「処女同盟」第三号

  • 集英社 (2007年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784087748475

作品紹介・あらすじ

ダサくてキラキラ輝いていた、あの頃のあたしたち。
「一生処女」を誓った“腐女子"仲間が、突然の足抜け宣言!? どうやら、現実に彼氏ができたらしい……。オタク女子の揺れる乙女心をリアルに描いた表題作ほか、思春期をテーマにした6篇。

みんなの感想まとめ

思春期の女子高生たちの自意識過剰な心情をリアルに描いた短編集で、懐かしくも痛々しい青春の一コマが詰まっています。登場人物たちの悩みや葛藤は、今となっては小さなことに思えながらも、当時は真剣そのもの。自...

感想・レビュー・書評

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  • 出てくる自意識過剰な愛しのブスは全部私でしょー、いや自分のことブスとか言っちゃいけないしー、いやいやブスはブスでしょー、みたいな自己完結やり取りを一話終わる毎に脳内で悶絶しながら繰り返した。
    でも周りから見たら今もあんまり変わってないんだろうなー。でもそれもそんなに悪くない。

  • 女子高生が題材の短編集


    高校時代って誰しもみんな自意識過剰気味なんですよね

    あの頃本気で考えてたこととか本気で悩んでたことも、
    今考えるとほんとにちっちゃなことに過ぎなかったり浅はかだったり

    本気でのめりこんでたことにもとっくに飽きて、
    昔じゃ考えられないような生活していたり

    でもやっぱりそのときしか味わえない楽しさとかもあったり

    忘れたいことと忘れたくないことが共存する時間だなぁと


    ほんと青いよ、高校生って

    文章に深みとか、いいなぁと思う表現とかははっきり言って全然ない
    でもこの本リアルすぎるんだよ 痛い痛い

  • 新宿伊勢丹待ち合わせが好き。最後の話の登場人物が私と同じ名前だ……小説に出てくるアヤという名の女は大体気が強い女が多い。なんでやねん!!!トリコさんの小説は遠い過去に置いてきたものが追いかけてくる気がする。

  • すごく気に入りました。自分に合う本ってありますよね。文字を追っている、本を読んでいるという感覚を忘れるくらい本の中に溶け込むようにして読んでいました。表現がすごく自然ですっとなじむように自分の中に入ってきます。他の作品も読もうと思います。あまりにもすぐにページをめくって読めてしまうので、読み終えてしまうのがもったいないくらいでした。はじめてよしもとばななさんの作品を読んで衝撃を受けたのににています。たまたま図書館で何気なく読んだ本だったけど、出合うべくして出会えたという感激でいっぱいです。

  • 高校生。大学生。社会人。女の子。友情。オタク。学園祭。バンド。同窓会。夏休み。思春期女子の痛さ。吉川さんはこれからどんなものを書くんだろうなぁ。

  • ジョシってのは、めんどい。でも、悪くない。

    表題作に見覚えがありすぎて。そのほかも、なんとなくわかるような感じ。そういや、そうだったかな、くらい。

  • 地元のイベントで作家さんご本人と、
    その恩師の方のお話を聞いたのがきっかけで読み始めたんですが、
    あら、なんか面白ーいvと。

    只今、全作制覇作戦実行中。

  • 女の子の話。金谷ホテルいきてー

  • オタクだって、恋がしたい、おしゃれがしたい。
    「一生処女でいる」という誓いの元に同人活動を行っていた少女四人。次のイベントの打ち合わせのはずが、仲間の二人から卒業発言が飛び出した。
    腐女子なら様々な感想を抱かずには居られない表題作をはじめ、女子という存在の恋愛と言う関係性の。リアリティある情景を並べた短編集。

  • ついこの人の本を手に取ってしまった。本当に、現代の若者の様子なんだろうなぁ、とつくづく思わせる内容。私の高校のときってどんなんだっけ?と思い出そうにもやっぱり思い出せない。つい最近の気もするのに。とにもかくにも現代の作家だなぁ、と。

  • すんごい、わかる。
    思春期の女子で、派手じゃない普通の子達。
    自分も思ってた、ってことを書いてる。全部自分にあてはまるわけではないけど、そーゆう子っていたな、とか。
    リアルで、懐かしい。
    ほんの少し前の自分たち。

  • 短編集。あの、新宿伊勢丹のお話がすきでした。

  • オタクな女の子達のお話と短編がちょっと。オタクな女の子達のすっごい気持ちが分かる!「オタクだって恋がしたい」

  • 描写がリアル。
    おんなのこってホントにこんな感じ。

  • 高校生を主人公にした短編週。表題作の「処女同盟」第三号が面白かった。萌えとかmixiとか、最近のキーワードがちりばめられているけれど、日常に対する不機嫌な感情は昔も今も一緒なんだなあと。

  • 読んでいたら、友達に誤解されました。内容は、どれもどこにでもいそうな女の子の話。いろんなとこに共感できましたが、できすぎて怖い。最後のはなしが好き。

    (5月25日金曜の夜・完)

  • 青春小説6編。
    バカバカしくてイタくて残酷で退屈で・・・・そんな青春時代がよみがえるかも!
    なかなか面白かったです。

  • 短編集。どの登場人物も情けなくて、平凡。だけど、ストーリーは現実の底辺をリアルについたような。誰しも共感できる気がする。

  • 「女の子」の友情をテーマにした短篇集。
    やおい漫画の同人誌を発行しちゃう腐女子たちや、かつてインディーズバンドをおっかけていた女性など、登場人物は各篇ごとに様々だ。
    共通しているのは女の子たちの、仲良しなままじゃいられない、変わっていかなきゃいけない、あるいは変わってしまったときの友情の切なさだ。
    いつまでも友達、って学生時代にした約束は決して不変じゃない。昨日までの友達が突然嫌いな人間になったりもする。そういう、すごく微妙な女子の人間関係の機微がリアルに描かれている。
    あーわかる!と言いたくなる絶妙さだ。

  • 学生の立場である私からしてみると、自分のことを書かれているようでいやな汗が出た……。

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著者プロフィール

1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で<女による女のためのR-18文学賞>第三回大賞および読者賞を受賞、同作収録の『しゃぼん』でデビュー。著書に『グッモーエビアン!』『戦場のガールズライフ』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『マリー・アントワネットの日記 Rose』『女優の娘』『夢で逢えたら』『あわのまにまに』など多数。2022年『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞。エッセイ『おんなのじかん』所収「流産あるあるすごく言いたい」で第1回PEPジャーナリズム大賞2021オピニオン部門受賞。

「2023年 『コンビニエンス・ラブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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