銀河のワールドカップ

  • 集英社 (2006年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784087748079

作品紹介・あらすじ

サッカーを愛する人すべてに贈る傑作少年小説!
元プロ選手の花島は公園での三つ子の子供離れしたサッカーに魅了され、小学生チーム桃山プレデターの監督に就任。個性豊かな面々が大会を勝ち進み、ついにはスペインでレアルと夢の対決に臨む!?

みんなの感想まとめ

サッカーを通じて成長する少年たちの物語は、元プロ選手が彼らのコーチとなり、共に夢を追いかける姿を描いています。公園で出会った才能あふれる子供たちとの出会いから始まり、彼らが大会で勝ち進む様子は、観る者...

感想・レビュー・書評

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  • 人並外れたサッカーセンスの子供たちが、既成のやり方で強くなったチームに勝っていく、奇想天外な話。軽い読み物としては面白かった。

  • まあまあ面白かった。息子に読んでもらいたい

  • 2014年のサッカーワールドカップ。
    現地ブラジルはますます盛り上がり、
    TV観戦していても、
    一点を争う緊迫試合に引き込まれてしまいます。

    サッカーのどこがそこまで人を魅了するのでしょう。
    私の場合、まず、
    一生懸命にボールを追う雄姿に魅かれました。
    そして、スピードと人を弾き飛ばすような迫力。
    これは男子サッカーだからこそ言えるかもしれませんが。

    日本は残念ながら予選リーグ敗退でしたが、
    4年後、さらにその4年後の日本チームはいいかも。
    そんな明るい希望を持たせてくれる、サッカー少年たちの小説でした。

    元Jリーガーで、優秀な少年サッカーチームのコーチでもあった花島。
    ある事件をおこし、サッカー界から去ってサラリーマンとなっていましたが、
    ある時、公園でミニサッカーをしている子供たちに出会います。
    小学生5,6年生の少年少女たちですが、
    ずば抜けてサッカーのうまい三つ子をはじめ、足の速い少女など、
    FCクラスのコーチが眼を付けそうに上手い子供たちでした。
    花島のちらりと見せたサッカープレーに、
    子供たちは自分たちの所属する少年サッカーチームのコーチになってくれと頼みます。
    この子たちを育てて見たいと思った花島は、活動を始めます。
    都大会ではまけたものの、8人制サッカーの未来カップで優勝。
    バルセロナで開かれるガラクシア杯での優勝を目指すまでになりました。
    日本一、世界一、いや宇宙一をめざすサッカーイレブン。
    夢見る子供たちと同様、花島コーチも充分なサッカーバカ・・・。

    この作品は、スポーツアニメ『銀河へキックオフ!!』の原作だそうです。
    どこにでもあるようなサッカー少年とコーチの物語ですが、
    サッカーの戦術や試合中の選手の気持ちなどが
    詳細に書かれていました。
    タイムリーなこの時期に読むと、
    ますますサッカーの試合を面白く感じると思いました。

    選手も観客もアツくなるのはわかります。
    でも、怪我やアクシデントには気をつけたいものですね。
    (ああ・・・ブラジルのネイマール・・・悲惨。(T_T))

  • 臨場感があって面白かったです。
    元プロサッカー選手がコーチになり、個性豊かな小学生チームを率いて大会に出る話です。
    その小学生達は勿論才能ある子だったりするのですが、扱いに困るような、一筋縄ではいかないような子で、読んでいて楽しかったです。

  • 日本、ワールドカップ出場おめでとう!ってことで、サッカー小説を読んでみました。ミーハーと言われても構わない。

    サッカーと言っても少年サッカーです。
    「小説として面白い」という噂は前々から聞いていたのですが、それでも少年サッカーかぁ、どうせサッカーを通じて成長する?的な奴でしょって敬遠してました。
    が、確かに成長ものではあるものの、もっと色々と示唆に富んだ内容でした。

    話としては、無職になった元プロサッカー選手の主人公が、たまたま知り合った少年たちのサッカーに魅せされて、コーチになるところから始まります。
    かなり癖があるというか、ふてぶてしい彼らなんですが、「サッカーは楽しいもの」というテーマをもとに、少々の他人への迷惑はかまわないという、はた迷惑なんだけど、痛快さがありました。

    で、少年サッカーでしょ?っていう舐めた読者も良い意味で裏切ってくれます。
    というより、この話は少年サッカーじゃないとダメでしたね。
    少年でも、少女でも、大人でも誰でも平等に本気になれるっていう楽しさがありました。

