この人と結婚するかも

  • 集英社 (2007年9月5日発売)
3.02
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本棚登録 : 261
感想 : 59
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784087748734

作品紹介・あらすじ

恋人のいない女と男の勘違いを描いた2編
小さな美術館で働く私。ほんのささいな出会いでも「この人と結婚するかも」と勘違いを続けていたが、ドキドキから醒め、新たな付き合いが始まる。男の勘違い「ケイタリング・ドライブ」も収録。

みんなの感想まとめ

恋愛における勘違いや期待をテーマにした二編は、主人公の心の動きを繊細に描写しています。自信がない一方でプライドを持つ主人公が、出会った人に対して「この人と結婚するかも」と思い込む様子は、多くの人が共感...

感想・レビュー・書評

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  • この人の本は色々なタイプがあって驚く

  • 表題作もケイタリング・ドライブも、面白かったです。

    表題作の冒頭のビビビエピソード3連発は特に面白かった。でも私も『この人は!』と思うほどにうまく行かないのでわかる気がする。

    ケイタリングの方は、運転中の脳内のグルグルをそのまま読んでいるような感じでした。

    どちらもスルスルと読める文体で、リフレッシュできてよかったです。

  • 自信はないけどプライドの高い主人公の、うだうだ動く心の動きだけを切り取った二篇

  • 出会った男の人にピンと来たら「この人と結婚するかも」と思う主人公の節ちゃん。(フルネーム読み飛ばしたかも)わかる。ちょっとでも自分の感性とか仕草とかが合うと思う時がある。でも節ちゃんと同じく追いかけるような努力はしない。ケイタリングドライブの方も性別は違えどなんとなく同情してしまう。そりゃ意識しちゃうよ。ドキドキしちゃうよ。そんなわけないと思いつつ期待してしまう野島さん。道中のジレンマ大変。
    h29.6.5

  • 思い込みのわりに行動が伴わないので、両作ともわかる~ってところけっこうありました。それでも深刻になりすぎず最後は明るいので結構読みやすかったです。タイトルが絶妙。

  • 共感できてしまった自分がすこしだけ情けない。このタイトルだからこそ手に取り、このタイトルだからこそ気恥ずかしい気持ちでもぞもぞする。みぞみぞ?

  • 中編作2編収録【この人と結婚するかも】主人公は、ちょっと素敵な男性を見ると「この人と結婚するかも」と思い込んでしまう女性。そして、告白すらする前に毎回、失恋。目の前に現れた、「ケン」を見たらやはりいつもの、「結婚するかも」レーダーが発令する。悪戦苦闘の末、恋愛というものが見えてきた主人公に幸あれ【ケイタリング・ドライブ】笑わせてもらった。パーティーのケイタリングを頼まれた料理研究家の運転中の心の叫びが延々と書いてあるのだが、とにかく踏んだり蹴ったりな上に、思考回路はショートする。男の本音をのぞき見できた。

  • 紹介を読んだ時の期待と比べると普通だったかな…。でも、結婚するかもとは思わないけれど、状況はかなり似てるから、やはり反省しないとと思う事も!2016/8/21完読

  •  タイトルが印象的で手に取った。
     そのタイトル通りのことを出会う男性に対してしょっちゅう思ってしまう一話目の主人公に共感。一話目の主人公も二話目の主人公も、恋愛、仕事に行き詰まりを感じながら、毎日毎日を淡々と着実に過ごしている様子がとても等身大だと思う。ラストは、主人公が大きく成長したわけではないけど、少し意識を入れ替えたり前向きになったりしていて、希望が感じられて爽やかだった。

  • 913.6ナカ
    2015.8.7

  • 表題作は苦手な「めんどうくさい」女性が主人公かなと思いましたが、本人自覚ありだったので意外と好感度高いヒロインでした。
    文章が巧み…とは言えないけれど、ところどころクスっと笑えたり、あーこれあるある、なんて共感したり。
    初版が2007なので、なんとなく古いなあと感じますが、さっと読める本としてはいいかと。
    一緒に収録されている「ケイタリング・ドライブ」はこちらもめんどうくさい男ですが、なんかこういう人いるのかも。彼の独白だけで読ませるのが面白かったです。

  • (176P)

