さるのこしかけ

  • 集英社
3.49
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本棚登録 : 1037
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087751598

作品紹介・あらすじ

お待たせしました!あの『もものかんづめ』の著者による超笑撃エッセイ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 定期的に読み返してしまう大好きなエッセイ集。

    「インド駆けめぐり記」のインドの良い所も悪い所も(悪い所多めな気もするけど)とっても素直な感想でフフッとなった。

    さくらももこさんのエッセイは父ヒロシのことやついつい笑ってしまう変わった体験記が多いが、さくらももこさんが「ちびまる子ちゃん」という作品にどのように取り組まれているのか、デビュー時どんな感じだったのかを覗くこともできるので、そこももちろんこの本の注目ポイントだと思う。

    さくらももこさんの、例えが絶妙でうまいあの独特の表現は、人を笑わせることもできるし自分が言いたいことを強く訴えかけることもできるから本当にすごい。できれば他の過去のエッセイも読んでいけたらなあ……探してみようかな。

    • tsukiyomi777さん
      綴さん、はじめまして(^^)
      フォローしていただきありがとうございます、とても嬉しいです(^^*)
      私は先日、はじめてさくらももこさんの...
      綴さん、はじめまして(^^)
      フォローしていただきありがとうございます、とても嬉しいです(^^*)
      私は先日、はじめてさくらももこさんのエッセイ「もものかんづめ」を読みましたが、見事にさくらももこ中毒になりました笑!
      この本もおもしろそうですね…!
      私も読んでみたいと思います( ^-^)
      また綴さんのレビューを楽しみにしています!
      これからもよろしくお願いします(*^^*)
      2018/05/01
  • 面白い
    なんか気付けば読んじゃう
    言い回しとか言い方とかクスッとくる

  • 期待通りの面白さ!!!
    「ぐうたらの極意」が一番好き。
    ぐうたらするにも、色々と準備がいる面倒臭さ…準備がなくぐうたらするのがぐうたらだと考えていた私は、目から鱗の話でした。
    これまた懲りずに、第三弾、たいのおかしらも読もうと思います。
    ももこ先生の表現方法は、癖になり病みつきになるのも、よく分かりました。
    独特だけど的を得ている…是非見習いたいと思います。

  • 一つ一つの話が簡潔でインパクトが強いので、とても面白かった。痔の話は前回の水虫同様参考になった。飲尿はできないが、痔は将来なったら試してみようと思う笑
    「ぐうたらの極意」は、ここまで真面目にぐうたらを語る人を見たことがなかったので新鮮だった。ぐうたらなのに必ず歯は磨く前提のところが面白かった。
    また「インド駆け巡り記」では、まるで自分が行ったような気分だった。大麻さんのキャラが独特で、まるこも一目置くくらい目立っていたのが印象的だった。田舎の村で会った女の子も、日本の著名人と手を繋いでいたと知ったらどんな反応をするかとワクワクした。

  • ばかばかしくて笑える話がばかりではなく、じんわりと感動する話も収められている。

    中でも、「まる子三ケ年計画」中の以下の文は心に留めておきたい。
    「何か物事にとりかかる時には、始まりから終わりまでの構成が、完全にできあがっていなくてはいけないなァと、私はこの"まる子三ケ年計画"を実行し、つくづく感じた。」

  • 手首の脱臼は絶対にしないように気をつけると心に固く誓った。

  • 再読
    軽妙な書き口で読みやすい。
    インド、92年に行くとは中々シュールだなぁ。

  • さくらももこさんのエッセイ集。
    安定の面白さ。
    良いことも、辛いことも
    こんな風に人生を楽しみたいと思う。

  • 昨年、某ラジオ番組で
    高橋源一郎さんが
    「源ちゃんの現代国語」という番組枠の中で
    毎週、一人の作家、一冊の本を紹介するコーナーが
    ありました。
    その時に、「さくらももこさん」を取り上げておられ
    あぁ そう言えば 以前かなり読んだなぁ
    と 思い出して
    本棚から引っぱり出して
    読み始めました

    やはり うまいなぁ
    飄々とした文体の中に
    さり気なく その時の気持ちを
    ひょいと のせて
    ものすごく深刻で重たい話も
    軽々と読ませてしまう
    名人芸ですね

    髙橋源一郎さんが
    「この一冊」に選ばれるのも
    むべなるかな

    と 改めて
    思ってしまいました

  • 面白おかしく読める話が多い中で、「実家に帰る」はジーンとくる良い話だった。
    痔やら飲尿やら健康関連(?)の話は面白い上に驚かされる。健康オタクというさくらももこさんの健康話をもっと読んでみたい。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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