本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (354ページ) / ISBN・EAN: 9784087747829
作品紹介・あらすじ
北方水滸伝、堂々完結!
童貫軍に追い詰められてゆく梁山泊軍。林冲の死後、騎馬隊を率いる楊令は童貫の首を狙う。戦場に出た宋江を、李逵と武松が守り抜く。花栄が率いる流花寨は陥落、梁山泊にも最期の時が迫る…。
感想・レビュー・書評
-
ついに「水滸伝」読了、今年の目標達成、、
男たちの戦いにいよいよ終止符が打たれる、最強元帥「童貫」、それにしても強い。力圧しだけなく、巧みに軍隊を動かし、相手を追い詰めていく、、まさに熟練の将。
志の下に集まる梁山泊と宋の国を守る禁軍、今の時代のスタートアップと大企業の戦いを見ているようでした。最後は人と人、強いライバルと戦いを楽しみにしている姿にはゾクゾクしてきます。
創業期のメンバーも次々と散りゆく中、夢を引き継いだ若き楊令、暗闇の中にも光を見つけて走り続けるのか、、
人間の強さ・弱さ、信念の大切さ、仲間との絆、大事なものを教えてくれる素晴らしい作品でした、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想
自分は大水滸伝シリーズで、楊令伝、岳飛伝と読んでからの水滸伝だったのである程度、行き着く先が分かりながら読む形だった。スターウォーズ的な感じ?
その中で、梁山泊の成り立ちから、どのようにして人が集まり、志に散っていったのかを知ることが出来て面白かった。
最後は梁山泊が陥落する中、宋江が次世代を楊令に託し、とどめをお願いするところが切なかった。
漢達の一つの夢が終わったように感じた。
あらすじ
呉用が、水軍と致死軍を使って、開封府と宋主暗殺の作戦を立てる。
開封府襲撃は成功したが、宋主暗殺は失敗する。これにより童貫軍との戦闘が早まる。
両軍共に首領が出動し、どちらの首を取るかの闘いになっていた。
梁山泊軍は宋水軍の圧力もあり、流花寨を堕とされる。
その後、梁山湖を背負うようにして歩兵が立たされたことで歩兵部隊はやられ、騎馬隊だけで禁軍騎馬隊と闘うも、梁山泊が水軍から攻められて堕とされる。
最後の場面は上で述べた通り。 -
号泣だった。それぞれの生き様に涙が出てきて仕方がない。「水滸伝」は中国でもいじられること無く、ほぼ原形を保った状態で語りそして描かれている。先日読んだものもそんな感じで面白味などまるで感じない。
正直クライマックスは続編に来るような気もするのだが、やはりこの水滸伝はじわじわと近づいてくる禁軍最高の実力者の童貫との最終決戦であろう。
「女を守れない男だといわれたくない」
ような台詞を扈三娘に吐き己の命と引き換えに散った「林沖」やっぱり一番好きですね。6万の軍に包囲された林沖率いる黒騎兵の旗手であった郁保四と共に散る。
この黒騎兵と遊撃隊の中には重要人物である史進、索超、馬麟、扈三娘、徐寧、そして楊令いた。戦の中心はこの騎馬隊になってくるので、それぞれに思い入れは強いが、北方水滸伝が他の作品と違うのはすべての登場人物がタイトルロールであってそれぞれにドラマがある。
例えば軍の人選に当たっても細かな角度からそれぞれを眺め適材適所に振り分けられる。ただ指示がでてるのではなく、なぜかということまで書かれ読者を納得させてくれる。騎馬隊の華やかさに比べ歩兵の地味さはラグビーで言えばFWのように思える。彼らがいるから戦える。そんな思いを誰もが忘れず戦っているシーンはなんともいえない。本当に泣けるのだ、しかも人物に記憶がないと遡ってまた読んだりとそれを流して前に進むことの出来ない名作に感じる。
武人の物語、文人の物語、女性の物語もあれば、凄いのは職人の物語もある。それぞれに命を懸けた壮大な物語です。男なら読め!といった感じです。まさに北方ワールドの集大成のように感じられます! -
(全19巻のレビュー)
まさに“漢(おとこ)”達の物語でした。
1、2巻目あたりまでは様子見状態でしたが、5巻から、ぐん、と面白くなってきて、後は怒涛のように読ませられた感じです。
原典とはかなり違う点があるようですが、エンタテイメントとしては全く問題ないですね。
ラストは、“終”というより、次の話(「楊令伝」)へのスタート、という感じでしたので、壮大な第一章が終わったにすぎないのかも。
※魅力的なキャラ満載の本作ですが、特にお気に入りベスト3を挙げますと・・・
・林冲:何だかんだいうても、やっぱりカッコいい!「豹子頭・林冲見参!」
・楊志:強くて、気高い。永遠の伝説。
・李逵:癒しの野生児。李逵と武松のコンビは最高。 -
ついに最後まで来てしまった。
世直しを志しに掲げる漢たちの物語。
二度目だから、それなりに人物の動きに注意して読み進めてきた。宋江の父と武松李逵との最後の時間があらためて印象に残る。
2/15からはWowwowで映像化放送の宣伝がよく目にする。人物の新表紙版もきっと好評になる気がする。
さて、時間をおいて楊令の動きをあらためて追いかける。
26/1/22
帯の、風は蕭として、湖水寒し。されど替天の旗、心に永遠なり。が深く深く沈み込んでいく。 -
19巻読破!長かったけど楽しかった!北方謙三の小説は読みやすく、臨場感があってすぐ引き込まれる。中国の4大長編小説でかなり昔の小説らしいが見事現代版になっている。次は岳飛伝に取りかかろうと思う
-
図書館で借りた。
途中からレビューが雑になってしまったけど、記録に残すよりも、自分に刻み込んでいったということで。
林冲の最期や、まさかの李きの最期。
若い時に読んでもいいし、年とってから読んでも熱くていいと思う。 -
19巻読破・・足掛け7か月・長かったなぁ・・・
結果はわかっていたけど、以外に生き残った人も多いと思った。
氏の時代ものには、やはりこの滅びの美学がよく似合う。
死に方の見せ方が秀逸で、そこは日本人の琴線に好まれる要因だと思う。という自分も大好きだ!!
