たいのおかしら

  • 集英社 (1993年7月15日発売)
3.48
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784087751666

作品紹介・あらすじ

歯医者に行く時のイヤーな気持ちを綴る「歯医者に行く」。さくら家を揺るがしたドーナツを巡るミステリー…「消えたドーナツ」。静かに思い出す「二十歳になった日」。姉との幼年時代の写真付き。

感想・レビュー・書評

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  • 「ひろ子の揉め事」が最高。
    その前に収録されている「ミーコのこと」で涙ぐんでいたところ、突然、男女の揉め事の現場を自転車で通りすがる話。言ってしまえばこんなにくだらない題材なのに、場面や心情がころころ変わり、自分もそこにいるかのような臨場感がありました。くだらなくて笑えて元気が出ます。

  • この人らしい表現でわかりやすく面白く表現するところがさらさら読めて好き。
    面白かったり感動したり一冊読み終わった時の満足感が、ページ数は少ないのに圧倒的だった。
    これからも読んでいきたい。

  • このエッセイ集は、著者が若い頃に書かれたもののようである。
    その辺を確認してみる。

    著者は1965年5月生まれ。
    「たいのおかしら」は1992年7月発行。

    つまり、著者が27歳位の時に書かれた作品である。


    この中では、「心配をかける姉」が良かった。
    といっても、特に良いということではなく、2度読んでしまったということで。
    なぜかというと、220頁に、姉が原稿にチェックを入れたため内容が初めに書いたものと変わったと、書かれていたので、読み返したため。

  • 再読
    消えたドーナツ
    ミーコのこと
    引っ越し
    ひろ子の揉め事
    など。小学生の時に初めて買ったエッセイ。
    読みやすくて軽妙なエッセイ。
    改めてさくらももこエッセイブームが自分の中で来そうだ。

  • たいのおかしら
    さくらももこ

    ∞----------------------∞

    さくらももこエッセイ三部作読み終わったー。どれも面白かった。もちろん話は古いけど、何となく自分の子供の頃と重ね合わせて読むと丁度いい感じだった。

    七五三の姉妹の写真はこれまた可愛い!既にまる子っぽい気がする。姉が5歳なのに着物を着てると憤る。

    ヒロシはちびまる子ちゃんの父ヒロシっぽい感じの人だったのかなぁ。優しそうだけど何考えてるのか長く連れ添った妻にも分からないっていうヒロシがなんだか好き(他人事だからか)。

    <以下は私が勝手に付けたタイトル>
    歯医者で笑気ガス、いいタンスは仙台ダンス、英語を習って頭が悪いと気付いた日、グッピー大量死、山田由紀子とモグラとフエルアルバム、手品が上達していく夫、習字を習う意味、ドーナツを食べたのは誰だ、ババァの優しさを知ってるのは私だけ?、写真の少なさ<篠山紀信、マッサージ好きが高じて、怠けが原因の親泣かせ、お年玉(をあげた)記念日、人はテストの点じゃない、落ちている1円玉の価値、ふてぶてしい猫ミーコ、痴話喧嘩にちゃちゃ入れ、大人になった日、心配かける姉と親孝行な私、集中しすぎて人前でオナラ、人間らしい生活がしたい、にくめない男ヒロシ。

    2025/11/29 読了(図書館)

  • 英語をマスターしようと思い立ったももこさん。
    英語のテープで埒があかず、英語が得意な
    ダンナさんと会話の実践で英語を覚えることに。

    「日常会話を英語にしてみよう」
    と至極まっとうでスタンダードな方法に
    そうしてみよう!と思うも、
    特に話したい事柄もない…って、
    日本語とか英語の問題より先の問題が[゚ロ゚]笑。

  • 【目次】
    歯医者に行く
    タンスを求めて
    英会話の学習
    グッピーの惨劇
    町に来たTVにでてる人
    独自の研究
    消えたドーナツ
    小杉のばああ
    写真
    マッサージ師
    怠け者の日々
    おとし玉
    答案の始末
    お金を拾う
    ミーコの事
    ひろ子の揉め事
    二十歳になった日
    心配をかける姉
    集中力
    引っ越し
    父ヒロシ
    その後の話
    あとがき

  • 最も面白かったのは『ひろ子の揉め事』だ。最後に駐車場の隅にいるのを見て「ひっくり返りそうになった」という言葉で笑いが止まらなかった。さらに歌うのを辞めず、挿絵のまる子の尖った口とギーギーという音の自転車で大爆笑した。多分、もものかんづめの『メルヘン翁』と同じくらい笑ったと思う。
    また、この本を読んでまる子は実は意外と頭が良いのだと思った。アニメではテストで低い点数を取ることがほとんどだが、『答案の始末』ではテストが返ってきてから本当は答えがわかったり、理科のテストでは96点を取ったり。
    3部作を読み終わり、さくらももこさんは日常を面白く書いているが、本来の性格は真面目で、気づかい屋さんで、想像力がとても豊かな人だと感じた。まだ読んでいないエッセイは沢山あるので読んでみたい。

