本当はちがうんだ日記

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 931
レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747669

感想・レビュー・書評

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  • いま自分の中で静かなブームの穂村さん。
    『孤独』と『自由』感が大好き。
    それにしても今回も笑いました。共感しまくり。
    それにしても穂村さんは自虐乙女だ。乙女チックで可愛い。

    「素敵側へ」 「リセットマン」 「いっかげん」 「焼き鳥との戦い」
    「二月十四日」 「硝子人間の頃」 「オリーブ」 「ベティによろしく」
    「テレビ」が好き。

    「いっかげん」の広島お好み焼きのマヨネーズの話の
    『やめろおおおおおおお』や『うわあああああああ』で笑い転げて

    「硝子人間の頃」「ベティによろしく」ではほろっときそうになった。

    とても繊細で魂がきれいな人なんだと思う。
    ますます好きだ。
    あとがきがまた笑えた。

    • すずめさん
      こんにちは☆
      ほむらさんブーム、わたしも同じくです(笑)

      自虐乙女、確かに!って思いました。
      きっとその「ほっとけない」感じが、ほむらさん...
      こんにちは☆
      ほむらさんブーム、わたしも同じくです(笑)

      自虐乙女、確かに!って思いました。
      きっとその「ほっとけない」感じが、ほむらさんがモテるゆえんでは・・・と思っています。
      2012/11/08
    • まっきーさん
      すずめさんへ

      こんにちは(*・▽・*)
      穂村さん…放っておけない可愛さがなんとも言えず。

      きっと母性本能をくすぐるタイプなんでしょうね...
      すずめさんへ

      こんにちは(*・▽・*)
      穂村さん…放っておけない可愛さがなんとも言えず。

      きっと母性本能をくすぐるタイプなんでしょうね(´w`*)

      書いている内容は本当に乙女で、可愛い人だな~と思うのであります。
      なんだかんだ言いつつ、モテるタイプですよね、きっと。


      2012/11/08
  • エッセイは死ぬほど面白いんだけど、本人とお酒を飲んでもあんまし面白くないような気がする(´Д` ;)

  • 今はまだ人生の本番前。

    穂村弘は繊細に生まれすぎたのかもしれない。世界についていけなくて戸惑う日々をユーモラスに描いたエッセイ。そのズレがきっと歌になる。定型の処理が出来なかったり、あだ名に守られていなかったり、素敵側へ行けなかったり、みえないスタンプがたまったり、いっかげんある人が怖かったり。自分にもうっすら覚えがあるような、自意識過剰の日々。いつか始まるはずの人生の本番は、いつまで待っても始まらなくて。「本当はちがう」と言ってられない、とっくに始まっている日々に気付いて、格闘する日々。

  • 彼は拾う天才だなー
    わたしはなんて多くのものを取りこぼしながら生きているんだろう。
    ねぇねぇ見て。って。無邪気にやる人よりも、無邪気に見えることを知っててやる人の方がわたし好きなんだよなー。
    姑息なことを上手に、でも手の内を明かしながらやるのって、大人の無邪気だとは思いませんか。

    「この世」の大穴、が凄すぎて思わずタイトルをボールペンで囲ってしまった。
    心の豊かさは、すぽんと収まってしまった行き着く先なのか。
    疑いもしなかった。でも、収まらなかった人から目が離せないのはわたしもそうだ。
    大穴でぬくぬくしながらそこから外れた人を興味深く見ていた。
    いつも観察者でいたい己は 、美しくはないな、と思った。

  • 確か朝日新聞の書評で、三浦しおんが紹介していたはず。「三四郎はそれから門を出た」という面白いタイトルだった(はず)。このタイトルだと漱石の作品ばかりだけど、実際はそうじゃなかった。そして『本当は~』読んでみたら結構楽しく(ときどきおもしろかなしく)読めた。書評って面白いなあと感じた体験だった。(05.7.24)

  • 途中で何度声出して笑ったか。。ホロリとするお話もあり。ダメっぷりが、ダメだけど、面白い。図書館で借りた。

  • こんなはずじゃなかったと思う事は日々たくさんあるけれど、
    「今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。」という発想はなかった。
    さすが穂村さん。だけど「今が将来」という現実。こわいこわい。

    相変わらず色んなことを怖がり、変なことにこだわる穂村さんのエッセイ。
    他の人から見たらダメ人間かもしれないけど
    この感受性は大事にしたいなと読み終わった後に思った。

    文庫版より単行本の方が表紙のイラストが
    本の雰囲気に合っていてかわいい。

  • 最初はやっぱりほむらさんおもしろーい♪という感じだったけど、途中からちょっと泣けちゃいました(さいきん涙もろくていけません)

    面白い代表
    かなり難しいですが(面白いが溢れている)
    修行僧…のくだりかな?(学生時代はあだ名つかなかったそうだけど、今はついたじゃないですか!(慰めにならんか…)
    「どうして俺にだけ敬語、と思うが、おそらくはこちらの異様な緊張が伝わってしまうのだろう」

    「二月十四日」も捨てがたい。
    演劇のセリフのない人と自分の対比のあたりはたまらんです。
    「難しいだろう。辛いだろう。だが、二月十四日の俺はもっと辛かったんだ」

    感動ナンバーワンは「それ以来、白い杖を持ったひとをみつめてしまう」かな。
    二人の絆をみたようで、なんだか泣けます。「世界の闇の中で、ふたりは本当に「大丈夫」なのだ」

    おじいさんのつむじにキスするおばあさんも素敵すぎる。
    おじいさんがかわいい…私もそんなおばあさんになりたい。
    そこにも愛を感じました。

    ちなみに、旦那さんにバレンタインデーにもらったチョコレートの最大値をきいてみたところ、
    「(小学6年のころに)48個」
    ほむらさん、デパートのチョコレートはここにきていましたよ。

    本読んでる最中にちらちら見えるキリンが可愛かったです。

  • 穂村さんにハマってます。
    少なからず同調してしまう些細なことを、穂村さんの独特の観察眼により自意識過剰気味に語られます。
    ダメっぷり全開で自分を卑下してますが、実際にはそんなことはないんじゃないかなぁ。精神的に卑屈ではあると思いますけど。
    結婚できないっぽい話が前半にあり、途中で急に妻が登場(笑)いろんな本や雑誌での連載を寄せ集めたものなので、こんな風になってしまったのかもしれませんが、結婚のエピソードとかも読んでみたい。
    親近感を感じるエッセイです。

  • ・無名にて死なば星らにまぎれむか輝く空の生贄として
    ―寺山 修司

    ・冬の夜の星君なりき一つをば云ふにはあらずことごとく皆
    ―与謝野晶子

    いや、勿論、すごいなって、中に引用されて出てきますけれど。

    ・「かたいね」のひと言で、私はふわふわの異空間から戻ってきた。手に現実の力が戻って、焼き鳥はなんとか外れた。
    あの短いやりとりを、Yくんはきっと忘れているだろう。
    だが、私は覚えている。
    覚えているから、先日のYくんの誕生日にアンティークのカップ&ソーサーを贈ったのだ。
    Yくんはちょっと不思議そうに「ありがとう」と云った。

    とか。好きだな。

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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