    ただ、僕がサッカーに詳しくなくて、もっと戦術のこととか分かったら、さらに楽しかったんじゃないかなぁと思いました。

  • アニメ「銀河へキックオフ!!」が好きでこの原作を読んだ。
    最後のガラクシアとの試合は、ページを繰る手を止められず、一気に読んだ。アニメにはアニメの良さがあるが、原作は本当にワクワクヒヤヒヤしながら読めたので、私は原作のガラクシア戦の方が好きだ。

  • 2013/03/26
    復路

  •  読み終わってからも胸の高鳴りがまだ続いてる。もちろんアニメ版の影響もあるのだが、それにしてもハマった。 
     この話は主人公・花島勝と三つ子の悪魔と呼ばれる降矢虎太、竜侍、凰壮を軸にサッカーを通じ成長していく子供達と挫折から立ち直る主人公という大枠があるのだが、個人的には「らしさ」に反発し、挑む話という一面を強く感じた。
     印象的なのが竜侍がオウンゴールを狙って出来る、というエピソード。いままでそのことを叱られ、非難されてきた竜侍に花島はそのままでいい、問題ないと彼のやり方を認める。 
     そう「子供らしく」ない彼等は大人にとって扱いにくい子供。なまじ能力があるために今まで周囲の大人との摩擦が続いていたことは想像に難くない。だからこそ子供らしさや型にはめる指導をしない花島の存在がとても貴重で彼の下で成長できたのだ。
     …長々と堅苦しくなってしまったけれど、とにかく子供達が輝きを放っていて正に伸び盛りの一瞬を見事に切り取った一作。
     

  • 2013/3読了。
    長男と週末恒例の図書館に行った時に、ふと手にとった一冊。著者の川端裕人さんも知りませんでした。
    少年サッカーが舞台で、最後にはあの銀河系軍団との対戦にまで辿り着いてしまいます。
    スポーツ系の小説はプレイ描写の巧拙が作品の質に大きな影響を及ぼしますが、川端さんはきっとサッカー好きなんだと思います、ピッチやプレイの様子がイメージしやすく臨場感溢れる楽しい作品でした。
    最後も爽やかで気持ち良い読後感の一冊でした。

  • NHKアニメ銀河へキックオフの原作の一つ。
    ちなみにあたしは虎太派。
    ハードカバーで結構厚いので、読み応えあり!
    小学六年生の地域サッカーチームの話なんだけど、特にハードな練習風景もなく、最終的にルール付きだけどプロの世界チームに勝つっていうのが凄い。

  •  正直、選手たちがうらやましい。
    「本物の瞬間」というのがピッチの上にあるとしたら、それはこういう試合の中で顔を出す。そして、今まさにその中にいる子供たちに嫉妬する。
    (P.117)

  • 才能豊かな三つ子に、元Jリーガーのコーチ、のちにチームメイトになる選手はワールドクラスと都合良すぎな設定満載だが、サクサク読める。
    現在、アニメになっている「銀河へのキックオフ」の原作との事なので、アニメもちょっと見てみようかと。

  • 面白い!一気に読んでしまった。

    サッカー小説は初めて読んだけど、躍動感が合って頭の中で
    イメージしやすい文章でした。

    サッカー好きにはお勧めです♪

  • サッカーにものすごく疎いので、「銀河のベースボールならよかった」などとわがままを言いながら読んでいました。
    のめりこむ子供たちと、周囲の大人たちと二つの視点があるのが良いです。

  • とある少年サッカーチームとコーチが8人制サッカーで「大人」のクラブで世界最高峰のレアルと戦う。
    少年サッカーに焦点をあて、育成のなんたるかを織り交ぜつつ、サッカーの造詣もある。
    かなり楽しめる一冊。

  • 久しぶりに一気読みしてしまった。面白い!
    サッカー好きには是非読んでいただきたい作品です。
    そんなにルールに詳しくなくても、面白さは伝わるはず。

    登場人物がそれぞれに個性的でした。
    少年サッカーチームのコーチとなった主人公(おっさん)が、子供たち以上に熱い! 天才的な三つ子たちや、名前負けしているキャプテン翼、かの有名イケメンプレーヤーに恋した女の子や、ダイエット目的だったはずの女の子など。それぞれが生き生きと走り回っていました。
    ラストの展開ははさすがに「あり得ない?」と思わなくもなかったけれど、面白いからOKにする。
    スポ根漫画を活字で読むとこうなる・・・という小説でした。

    W杯やオリンピックが待ち遠しくなります。

  • −未読

  • かつて稲妻の右(ライトニング・ライト)と呼ばれる強力なシュートを放つJ2のストライカーだった花島が公園で出会った、小学6年生ながら大人顔負けの技術をもち、三つ子の悪魔と恐れられていた三兄弟。サッカー好きの少年翼にコーチを頼まれた花島は、俊足のエリカらを加えたチームで小学生日本一を目指すことに・・・その結末は!?スピード感のある試合の展開とチームの成熟にワクワクする前半から「銀河のワールドカップ」の意味が分かってくる後半へと一気に読ませる、読み応えのある作品です。(2007.10.8)