  • この人と結婚するかも
    なんて断定的な確信は、まだ感じてないなぁ。「付き合ったら...」「結婚したら...」っていう想像はわかるけど。
    こういう確信に振り回されるようになると、焦ってるんだろうなぁ。と。
    焦ってると見えないものばかりだよ!
    っていうメッセージを受信笑

  • タイトルに惹かれて借りたけど…うーん…って感じ。表題作の「この人と結婚するかも」ってすぐ勘違いしちゃう女の神経がわかんない。ハッピーな恋の話だと思ったのがダメだったかな…。もう一篇の「ケイタリング・ドライブ」は私には合わなかったので斜め読み。勘違いとか妄想系って私苦手なんだわと気付いた。2011/567

  • 実際この人と結婚するかも、と思った人と結婚した人は多いと聞くけど、本当のところどうなんだろう。そう思ったからこそ痛い行動をする人も多いと思うので、そうじゃない主人公には親しみを感じた。ケンとはこのままいい関係を築いて欲しい。友達や先生等のわきのキャラクターが個性があって良かった。先生好きだなぁ。実際仕事仲間なら嫌だろうけど。


    ケイタリング・ドライブは少し切なくなった。ああいう時って、なんでいろいろ考えちゃってイライラしたり落ち着いたりするんだろう。ぐるぐる感情が回っていく感じがリアルで自分と重なって、でもやっぱり主人公情けないわ。朋代さんかわいいなぁ。

  • 大学時代に学食で話した彼。
    職場の美術館で閉館間際にやってきたTV局の子持ち彼。
    スーパーで出会った彼。

    日常で出会う人たちに対して毎回思うこと、
    私、この人と結婚するかもしれない。

    そんなことをいちいち考えているから結婚できずにいるのか、漫画家の美術館で働き、休みの日には英会話教室に通う節子の日常。

    英会話教室で出会ったケンはあんまり魅力的ではないけれど
    世の中には劇的な出会いからの結婚だなんてそう簡単には転がってはいないし
    だからと言って妥協とは違うけど、理想や妄想を捨てて目の前にいる人のありのままを受け入れてみるとちょっとは気持ちが楽になるのかも、とか。

    他短編。

    結婚を意識しちゃうとなかなか生きるの大変だね)^o^(

  • もっと運命的な出会いからの〜ハッピーウェディング話かと思って居たので終わり方が…女子の妄想癖部分は本当にリアルだっただけに後半への期待が大きくなってしまいすぎたのかな?

  • 前半部分の”この人と結婚するかも”だけ読みました。
    期待していた内容とは違いましたが、まさに自分!って感じでした(笑)
    優しくされたり、ちょっといいかも。って思ったら”この人と結婚するかも”って思います。
    今まさにですが(笑)
    とても読みやすい文章で、ほんの一時間ほどで読み終わりました。
    結婚相手はちゃんと見据えるようにします(笑)

    多分、3月ぐらいに読んだ本を、今回読み終わりました。
    後半のケイタリング・ドライブは、女々しい男性の独り言という感じで、ずっと描写背景です。
    見開き段落なしとかあります(笑)

  • 『この人と結婚するかも』
    出会う男出会う男、すぐに「この人と結婚するかも」と思ってしまう主人公。私も妄想や思い込みの激しいところがあるから、結構共感出来る部分が多かった。さすがに「この人と結婚するかも」とは思わないけど。
    そんな、自分とちょっと似た部分のある主人公だからか、ケンにおそば屋さんに誘われたことで、期待してしまった場面では本気で心配になった。そんなに期待したら危ないよ、傷つくことなっちゃうよ、って。
    まあそんな心配はいらなかったようで。最後は、はっきりした形は取っていないけど、優しくて明るい感じで好きな終わり方だった。

    『ケイタリング・ドライブ』
    こっちは勘違い男が主人公。『この人と結婚するかも』の主人公より、痛々しい感じがした。それにしても美絵ちゃん…悪い女や…。
    彼が焼き魚と、ご飯と味噌汁だけのパーティーを妄想してる場面では、またもや心配になった。そんな出来すぎた妄想、ありえないってわかってるのにしてしまうのも、分かるな。なんだかちょっと虚しいね。
    終わり方はどうなのかなぁ…。でもとりあえず、朋代とは素敵な関係を築いていけそうなので良かった。

  • 「この人と結婚するかも」と「ケイタリング・ドライブ」の二作が入っている。
    ケイタリング~の方は回想が多くて、読みにくかった。

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