本当はちがうんだ日記

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 926
レビュー : 202
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747669

感想・レビュー・書評

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  • エッセイは死ぬほど面白いんだけど、本人とお酒を飲んでもあんまし面白くないような気がする(´Д` ;)

  • こんなはずじゃなかったと思う事は日々たくさんあるけれど、
    「今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。」という発想はなかった。
    さすが穂村さん。だけど「今が将来」という現実。こわいこわい。

    相変わらず色んなことを怖がり、変なことにこだわる穂村さんのエッセイ。
    他の人から見たらダメ人間かもしれないけど
    この感受性は大事にしたいなと読み終わった後に思った。

    文庫版より単行本の方が表紙のイラストが
    本の雰囲気に合っていてかわいい。

  • 最初はやっぱりほむらさんおもしろーい♪という感じだったけど、途中からちょっと泣けちゃいました(さいきん涙もろくていけません)

    面白い代表
    かなり難しいですが(面白いが溢れている)
    修行僧…のくだりかな?(学生時代はあだ名つかなかったそうだけど、今はついたじゃないですか!(慰めにならんか…)
    「どうして俺にだけ敬語、と思うが、おそらくはこちらの異様な緊張が伝わってしまうのだろう」

    「二月十四日」も捨てがたい。
    演劇のセリフのない人と自分の対比のあたりはたまらんです。
    「難しいだろう。辛いだろう。だが、二月十四日の俺はもっと辛かったんだ」

    感動ナンバーワンは「それ以来、白い杖を持ったひとをみつめてしまう」かな。
    二人の絆をみたようで、なんだか泣けます。「世界の闇の中で、ふたりは本当に「大丈夫」なのだ」

    おじいさんのつむじにキスするおばあさんも素敵すぎる。
    おじいさんがかわいい…私もそんなおばあさんになりたい。
    そこにも愛を感じました。

    ちなみに、旦那さんにバレンタインデーにもらったチョコレートの最大値をきいてみたところ、
    「(小学6年のころに)48個」
    ほむらさん、デパートのチョコレートはここにきていましたよ。

    本読んでる最中にちらちら見えるキリンが可愛かったです。

  • 穂村さんにハマってます。
    少なからず同調してしまう些細なことを、穂村さんの独特の観察眼により自意識過剰気味に語られます。
    ダメっぷり全開で自分を卑下してますが、実際にはそんなことはないんじゃないかなぁ。精神的に卑屈ではあると思いますけど。
    結婚できないっぽい話が前半にあり、途中で急に妻が登場(笑)いろんな本や雑誌での連載を寄せ集めたものなので、こんな風になってしまったのかもしれませんが、結婚のエピソードとかも読んでみたい。
    親近感を感じるエッセイです。

  • 牛乳パックが、両側からぎゅうって押すとパカッて口が開くって知らなかった!
    …でも、両側ぎゅうってどこをどう。。

    永遠の10代、偽本好き穂村さんのエッセイ集。

    目録のタイトルをみてるだけで、うっとりすること、あるなぁ、笑


    内容とは関係ないですが、
    なぜか、山口昇さんとイメージがかぶってしまいます。
    職種違うのに・・・

    ・エスプレッソ
    ・夜道からの電話
    ・ファンレター
    ・真の本好き

  • *最高にヘンで笑える恋愛&人生考察エッセイ。
    人生はまだリハーサル。いつか素敵な自分になって誰かに丸ごと愛されるはず。そう思ううちに老眼の四十男に。「本番」は始まっていたのか!? 恋愛と人生にぐるぐる悩む臆病歌人の独白的エッセイ*

    とっても繊細で臆病なのに、ユーモアと観察眼に優れていて心の中は饒舌なのが最高にイカした1冊。面白くて笑っちゃうんだけど、急にほろりとさせられる一文が差し込まれたり、ラスト数行でくるりと世界観が変わるところがすごい。なぜか少し寂しくて、人恋しくなるようなエッセイ集。

  • 今はまだ本番じゃなくてリハーサルだからって言い聞かせる穂村さんが段々かわいく見えてきました。生活していると他人に引け目を感じたり自分はだめだなあと思うことはたくさんあると思うけど、それを自虐してうまく笑いに変えていて楽しかったです!(本人にとっては本気で悩んでいるかもしれないけど)

  • 笑う~~~。
    脱力系自虐エッセイ。
    力まず読めて休憩にぴったり。

  •  又吉さんが穂村さんのエッセイ面白いって言ってたよ。だから読んでみたのやで。

     おもろいやんけー!エスプレッソを美味しく飲むために素敵レベルを上げたり、お好み焼き屋で「マヨネーズください」と言えなかったり、現れては消える常識やルールに戸惑ったり・・・。共感のポイントを突くのが本当に上手。又吉や若さましかり、やっぱり過剰な自意識を持つ人っていろんなこと考えてるからおもろいんかな。ほんで「セックスはきれいになる」が2回出てきたあたり、よっぽど気になるフレーズやったんやろな、かいらしわ。
     そして「エスプレッソ」の今ここにいる私は「私のリハーサル」からの、あとがきへの華麗なブーメラン。あとがきの内容にわたしはギクリとする。人生の本番が訪れる日を待っているのはわたしも同じじゃないか。汚くても、下手くそでも、なんでもいい。ぐちゃぐちゃに色を塗り始めよう。

  • 穂村さんのエッセイもなかなか好きだなー

著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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