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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784087748802
作品紹介・あらすじ
一体どれが現実で、そもそも私は誰なんだ?
殺人事件の身元不明被害者を、愛する情婦・麻里と思い込み、現実と虚構の狭間に巻き込まれていく作家。妄執と狂気、そして官能のカオスの中に手応えある現実を探ろうともがく男を描いた力作。
みんなの感想まとめ
現実と虚構が交錯する独特の世界観が魅力の作品で、主人公の思考が迷走する様子が印象的に描かれています。自叙伝的要素とデリヘル嬢殺人という重厚なテーマが並行し、読者は物語の中でさまざまな謎に直面します。最...
感想・レビュー・書評
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記憶、注意力のバランスを崩し主人公の思考回路が迷走している事を宣言して描いているから当然、何が伝えたいの?と言いたくなる。柱は自叙、付随してデリヘル嬢殺人と娼婦の一代記が並走する。現実と虚構を行ったり来たり…でも最後の追記だけは紛れもない真実だナ。
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読後、どうこの作品を捉えたらいいのかわからず困惑。ミステリを多く読んでるせいか、最後謎が解決されるもんかと思ってたけれど、結局いろんなことが謎のまま残され、すっきりしない。虚構と現実が入り混じったまま終わってしまった・・もちろんそれは作者が意図したもので、むしろその混濁さがこの作品の味だけど。麻里はどうなったのか、ヤマダさんが何者なのか、小山田はいったい誰を殺したのか・・それとも全てが作中作という設定なのか。そしてこの作品はどうカテゴライズしたらいいのか、どにが中心なのか、よくわからない。タイトルの意味も結局よくわからない。娼婦だとかストーカーだとか殺人事件だとかわかりやすい単語が並んでいるのに、まさかこうもわからない話になってしまうとは!面白かったかどうかって聞かれたら、面白かったと答えるしかないし、でもどこが面白いのか説明しろと言われても、説明できない。
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著者プロフィール
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