このベッドのうえ

  • 集英社 (2007年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784087748468

作品紹介・あらすじ

甘美と不穏に心ざわめく、珠玉の恋愛短編集。
波乱の予感をふくんだ風が、恋に酔った心を撫でていく……。甘くて苦く、晴れやかでいて後ろめたい、嬉しいようで怖くもある……恋がもたらすあらゆる感情をつぶさに描いた8つの物語。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

恋愛の甘美さと不穏さを巧みに描いた短編集は、心のざわめきを呼び起こします。登場人物たちは、恋愛感情に翻弄されながらも、どこか現実感のないふわふわとした存在感を持ち、読者を引き込みます。物語には美味しそ...

感想・レビュー・書評

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  • 久々に外でお酒を呑んだ翌日に読み終わりました。
    生々しいようで妙に現実感ないふわふわした人たち…恋愛感情に振り回されてるようでしんとしていて。こういう方がキツそうではあります。
    お酒も美味しそうだし、料理も美味しそう。ひとりで食べても美味しいけど、たまには誰かと食べるとそれも良いです。
    「真夜中にそっと」「マリーゴールド」が好みでした。

  • 眠る前にさくっと読める軽めの短編集。どれもありそうでないような、それでいてほんとうにどこかに実在しそうな恋のお話。物語に出てくるような純粋で真っ直ぐで熱くぶきっちょな恋がしたくなるけれど、もうできないんだろうなあ。そう思うと悲しい。しかしどんな恋でも、予測できない一瞬一瞬の心の弾みが楽しい、それが醍醐味。

  • なんかようやく野中柊さんのこの手のものの良さが分かった気が。

  • アルコールの力で感情の揺れ幅が大きくなること、これが恋と似ているという視点に共感。日常の生活を大事に生きている感じや、言葉遣いが好きな感じでした。

  • 2014年11月13日読了。

    全体的にしっとりとした印象の短篇集でした。
    読みやすさはありますが、印象には残らないかなぁ・・・と(^_^;)

  • 恋愛短編集。装丁に惹かれて図書館で借りました。あとがきを読んだら、全部のお話にアルコールを口にするシーンがあると。確かに。
    印象に残ったのは、ブランデーを入れた紅茶に、ホットチョコレート。お酒はほぼ飲めないですが、美味しそう。
    気になったお話は、『さざなみ』かな。

  • 装画がなんか、いい。

    「真夜中にそっと」が好きかな。
    ひっそり柔らかくてすき。

  • 8つの短編集。
    繰り返す毎日の、ふとした些細な出来事が幸せで
    愛しい人は遠い昔の記憶にいたり、すぐ隣にいたり

    恋愛は、非日常。
    その中で見える世界。

    「さざなみ」が一番印象深いかな。
    優しくなったり意地悪くなったりと、複雑な恋心満載)^o^(

  • 夏の終わり、夕暮れ時。懐かしいような、甘酸っぱいような過去の記憶を呼び覚ます。
    年齢設定がどうもなあと感じる登場人物がやや気になったけども、短編集ならではの読みやすさ。
    好きな人を思い浮かべたから、わたしは恋をしているのだな、と思った。

  • 一話一話に、お酒が出てくる短編集。
    繊細なラブストーリーに加えて、そんな遊び心も楽しいと思った。自分がお酒好きだから、なおさら。
    野中柊さん、好きになった。

  • 途中で止めてしまいました。

    表紙は好きなんだけどな…

  • 恋とアルコール。

    割と最近の本なんだけど時代背景の分からないようなレトロ感もあって日常の話なはずなのにとても文学的。
    さざなみが好き。

  • 短編恋愛小説。かなり前に買って何度か読んでるはずだけど、改めて読み返してみると覚えてないストーリーがほとんど。(「マリーゴールド」だけはすごく覚えてるから、前にも読んでるなって気付く。)
    一つ一つが短いし、想像的ラストが多いからかな。それでもなぜか好きで時折手にとって読むのは、八つの作品それぞれアルコールを口にするシーンがあるのを、酒好きのカンで引いてるのかなw

  • 8つの短編集。取り立てて大きな事件は起きず、ただ淡々と過ぎていくような物語たち。立ち上る雰囲気はあまりにも静かで、切なさだけがしんしんと降り積もる。個人的には一番最初の「真夜中にそっと」が好き。もう少し寒くなったら、柘榴酒を作ってみようと思う。

  • 美味しそうな食べ物が出てくる本って大好きだ!この本の場合はアルコール。
    疲れてるときにのんびり読みたい。

  • 初野中作品。非日常と日常が入り混じった不思議なお話ばかりでした。甘くてふわふわしてる綿菓子みたいな感覚。恋とアルコールが素敵に描かれていました。特に『なんでもない感情』が好き。こんな気持ちに女の子はみんななります(笑)

  • 忘れてしまいました。でも、装丁がものすごく好きです。こんな柄のスカートとか欲しい。

  • 『アルコール』の力は偉大です。武器にも凶器にもなりますね。(コレ、お酒がテーマではありません。あしからず、、、)しかしながらお酒が登場するだけで、その効果バツグン、グッと大人の物語になりますね。

  • 従姉からもらった仰々しいアンティークのベッド。
    お金持ちの恋人と別れた彼女は
    一番好きな恋人と一緒に旅立って行った。
    残されたベッドの上で彼女のことを思い出す。
    表題作他7編。

    色彩が鮮やかな小説。装丁もすごく好きです。
    そして出てくるお酒がどれもこれも美味しそう。
    特に「なんでもない感情」のホットチョコレート。
    とても雰囲気のいいお話です。

  • クッションにもたれかかるようなカタチ。

    幸せな恋や想いの中に、キン、とした痛み。
    その痛みが幸せな”はず”という言い聞かせに繋がる。
    でも、そういう葛藤さえも幸せの中にいるからこそ感じられる痛みだという事に気付きたい。

    以前の筆者の作品を読んで好きだったのだが、今回は筆者の考え方に自分とのズレを感じる。
    以前ほど好きになれないのは自分が変化したからだろうか、それともこの作品がたまたま好みではなかったからだろうか。
    おそらく前者。この雰囲気が上手く合えない。
    少し寂しいね。

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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