  • 安定に面白い話としんみり切ない気分になる話があって良かった。父のヒロシが好きになった。もしヒロシが自分の親だったらイラッとしそうだけど笑

  • だれにでも覚えがありそうな日常のことを、シンプルな文章でここまでおかしく書けるのが羨ましい。
    「小杉のばばあ」の話は特に印象深い。
    強烈な性格の小杉のばばあが亡くなり、彼女が住んでいたほったて小屋や花々だけが残る情景が頭に浮かんで離れなくなる。

  • さくらももこさんのエッセイ集。
    他のものは10代では大笑いでヒーヒー言いながら読んでたけど、
    いろんなことを経験して学んだからか、
    あれもこれもネタにするキレの良さに
    前ほど笑えなくなってた。
    ただ楽しみたかったかなぁ。

  • 父ヒロシに続き姉の存在も相当気になる!
    出てきたらオッと注目しているから不思議。そして読むたびに姉が薦める変な油の薬を試してみたい…と思うのです。

  • 漫画は普通に面白いけど
    意外と文章も面白かった

  • ひろ子の揉め事は面白すぎて何回読んでも笑える

  • 「怠け者の日々」
    毎日台所の床の冷えた感触を楽しむことだけ追求してトカゲのように這って移動し、ペットは世話を忘れ死んでいき母があまりの怠けぶりに泣き出す
    申し訳ないけどめちゃくちゃ笑ってしまった

  • 子供の頃から親しんできた『ちびまる子ちゃん』の著者、さくらももこさんのエッセイはずっと読んでみたいと思っていた。出版されているエッセイとしては3作目ではあるものの、私にとっては初めてのさくらももこ作品であった。
    少し捻くれた笑い(褒めている)を感じる文体と、恥ずかしくて言うのを躊躇ったりすることを遠慮なく書いてしまうところが魅力だなと感じる。

    「グッピーの惨劇」
    とてもじゃないが、私が著者だったらあまり人には言いたくない。罪の意識に耐えられず書いてしまったのかな、とも思う。

    「お金を拾う」
    1円玉を拾うことをこんなに面白く書けるのは、本当に才能だと思う。拾うのにかかるコストと1円が釣り合わないが、それを”交通事故に遭うようなもの”と表現するご主人もおもしろい方なんだろうな、と思う。

    「小杉のばばあ」「ミーコの事」「その後の話」
    どれも日常の何気ない一部を切り取った章だが、著者の”その後の話”含めて色々考えてしまった。
    ミーコとはとても仲良しとは言えない関係性だったかもしれないが、同じ家に住むチームとしてのある程度の連帯感はあったようには思った。
    動物は話すことはできないから、冤罪で叩かれていたシーンは胸が苦しかった。
    そして、その後の話で「今生きている事はあたり前ではなく、可能性の高い偶然にすぎない」という箇所。本当にその通りだと思う。生きていることが当たり前だと思いがちだが、ふとすると死んでしまうのが当たり前、と考えてこれからの日々を過ごしていきたい。そして今このエッセイを読んでいるが、さくらももこさんはもうこの世にはいらっしゃらないと思い、また切なくなった。

    「集中力」
    果たして本当に関さんがオナラを聞いていたのかはきっと永遠の謎だが、自分がその話を持ち出したことで墓穴を掘るのがおもしろかった。そして2分前のオナラという絶妙なタイミング、言い出すか放置するか迷う笑

  • エッセイ第一弾の三作目。『○○の○○』シリーズはこれで終わり。相変わらずのさくらももこワールド。

  • 不思議な油が気になる...。

  • 遅れさくらももこファンのわたしも、これでやっと初期エッセイ3部作を読了することができました。さくらももこいわく「○○の○○○○」というタイトルのエッセイはとりあえずこの『たいのおかしら』で一旦完結 だそうです。一番気になってるのが、ももこの姉が手に入れた「油」腹痛や肩こりに効くそうな。わたしも欲しい。あとこの本の見開きにはモノクロの写真が一枚載っている。さくらももこの七五三の時の記念写真。ここになぜか姉も同じような着物をきていっしょに写っている。本文で読むと姉は七五三とはなんの関係もないそうな。そしてももこは其のことに腹を立てている。お姉さん結構美人じゃないですか。さくらももこもいけてるし。でっかいハンドバックが面白いし、良い写真だ!

  • ミーコの事 が一番好き。

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著者プロフィール

1965年静岡県静岡市清水区(旧・清水市)生まれ。1984年、漫画家デビュー。代表作に『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』、セルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』など。エッセイ『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』(以上、集英社)は、3年連続ミリオンセラーを記録。漫画、絵本、エッセイ、作詞楽曲など、その作品は多岐にわたる。2018年永眠。

「2024年 『次郎にもきいてみた。ブツブツ問答集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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