はなうた日和

  • 集英社 (2005年7月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784087747676

作品紹介・あらすじ

泣いて笑って歌って。心温まる8つの物語。
『笑う招き猫』の著者による小説すばる新人賞受賞第一作。会ったことのない父親を訪ねる少年、東京を転々とするB級アイドル――老若男女8人の悲喜こもごもを優しく描いた短編集。

みんなの感想まとめ

心温まる8つの物語が織りなす、日常の中の小さな変化と希望が描かれています。個性豊かな登場人物たちが織り成すストーリーは、どれも心に響くもので、読者は自然と笑顔になれる瞬間を体験します。東京・世田谷線沿...

感想・レビュー・書評

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  • 「なにやってるんのよ、オリベ君。あなた、ちっとも変わってないのね。たぶん、そう言うに違いない。そしたら、こう答えよう。いいや、ほんの少しだけ変わったさ。ほんの少しだけ。」(145ページ)

    世田谷線の周辺に暮らす住民たち。
    普通の人たちの生活にまき起きる、ささやかな出来事で、
    少しだけ、普通が変化していく物語り。

  • 東京・世田谷線沿線を舞台に描くささやかな変化と希望の物語8編。

  • 2017/2/27
    1篇が短すぎて物足りない。
    もうちょっと見ていたい好ましい人たちなのに。
    でも殴って欲しいなんて人に頼む彼女は嫌いだなぁ。
    引き受けた人逮捕されるかもしれないよ?
    自分で殴ればいいのに。
    その方がずっとかっこいい。

  • 東の「阪急電車」じゃないかこれ

    東京世田谷戦の沿線沿いに済む人々の日常生活を描いた短編集。それぞれ独立した物語なんだけど、ちょっとしたアイテムが微妙に絡んでくるのがいお得感感じられてよい。

    それぞれの物語も基本的にハッピーに向かう展開で、微笑ましかったり勇気もらえたり…。特に「意外な兄弟」
    や「コーヒーブレイク」なんかは、よし俺も頑張ろうか!ってスカッとできる気持ち良い中身。

    でも、そんな中で最後に収録された「うぐいす」は異色。再浮上がないだろう主人公の、それでも矜持をもって生きていく姿勢がなんともいえず…

    ちょっと前までなら、この作品に切なさとかやるせなさを感じたと思うのだけど、今回、妙に気概を感じている俺が不思議だった。そういうお歳になってきたのだろうか、それとも両親とかぶせて考えたのか…

  • 短編なのに、いっこいっこ入りにくかったな~
    でも、まぁ、軽めの読み物としては◎

  • ほんのちょっと、やさしくて
    いいな、好きだな。

  • 好きだな♪この人の本。日常が嫌味なく描かれて、さりげなく色々な想いが込められて…。

  • 泣いて笑って歌って。心温まる8つの物語。
    会ったことのない父親を訪ねる少年、
    東京を転々とするB級アイドル。
    老若男女8人を優しく描いた短編集。

  • ハッピーエンドではないからこそふわっとした気持ちにさせられた。
    人生はハプニングの連続だからこそ面白い。

  • 〈内容〉こどももおとなも人生はハプニングづくし。東京・世田谷線沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編。

  • 短編

    離婚した父の連れ子との交流で、好きな特撮ヒーローと父の意外なつながり

    亡くなった不倫相手の妻に罵倒され、集めていた切手と新たな恋をする兆し

    定年間近に部下の若い女の子に依頼されたとんでもないこと

    女手一つで子育てと仕事をする母にお見合いを事前にドタキャンしてきた男との新たな道

    中途半端な社会人に嫌気がさしていた頃、冴えない犬の散歩代行を手伝い晴れた気持ち

    夢とはかけ離れてしまった仕事をしているなか、再会した同級生とその子供

    慣れない営業部で女性にも縁がない特撮マニアが考えた前向きな企画書

    年を取り愛した夫との思い出がいずれ消えていく寂しさに感傷的になる瞬間。

    世田谷線近辺で繰り広げられる物語

    土地勘がないからいまいちピンとこないけど、知っていたらもっと楽しめたと思う。

    最後の話は切ない感じだったけど、どれも読んでいて前向きな気持ちになれる話で気持ちいい。

    普通の苗字で、パート先の店が取材されることになって
    店長が自己紹介で、瀬田でございまするって言ったのは笑ったw

  • タイトル好きです。

    この本は8本の短編集です。
    印象的だったのは
    「閣下のお出まし」
    「うぐいす」

    「閣下のお出まし」は、
    実の父に会ったことのない10歳の少年が、
    母と喧嘩したことがきっかけで、
    父に会いにゆく。
    父のアパートを訪れてみると、
    自分と同い年の少年がいた。
    この2人の少年のお話です。
    なんか、きゅー(?!)っとなりました。

    「うぐいす」は、
    おばぁちゃんの物語。
    夫を亡くし、息子夫婦と同居しているものの、
    居場所がないように感じながら、
    亡き夫、次朗さんとの日々を回想していく。
    家のリフォームにより次朗さんの想い出がこの世から消えていく。

    “私は死ぬのは恐くありません。
    しかし私の死と同時に、
    愛したひとの想い出がこの世から消えてしまうのが悲しくてならない。”

    とても、とても、せつない。

  • 生きるって暖かくて、辛くて、悲しくて・・・いろんな想いが積み重なってできている。
    どれだけ色んな想いを味わえるかが人生の醍醐味かもしれない。
    自分の想いは、周りには届かないかもしれないし、誰も気付かないまま通り過ぎてしまうだけかもしれない。
    でも、どんな人生も、掛け替えのない大切なたったひとつの人生。

  • 短編集。解決はしないけど納得の様なものが落ち着いてくる。 閣下のおでましが気に入る。 途中からポケモンいえるかなが気になり出した。

  •  
    短編集(#・д・)。゜

    世田谷線にまつわる話。

    すこしずつ次の物語に
    つながっていく感じがすき!

    あ!これさっきの!っていう
    発見も楽しい◎
     

  • ぽかぽか東京をお散歩したくなる。
    どんよりじゃないから、ぽかぽか。

  • 短編の物語。どの物語も、この先どうなるのであろうとわくわくしながら読んでいくと途端にブツっと切られてしまい、続きが知りたい思いにかられます。
    最後の短編は涙が出ました。

  • 東京世田谷に纏わる短編集

  • 世田谷線沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編

    どの話もふんわりとした優しい気分になれます
    どれもすぐそこにいそうな人たちばかり。
    この作者さん好きだわ~

  • なんだかちょっと切ない気持ちになるような短編集。
    特に最後の話の、畳屋さんのお祖母さんが残された人生の短さに気づく場面が印象に残った。

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著者プロフィール

山本幸久
一九六六年、東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、二〇〇三年『笑う招き猫』で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ユーモア溢れる筆致と、魅力的な登場人物が読者の共感を呼び、幅広い世代から支持されている。主な著作に『ある日、アヒルバス』『店長がいっぱい』『大江戸あにまる』『花屋さんが言うことには』『人形姫』などがある。

「2023年 『あたしとママのファイトな日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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