桜ハウス

  • 集英社 (2006年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087748253

感想・レビュー・書評

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  • 叔母の遺した家を引き継いだ蝶子は、2階を3人の女に貸してシェアハウスにした。
    それから10年経ったあと年齢も中盤になった彼女たちの様子はといえば…。
    親の介護や離婚、シングルマザーなどさまざまであるが、年齢など関係なしに男性の存在は気になるものらしい。
    最終章の「流れてきた男」の久樹さんは何だったのか、謎である。

  • 20170224
    初めて読む作家さんだったけど、読みやすくておもしろかった。
    好きな感じだった。
    桜ハウスみたいな共同生活、ちょっと憧れる。

    ひとって、観客や相手次第で、どういう自分にもなれる多面性を持った生きもの

  • 年齢の異なる女性4人ぐらし。
    大家さんの蝶子さんが選んだ人たちだから、そう気が合わないということもないだろうし、にぎやかで楽しいのではないかしら?
    みんな独身でそれぞれ悩みを分かち合えるところが魅力。
    最後に現れた男性はちょっと気になるな。

  • 蝶子 46歳。
    遠望子 41歳。
    綾音 36歳。
    真咲 31歳。

    7年前、「桜ハウス」で生活を共にした4人の女性。

    恋愛、離婚、親の世話…
    年齢も生き方も様々な女たちの愛と本音を柔らかく軽やかに描き出す。
    女性のもつ独特の雰囲気がふわりと香るシンプルな1冊。

    ***
    まるでどこかのガールズトークを聞いているような、そんな感覚で読めてしまう本。いくつになっても女の子は女の子なんだなあって気持ちになります。
    最近よくある劇的な展開や小説ならではの内容なんかじゃなくて、過ぎゆく日々をただシンプルに描いた系統の物語を好む方におすすめです。

  • 4人の女性が共同生活をひてして各々の心情を表現していたのは小説としては楽しかった
    色んな人生経験から落ち着いた蝶子
    几帳面で地味な遠望子
    妖艶で自由奔放な綾音
    末っ子だが爛漫な真咲
    2章くらいまでは楽しかった

    4章と最後の締めは久樹おじいさんの回は微妙だったので、なんともいえない。

  • 以前読んだのに全然覚えていない。4人のそれぞれの話で親の介護、離婚、など身近な話で最後の締めくくりは見知らぬ男性を何ヶ月も一緒に住み結局誰だったのか、でもみんなを幸せな気持ちに、住みやすいように環境を整えてくれていた。おぼろげに覚えている内容だけど当時はただ読んでいただけなのかも。再読で時間をムダにしたという思いには至らなかったので他の本に書いてあった読める量は限られているので良質な本を選んで再読しない事というは私には当てはまらないとわかった。時間のあり方は人それぞれで頭の悪い人はその人なりの時間があるということなんだよなぁ。また他人の意見に流されて翻弄されパニックになると思うけど、それも自分の性格なのでその時々の変化を楽しんで暮らしていこう。

  • 46歳、41歳、36歳、31歳、かつてルームシェアをしていた4人の女性が7年ぶりに顔を会わせる。
    恋愛、離婚、介護、それぞれの人生を生きる彼女たち。

    久しぶりに読む藤堂志津子。面白かった。
    登場する男たちが、真面目で控えめでフェミニスト、男だからと頑張らなくていいよという視点で書かれているところが昔と変わらず、懐かしかった。
    (図書館)

  • 叔母の残した家を改装し、間貸しした蝶子さん。
    そこで一緒に暮らした遠望子、綾音、真咲。
    シェアハウスの日々のあれこれ。

    各世代の女性が同居するという話。
    大好きなドラマ「すいか」を思い出しました。

    どこにでもいそうで、でも個性的な登場人物達が興味深い。
    家主の蝶子さんのように達観した感じで過ごせたら幸せだろうなと思いました。

    妙齢の女性につきものの介護の話が切実。
    ゆるく流れるようなストーリー展開が好みでした。

  • ルームシェアを解消して7年。一つ屋根の下に暮らした4人が顔を揃えるのも7年ぶりだ…。
    煩わしくも賑やかな生活を描いた作品かと思いきや、もう一緒に住んでいないとは。意外。
    気が合う女同士、会えば話は盛り上がるし、各々が相手を大切に想っているのも伝わる。
    等身大の女たちの正直な感情が小気味良い。色気より食い気、わからんでもないなぁ。

  • 終盤までは淡々と読み進んで行く感じでしたが、最後のオチが良かったです!

  • ルームシェアをする女性たち目線のエッセイのような話。
    読んでいて嫌だと思ったのは、こういう奴はこーだ、的な批判が多い。お前はいったい「なに様だ!」と言いたくなる本。

  • 4人の年の差がある女性達の絡み、心境の変化、移ろいが描かれている。

  • 久樹さん、すごい暮らし方だな。
    久樹さんのすてきな部分を説明的じゃなく
    伝えるのって難しいのかなー。紙面的にも。

  • 2013.3.29

  • なんか自分と同じ年齢なので共感出来るところが結構あったな~。

  • かつてひとつ屋根の下に暮らした4人。蝶子46歳、遠望子41歳、綾音36歳、真咲31歳。7年ぶりに再会した彼女たちの過去と今。女たちの本音が飛び交う連作小説集。 (「BOOK」データベースより)

    とーっても面白かった~!そして、とても勉強になった~!女4人のルームシェアって楽しそう♪こういう生活憧れますね。やっぱり女は結婚なんてしなくても、友達がいればちゃんと生きていける気がする。続編ないかなー。探してみようと思いました。

  • 40代女性のありふれた日常から出る様々な感覚が手に取るように理解できて面白く読めた。

  • 独身女、30~50代の女性達のお話。楽しい共同生活。笑いあり。寂しさあり。ちょっと切なくなる場面も。(←アラフォー独身女性しかわからない感情かも)読みやすかったですよ。

  • ひょんな事から下宿屋をやることになった蝶子さん。そこにやってきた3人の女達。

    それぞれの人生、それぞれの悩みを抱えて10年経ちました。。彼女達のその後は。。。。

    と、10年経ったところでいろいろなお話が書かれてます。最後にはとうとう登場する男の人!4人の女達の争奪戦となるのか?


    共同生活と言うものをしたことが無い私はこんな関係が羨ましくて仕方がない。家族とも違う、友達とも少し違う同居人。。

    (部屋は別々だけど)

    同じ屋根の下で全くの他人同士が暮らす。悩みを相談したり、まったりしたり。。本当ゆるやかに過ごしてます。。


    そしてそれぞれの理由で出て行った二人のその後。残された二人のその後。。。


    藤堂さんの小説は始めて読みましたが、好きな文面でした。さらっときついことを書いてたり、その加減が私のツボにはまって。

    季節やお料理の描写なんかも好きな感じでした。。

    最後に出てくる男の人が、川上弘美さんの書く男の人に似てたな。大人で、的確なアドバイスをして、それでいてずるくて。。逃げる。そんな人。

    私、川上さんは苦手だけど藤堂さんの書くのは好きだな。何が違うんだろう。。似てるのに。。やっぱり加減。かな?そのさじ加減が良いのだよね。。

    桜ハウスのそのまた10年後。見て見たいです

  • 10/12/12 今年のベスト3に入れても良い面白さ。
         「そこに在るものは、すべて理由があるからそこに在る     のであって、理由がなければ在ることもない」

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