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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784087747386
作品紹介・あらすじ
注目のストーリーテラーが紡ぐ男の恋心。
先生に憧れた小学生のころ。淡い初恋の中学時代。恋を重ね、大人になってゆく。就職、結婚、浮気、子供が生まれる。いくつになっても男は恋心にゆらぐ。『コンビニ・ララバイ』の著者が詩情豊かに描く。
感想・レビュー・書評
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読みやすく、ストーリーもよい
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憧れ、初恋、上京、旅立ち…今はコンクリート製だが、かつては粗末な木の橋だった。
橋桁がゆるんでいて、人が乗るとふわふわと揺れた。
子供たちはゆらゆら橋と呼んだが、大人たちのなかには戻り橋というものもいた。
この橋を渡ってからよそから村に来た女は、この橋を渡って村を去っていく。
こんな風説が健司の子供のころ、村中でささやかれていたことがあった。
健司の脳裏を、去っていった身近な女性たちの顔がよぎる。
女の心はゆらゆら揺れない。
ゆらゆら揺れるのは男のほう。
(アマゾンより引用)
イヤな男やなぁ -
「人間のにおいがする。人肌のにおいだ」
「人間だね、私たち」素敵な言葉に逢えました。 -
健司が小学5年生の場面からはじまる。
飛騨の山間の集落。ぐらぐらゆらゆら揺れる橋があった。粗末な橋で桁が弛んでいるせいで揺れるのだ。
この橋を渡って集落にやってきてもまた元へ戻ってしまうという。集落を象徴するような橋。
この健司がいろいろな女性と出会っていくというストーリーなのだが、女性を見る目があるのかないのか?
それは個性的な女性にばかり惹かれて振り回される。こっちがやきもきする。それでも、健司のおかげで女性たちは救われているような気がする。いつもまっすぐで嘘がない健司が魅力的。
きっと、最後は奥さんともうまくまとまるに違いない。 -
昭和30年代、電話がまだ珍しい時代の田舎の小学生の健司が、憧れや忘れられない初恋を経て、大学生になり大人になりお父さんになりおじさんになり、、、大切なものを見失いそうになったり、壊れそうになったりしながら物語が進みます。初恋の人って、そんなに大事なものなんでしょうか。ずっと心を占めている人も、きっといるのでしょうね。
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どの恋も必死。だけど、この主人公とは結婚したくないなぁ。
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<blockquote><p><strong>憧れ、初恋、上京、旅立ち…今はコンクリート製だが、かつては粗末な木の橋だった。橋桁がゆるんでいて、人が乗るとふわふわと揺れた。子供たちはゆらゆら橋と呼んだが、大人たちのなかには戻り橋というものもいた。この橋を渡ってからよそから村に来た女は、この橋を渡って村を去っていく。こんな風説が健司の子供のころ、村中でささやかれていたことがあった。健司の脳裏を、去っていった身近な女性たちの顔がよぎる。女の心はゆらゆら揺れない。ゆらゆら揺れるのは男のほう。『コンビニ・ララバイ』から2年半、情感豊かにつづられた“ゆらぎ”の物語。人は一生に何度、恋をすることができるのか。</strong></p></blockquote>
ゆらゆら橋と呼ばれる橋のある村で生まれ育った健司の その歳々での恋愛模様を描きながら、彼と その愛が姿を変えていく様子がリアルに物語られている。
ある女性と出会って恋をする。そして、ひとつ恋をするたびに、ゆらゆらと心が揺れるように何かが少しずつ変わり、気づかないとしても もうもとの場所には立っていないのである。
戻り橋を渡って故郷に帰った健司は、もうそこには過去の自分がいないことに気づいたのだろう。</font> -
「いいじゃない。私がどこで生まれたって。ここにいる私の存在が、すべての現実そのものなんだから。戸籍調べなんてしたって意味ないよ。もっと気楽にいこうよ」
(P.313) -
平凡な男の人生を書いてますが、まんま平凡になってしまっているような気がします、グッと来るところがなく。暇つぶしにどうぞ。
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