな感覚がいいな、と。
    とくに好きなのはウエディングプランナーの「誰かのウエディング」と
    本好きじゃなきゃ好きにならない、という「デートは本屋で」


  • 『スローグッバイ』に続く恋愛短編の第二集。

    30代前半の人達のお話w
    全編に共通するのは、
    終わりはどれも温かい気持ちになれるコト。
    20代までは、背伸びした恋愛が多いように思うんだけれど
    30代からは、背伸びしなくてもいい恋愛が理想だなぁ〜って♪
    心地よい作品でした。

  • うわ〜(ため息)いいなぁ…という感じでした。
    読んでて幸せな気持ちになり、恋愛したくなります。

  • 6/21図書館で借りる。 

    背伸びしてない大人の恋愛短編小説集。
    すらすら入っていって。最後がほとんどハッピーエンド。
    すごく良かった。

    恋愛なんていくつもできるものじゃないし全てがよい恋愛とはいえない。
    でも、この本読んで、いろんな人に出会った気なった。

    面白いです。(女性にはね)

  • 大人の恋、ばかりの短編集です。
    あたしはまだそんな歳じゃないけど、
    自分の未来を思い巡らされました。

    なんだか、読後感がよかったです。

  • 10の男女の短編。表現がとてもきれいで、世界に引き込まれていった。
    自分もこんな一言がいいなと思う表現があった。
    『誰かのウエデング』、『1ポンドの悲しみ』、『秋の終わりの二週間』が個人的に好きです。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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