ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (笑酔亭梅寿謎解噺 (2))

著者 :
  • 集英社
3.56
  • (12)
  • (27)
  • (43)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 136
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087748239

作品紹介・あらすじ

爆走!青春落語ミステリー「笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ」、再び!東西落語対決あり、破門騒動あり、師弟対決ありの、スピード全開第二弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 楽しく読み終えました。
    次も読みます。

  • 2017.12.10 読了

    入門して1年に満たない 笑酔亭梅駆。

    なんやかや あるけど、日々 少しづつ
    成長していってます。


  •  前作に比べ、さらに「謎解」は後退し、新人噺家ビルドゥングスロマンになっとりますが、そっちのほうがハナシに集中できるなぁ。まず、正常進化といえるのでは。

     全7作の連作短編。ひとつひとつ、導入に工夫があっておもしろい……というか入ってイキナリ落語っぽくてイカス。小説も落語も、さいしょにトントーン♪とたたみかけてペースに載せてしまえば、あとは煮るなり焼くなりすきにせぇとというか、まぁ「こっちのもん」っつーものよ。そこホントに気持ちよくリズムに乗せてくれるので、キャラクターは濃い口でも、ツルツルっと入って胃にもたれない。

     最初から最後まで楽しんだが、シリーズ2作目ということで、もすこし主人公に飛躍がほしかったと思わんでもなし。そのぶん、意外と著者はこのハナシ、腰を据えてやるつもりでいると見た。
     著者一流の変拍子ではあるが、フレンドリーなテーマは聞き応えがある。ひねくれ者の著者がスタンダードナンバーをどう料理するか、引き続き興味はつきない。

  • (収録作品)蛇含草/天神山/ちりとてちん/道具屋/猿後家/抜け雀/親子茶屋

  • 謎解き=ミステリィ要素ほとんどナシで、サブタイトルに問題アリ?
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/11811971.html

  • 上方落語ミステリ第二弾。

    前作では主人公の竜二がいち早く真相に気付き師匠である梅寿の言葉として真相を語る、という形態をとっていたけども今作はその辺は大分崩れてきている。
    そして無茶苦茶な行動をとりつつもその実弟子のことを心配している梅寿がほろりとさせる感じでよかったんですが、そのあたりは健在。「落語で導く」という感じでもなくなったような気もするけど。

    相変わらず一編は短めなので、軽い読み物として空いた時間にさらっと読めるのがいいですね。

  • ちゃんとした監修に支えられた
    「荒唐無稽」は
    それなりに 面白いもの

    二作目に入り
    ますます
    面白し

  • 前作は事件と謎解きがやや重く感じましたが、今回はぐんぐん読めました。
    謎解きとしては薄いかもしれませんがバランスがよくなった感じがします。 竜二の迷いっぷりにハラハラし、たまに見せる梅寿のカッコよさと竜二の成長を楽しませてもらいました。
    「親子茶屋」はロバの耳やあぶ虎まで出てきて、これでもかっていうくらいいい話になってて楽しかったです。

  • 相変わらず師匠がむちゃくちゃでんがな。
    そのハチャメチャさ加減に磨きがかかったとは言わないけど、違う場所でまたも大暴れでございます。

    にしても、これからどうなるんだろう、彼は。
    思慮深さと浅慮がここまで同居していると、先が読めません。
    ほとんどわらしべ長者のような展開です。

  •  落語界を舞台にしたミステリ……なのかな。サクセスストーリーでもいいかもしれない。

     芸の内容に焦点をあてるのではなく、芸を物語の小道具としてうまく使っていて面白い。
    (芸の内容にこだわり過ぎて、その芸が肌に合わなくて困るというのもよくある話)
     一歩引いて客観的な著者のスタンスが好み。

全40件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1962年大阪市生まれ。「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で星雲賞国内短編賞を受賞。09年「渋い夢」で日本推理作家協会短編部門を受賞。「水霊」「忘却の船に流れは光」「落下する緑」「笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ」「伝奇学園シリーズ」など著書多数。近著は『アケルダマ』『イルカは笑う』『猫と忍者と太閤さん』など。ジャンルを問わず活躍中。

「2018年 『警視庁陰陽寮オニマル 魔都の貴公子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (笑酔亭梅寿謎解噺 (2))のその他の作品

田中啓文の作品

ツイートする