  • ●うわ、おもしろーい! たいへんグッドな青春少年少女サッカー=スーパー・ファンタスティック小説だ!!ヽ(゜∇゜)ノ
    どれくらい面白かったかと言うと、どんなオモシロ小説でも二度も読み返す時間はないとうそぶくこのワシが、思わず再読しかけたくらい。
    まあねー、落ち着いたらやっぱり二度読むヒマはないんですけど。
    しかし、それくらい後味がよくってめくるめくオモシロさだったってことですよ。
    ちなみにこんなおはなし。↓

    ●お花見シーズンの公園で飲んだくれていたロ×ルト本郷(仮名)。
    人生に希望を見失っていた彼の目に飛び込んで来たのは、ミニゲームを行っているサッカー少年少女たち。
    無意識に彼らの動きを目で追った彼は、次の瞬間、衝撃を受けることになる。
    そこにいたのは、パーフェクトにボールが友達な天才小学生だったのだ。
    すべてを失ったはずの彼の胸の奥に、忘れていた情熱が熱くよみがえる・・・!

    ●・・・なーんてな。(´Д`)
    しかし、当たらずといえども遠からずと言ったところかな。
    主人公は元Jリーガーでジュニアの指導者だったが、とある事件のため失業することになり、もうガキの指導なんて・・・!と思ってはいたものの、うっかり見かけた天才小学生たち(※三つ子です)のプレーに魅了され、ついでに彼らのミニゲームにメンバー合わせの助っ人を頼まれた行きがかりから、なぜかコーチを引き受けることになってしまう、と言うのが話の始まり。
    やっぱりロ×ルトだロベ×ト!
    まーしかし、天才少年少女たちが、ライバルを打ち破りながらがしがし突き進んでいくって話は、うまい人が書いたらほんと気分スッキリするやね。
    内容的には、比較的地に足のついた少年サ×デーより荒唐無稽なチャンピ×ン系ってかんじですが(笑)

    ●己の想像力に応じるがまま脳内映像を立ち上げて読むのが正しいで賞。
    欧州蹴球素人なら、レアル・マドリード(=本小説内では“マドリッドの銀河系軍団”こと「レアル・ガラクシア・デ・マドリ」)の選手表を事前にチェックしておくのが、よろしいで賞。
    あー、無茶苦茶だが気分スッキリできましたですよー。ヽ(´∇`)ノ
    あさ×あつこの『バッテ×ー』もなあ。
    1、2巻あたりは面白かったんだが、なんせ重苦しいからなあ・・・。そして挫折中・・・ガクリ・・・。

    ●追記:
    ・・・こんな私ですが、最初はてっきり天才サッカー少年少女たちが、地球一になって地球代表として他星系の宇宙人サッカーチームと銀河一を争う壮大なSFサッカー小説だと思ってました。
    あほかオレ。
    だって作者はSFの人だと思ってたんじゃもの・・・そりゃ保育園小説も書いてるけどさ・・・。。・゚・(ノД`)・゚・

  • サッカー小説第3弾!ネットで検索しても「サッカー小説」の括りではあまり無いのね。小学生の非凡、平凡な才能が終結して輝きだす。その輝きにより光を当てるのは元プロの選手。コーチもある事件からサッカーから身を引かざるおえない状態でサッカーに飢えていた。 その2つの奇跡が銀河軍団とされる世界最高峰のプロサッカーチームと試合を行うまでに成長する。 小学生が最高峰のプロと!!有り得ない、でも夢がある実際のWCは、儚く消えたけどもここに叶わなかった夢を見させてくれた小説(熱いぜ)リーダーとキャプテンの件=リーダーは全体の進むべき道を示し、キャプテンは示された
    道を先頭をきって進む。 と、私は解釈しました。某グループにあてはめて。
    <8>

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著者プロフィール

川端 裕人(かわばた・ひろと):1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。『ドードーをめぐる堂々めぐり──正保四年に消えた絶滅鳥を追って』『おしゃべりな絶滅動物たち──会えそうで会えなかった生きものと語る未来』(ともに岩波書店)、『我々はなぜ我々だけなのか──アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社、科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞)、『科学の最前線を切りひらく!』(筑摩書房)、小説に『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会、新田次郎文学賞受賞)、『川の名前』(早川書房)、『銀河のワールドカップ』(集英社)など多数。色覚をめぐる絵本に、『いろ・いろ 色覚と進化のひみつ』(絵・中垣ゆたか、講談社)がある。

「2025年 『新版 「色のふしぎ」と不思議な社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川端裕人の作品

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