本当はちがうんだ日記

著者 :
  • 集英社
3.64
  • (102)
  • (160)
  • (245)
  • (21)
  • (2)
本棚登録 : 926
レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747669

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 平凡のようで独特な世界観を持つ作者の日常を映し出したエッセイ本。
    物事を深く考える小話に共感しつつも、何故か読んでて心地よいズレと違和感がある。
    この違和感が何故か楽しく笑ってしまう。
    最近楽しい事が無いなぁと思った時に読むと、
    何故か笑けて元気が出る私の栄養剤のような本。

  • 本当はちがうんだ。

    人は日々の些細な出来事で、ついつい見栄を張ってしまう。

    本当はちがうんだ。こう思っているんだ。と言わんばかりに、素直に数々の出来事を綴っている。

    読みやすくて楽しい、本書

  •    

  • 何度も再読しています。

    ほむほむ先生のだめさ加減にこたつのような親近感を覚えます。
    結果的はちみつパンが好きな人とは友達になれそうな気がする。

  • 再読です。

    ちょっとくらいかっこ悪くても、素敵レベルが低くても、大丈夫。
    だって今は「私のリハーサル」だから。
    本番の"その時"になれば、素敵な自分になっているのだ!

    …ということで、このタイトル。
    ほむらさん全開で、けらけら笑いながら楽しみました。

    2002~2005年くらいにいろんなところで書かれたエッセイを集めたのが本書。
    なので、ほむらさんの独身時代と結婚後のエッセイが両方収録されています。

    ネットオークションで"キムタク着用"って書いてあると、それだけで付加価値がありますが、念のため"穂村弘着用"を検索しちゃうあたりがさすがほむらさん。
    何度読んでも笑ってしまうのでした。

  • あああ、面白かった。
    よく笑い、よく思った本だった。
    わかるな、この感じ。
    「本当はちがうんだ」という感じ。
    いつか本番がくるんだ、という感じ。

    私もどこかでそうおもってる。
    そうかー。こないのか。
    40歳過ぎてもこないのかー。

    でも、そんな中でも色々自分なりにせいいっぱいやってんだろう。
    それでよしとする。

    「いっかげん」というのがめちゃくちゃ面白い。


    そして独り身だと嘆いていたが、いつのまにか「妻」が登場した衝撃笑。

    ご結婚、おめでとうございます。

  • 気持の揺れ動きをたくみに拾い上げるところは、
    やはり歌人の感性で、
    この細やかな文章が男性ものというのがすごいなーと思うんだが
    ときおり「総務部長」とか「40過ぎて」な言葉が入ってくると、うッと詰まる。
    この微妙な頼りないふわふわした気持の外見が突然現れて
    いいのか、これで、と思ってしまうが
    自分だってそう大差ないではないかと思いなおす。
    「みえないスタンプ」は傑作だった。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1970.html

  • 面白い。が、『絶叫委員会』にくらべると、ほんのほんの少し、狙ってる感というか、こなれてない感が感じられる。米粒の1/10くらい。

  • 歌人•穂村弘さんのエッセイのような、コラムのような。
    どこか冴えない著者が“素敵レベル”を上げたいと目論む日々。
    どの回も最後の1行で必ず笑いをくれる。
    クスッとか。フッとか。アハハッのときもあった。
    ほんでもって、自分にもかぶるとこがあるんだよなー。

    近くにこんなおじさんが欲しいな!週末の度に一緒に飲みに行くのに!

  • 友人が、「S子ちゃんっぽいから読んでみて」とすすめてくれた本です。

    友人は少し違う意図ですすめてくれたようですが、私にはこの人のダメぶりが自分の(隠しているつもりだった)ダメぶりと重なって、「彼女は何故このひとと私の共通点に気付いたのだろう…」と焦ってしまいました。

    それはともかく、この人の文章のまったりとした面白さや、ときどきあらわれるハッとさせられるような話(いい話だったり、せつない話だったり)や言い回しがすっかりクセになってしまいました。楽しく読める本です。

    そして、こんなふうに本をすすめてもらったのは初めてだったので、とても嬉しかったです。

全202件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

本当はちがうんだ日記のその他の作品

穂村弘の作品

ツイートする