そして今度は『楊令伝』に続いていく。 -
-
呉用…
最後は呉用が主人公だった。
続編も面白いかな…? -
李逵が死ぬのは悲しかったなあ
-
こうなったら楊令伝を読むしかないじゃない。 これだけ登場人物が居るのに、実際に私が会った事がある人よりもそれぞれに印象的。 それに騎馬が駆けた後の土煙や、人から上がる湯気が目の前の出来ごとの様に感じられる。 映画を見るより、本で読むほうがリアルでダイナミックな事ってよくある。 お話とは離れるけど。 こういう反乱だとか行動で国は変えられる。 世界は変えられると考える人って、今の日本にどれぐらいいるのだろう? 学生運動をしていた団塊の世代などは、変えられると信じていた様に見える。 今、自分の周りを見まわすとそんな人は殆どいない様に思う。 私自身、国の制度などを変えようなどという気は無いし、 ましてや抵抗や、デモをする気はさらさら無い。 私が宋の民なら以下の様に思う。 内乱が起きたら、それを鎮圧する為の費用として増税されたら困るじゃない。 国のトップを変えたって、何がどう変わるの? トップが民の事を考える人だとしても、その下で動く役人まで全てそうだとは限らない。結局何も変わらない。 いろいろ変わると混乱しない? そんな事を思ったりした。
-
読み終わりました~ 全19巻。
長かったような、短かったような…。
熱き漢達の物語です。
個人的には宋江が旅をして志を説き、
人が集まってくる辺りが一番好きです。
何せ後半は…ですから…
面白かったです。登場人物一人ひとり立場が違いそれぞれの能力を使い志を持ち、人のため民のためそして自分のために戦う。
続きが…楊令伝…か。…買うかなあ~ -
2巻からのレビューをまとめて記載します。
最初の感想は、「長かった・・・」の一言(^^;)
全巻読破するのに、5ヶ月かかりました。
物語は、中国三大奇書の一つ、水滸伝を舞台にしたアレンジ作。宋時代末期の腐敗政治に苦しめられ、新しい国家を目指す為に立ち上がった男達の物語。
主な登場人物は、全部で100人超。
性格こそ違えど、ハードボイルド色は強い。
「理想をさかなに酒と女を抱く」といった感じのシーンが、多数描かれている。
物語は、多数の登場人物の視点で進められて行く。
個性豊かな各人の活躍により、ストーリーの壮大さを、随所に感じさせる。
また、滅びの美学とも言うべきか。梁山泊側の男達の死に様は圧巻。
最後の旗の下での宋江のシーンは、日本人らしい締めくくりで終わっている。
良作です。 -
ついに終わっちゃった〜。すっごく、すっごく良かったんだけど最後が悲しい・・・。
シンメイもリキもいなくなっちゃうんだもん・・・。
楊令伝に続くんだろうけど・・・。それにしても・・・。
最後の自決は、やめて欲しかった〜。 -
宋江の首か?童貫の首か?
双方が敵の総大将を狙い、戦いは混沌と、そして激しくなる。
林冲騎馬隊を引き継いだ楊令は、九紋竜・史進と共に童貫を狙うが、童貫騎馬隊も老練で侮れず。
水軍の戦いも、ついに梁山湖が舞台となり、熾烈を極める。
最後の総力戦の行方は?
生き残るのは誰か?
梁山泊と童貫軍の戦いに決着!
この物語はこの最終巻で完結ではなく、次の『楊令伝』へと続きます。
ニン、トン♪ -
とうとう簡潔。
と思いきや、揚令伝へ続く。
揚令の視点でみると、北漢と宋の戦いに活躍した揚業から続く物語か。
まずは、揚家将、血涙から予習しなくては。 -
■最終巻の筈なんですが、全然終ってないテイストが不思議です。■世にいう『水滸伝』の最後とゆーのは、とても悲しいもので、勿論こちら版も次々好漢達が逝ってしまうのですが、悲しいだけで終らせてません。今まで通り『待て!次巻』とゆー感じです(実際、楊令を主人公とした続編が出るとの事でした)。■あと、108星は殆ど全滅覚悟で読んでいたので、結構生き残り組がいたので驚きました(あくまで全滅から比べればです)。おそらくテーマは「いかに死ぬか?」でなく、「いかに生きるか?」だったのかと、振り返った今は思います。これからもしぶとく生き残って行くだろう彼らの先も、出来れば読みたいと思いました。
-
胸が熱くなります。惚れます。
著者プロフィール
北方謙三の作品
本棚登録 :
感想 :
