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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087748413
作品紹介・あらすじ
今を浮き彫りにする、悪ガキたちの黄金の日々!
70年代、サウス大阪の漁師町で暮らす少年ヤンチ。働かない父と家出を繰り返す母にはさまれ、胸を痛めつつも、ケンカに勝負に恋に友情に忙しい。ディープで血の通った悪ガキ成長物語が新しい!
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この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
少年たちの成長と家庭の複雑さを描いた物語が展開されます。主人公ヤンチは、働かない父と家出を繰り返す母の間で葛藤しながらも、友情や恋、ケンカに明け暮れる日々を送ります。作品は、少年たちが直面する非行や家...
感想・レビュー・書評
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2014.8.18
中場さんの子供時代か、色んな作品の総集編みたいな幼少期伝でした。
ワシら親はアンタらみたいにこいつとほんまの一時、一緒におるんちごて、何十年て長い間生活しまんねん。ながーい目で見ていかんと、途中でしんどなって、ほうり出してしまいまんがな
お金は儲け方ではなく、使い方なんだ
医者と坊主の結婚詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
えげつないが面白い
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2010年に文庫版、また買ってしまいましたです。
だから、このころから、読了したら写メ撮るようになりました。 -
2007年4月22日の「週刊ブックレビュー」で作家の谷村志穂さんが取り上げました。私は谷村さんの「黒髪」を面白く読みました。
谷村さんが「週刊ブックレビュー」に出られたところを2度見ましたが、その目の大きいところや仕草がお気に入りです。
この作品は1970年代、大阪南部の漁師町を舞台に、悪ガキたちの友情と成長を描いた長編小説です。
題名は6人の大人から小遣いをもらえる裕福な子供という意味ですが、これは逆説です。
すさまじい家庭環境だが、底抜けに明るいのが救いで、小気味よい温かさが感じられる作品とのことでした。
「いじめ」の原型のようなものが描かれているが、父親が出ていっていじめた相手をポカリとやってお仕舞いという、「花の応援団」「じゃりん子ちえ」の世界のような所もある小説のようです。
大阪出真の中江さんは共感していました。
今回読んだのは学校図書館に置かれていたからです。
面白くて一気に読みました。
作者は私と同世代で懐かしさという視点でも共感できました。
野球盤、ローラースケート、スカートめくり、ラブテスター、フォークダンス、怪獣王子のブーメラン、など懐かしいです。
電話が家庭に引かれたのもこのころです。
食事はほとんどカラ飯で、たくわんと梅干しがおかずというような貧しい暮らしで、父親は博打ばかりやっていて、母親は家出を繰り返す、父親は妻の職場で給料の前借りをしたり、妻の金をくすねて子供のせいにしたりするという、とんでもない父親なのですが、温かくて人情味はあります。
サンダルが古くなると銭湯に行き、新しいものを履いて帰ってくる。本人はこれは盗みでなく、生活の知恵だと平気顔である、というところがあきれるよりも笑ってしまいました。
小学校6年生の主人公は朝の牛乳配達をして家計を助けています。
父がたまに働くと、母が家出しないので嬉しいという健気な少年です。
「不良少年」と「非行少年」の区別が面白いのですが、厳密な定義はよく分かりませんでした。
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懐かしさを感じさせるような・・・
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こんな親父は迷惑だけどかなり良い。
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これ面白かったー!正しいのかそうじゃないかの云々の前に
普通に面白いです。
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70年代、サウス大阪の漁師町で暮らす少年ヤンチ。働かない父と家出を繰り
返す母にはさまれ、胸を痛めつつも、ケンカに勝負に恋に友情に忙しい。
ディープで血の通った悪ガキ成長物語が新しい! -
中場さんの本を読むのは、ひさぶりです。ハードカバーの本が出せる作家になったんだなあ。同じような境遇の友人(男)が、親なんぞいらんと言ってたのが少し判った。重要な場面で親(周囲の大人)がしっかりしてればいいのだ。
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はちゃめちゃな下町の子供の話。
こういうバカなことするやつ、私の学年にもいたなぁ、と懐かしく読みました。
子供なりの悩みとか心の葛藤があり、
おもしろい作品だと思います。 -
はちゃめちゃすぎる・・・けど、面白い。ヤンチありえないくらいカッコよすぎvv
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ちょっと乱暴な関西弁にはまりました☆仕事もせずに昼から飲んで博打と女で家を空け、無茶ばかり言う父。家族を養うために働き、父とけんかししょっちゅう家出する母。現代でいったら、児童養護施設に直行してしまいそうな家庭。こんな両親が良いとは思わないけど。でも、ありだなぁと。みんな人が良いからですかね。それはともかく、とにかく面白いです。めちゃめちゃぶりと、適当さ加減が心なごみます〜♪
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日経新聞(1月31日)
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「だいたいな、ウチの子ォはもう、この歳で不良界にデビューしてんねん。非行はせえへん」非行少年と不良少年の違いとは何か。「十人相手に一人でケンカしに行くんが不良で、一人相手に十人で行くのが非行。それを見てるのが金持ち」相も変わらずの岸和田の不良達のトンデモナイお話。自分の少年時代の話を普通に書いてれば面白い話になって便利だねとか思っていましたが、これは小説としてきちんと成り立ってるなぁとか(←すげー偉そう)思いました。一人っ子は、父親と母親、そして両方の祖父母、合計六人のポケットをあてにできる。それを「シックスポケッツ・チルドレン」というと言う。このお話の主人公ヤンチは両親はいるものの、父親のヤンチは子供に牛乳配達をさせてその上前もハネルような岸和田のオッサン。転校生のヨコワケ君は、お母さんからなんでも買ってもらえるんだけれど、両親は上手くいっていない。そんな、何かしらの疵をもった少年少女やその親たちのごんたくれ物語。
中場利一の作品
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