オテル モル

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 341
レビュー : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747461

感想・レビュー・書評

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  • 栗田有起さん。恋のアンソロジーで読んだことはあるけど
    単独の作品は初めて読んだ。

    独特の世界観で面白かった。
    ページを開くとそこは夜で、最初は違和感を感じたけど
    慣れるともうどっぷり。

    本から漂う夜の感じや、夜の気配は吉田篤弘さんの
    作品みたいに濃密で、幻想的。好きだわ♪

    双子の希里と沙衣、沙衣の子、美亜。沙衣の夫、西村。
    希里は最高の眠りを提供するホテル
    オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン(舌噛みそう・笑)
    でフロント係として働く。

    夢の共有・集合的無意識・深層心理・潜在意識。
    こういう共有はいいな♪優しくて、とてもいい。
    こんなシステムがあれば眠れない人も減るだろう。

    栗田さん、もっと読みたいな♪

  • 不思議な世界観だった。
    最近、今更ながら気づいたのですが、私は淡々としている文章がどうやら苦手らしい…
    ということで、あまり心揺さぶられる作品ではなかった。はずのに、後からじんわり、何かを感じた。
    ストーリーはおもしろかった。

  • こんなオテルがあったら面白そうだ、寝るためだけに宿泊するのは少し勿体ない気がするけど。読み終わってから装画を見ていたら、なんかいい感じでそっち側に行きたくなる。少し前に悪夢にうなされて目が覚めたり、金縛りに頻繁にあった時期があったから。
    でも、希里の考えていることはよくわからない。なぜ西村さんと同じ屋根の下で暮らせるのか?なぜ美亜の面倒を見てあげられるのか(子どもに罪はないのでここは少しわかる)?なぜ沙衣といままでとおり接することができるのか?
    ん、だから希里は就職したんだっけ?
    ところで、沙衣はロックンロールだ。セックス、ドラッグ、ロックンロール。ちゃんとやってる。多分、もし沙衣に会えたらオイラも好きになってしまいそうな雰囲気がある。

  • 設定に惹かれて一気読み!

  • 不思議な感じ。人は一つところにいるだけで、影響しあう。だから同じ気持ちを共有すれば大きな力になる。こわい気もする。

  • 栗田さんの本って、静かな本が多いのかな?卵町の次にこれを読んだので、そう思った。心地よい睡眠をとってもらうために建てられたオテルの従業員として働くことになった主人公の話。
    結局なにを伝えたかったのか分からなかったけれど、読み心地はよかった。栗田さんの文章好きだな。
    主人公は双子なので、双子の妹についても語られる。妹は感情的なタイプで、この小説のなかで目をひく存在だった。危なっかしいけれど奔放に生きる様が印象的だった。
    旦那さんは元々は主人公の彼なのに妹とできちゃった婚。ずるいなと思った…

  • 前半はホテルの話だなぁって思って読んでいたけど、後半からなにやら分からなくなって・・・不思議な話だった。
    でも寝たくなったのは確か。眠りは重要。

  • 時として人は眠りにおぼれます……

    オテルモルのベッドで眠り
    そして眠りに深くおぼれたい。

    どうか良い夢に恵まれますように。
    悪夢は悪魔。

    今夜も私のベッドに安眠が訪れますように。

    毎日唱えて眠ってみよう。

  • 読みながら何度も寝てしまった、不思議な本。
    α波出し過ぎです。
    読んでて、寝てるのか起きてるのかわからなくなります。
    ほっこりしたい時に読んでください。

  • 快眠小説。印象に残り図書館で数回借りている。また借りるかも

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著者プロフィール

直木賞を受賞した恋愛文学の旗手から、早熟の天才少女作家まで。いま、もっとも切実な恋を描く6人の女性。

「2008年 『コイノカオリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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