たいのおかしら

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087751666

作品紹介・あらすじ

「もものかんづめ」「さるのこしかけ」に続く桃印エッセイ第3弾。またしても、あなたを翻弄する笑いの嵐。

感想・レビュー・書評

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  • 再読
    消えたドーナツ
    ミーコのこと
    引っ越し
    ひろ子の揉め事
    など。小学生の時に初めて買ったエッセイ。
    読みやすくて軽妙なエッセイ。
    改めてさくらももこエッセイブームが自分の中で来そうだ。

  • このエッセイ集は、著者が若い頃に書かれたもののようである。
    その辺を確認してみる。

    著者は1965年5月生まれ。
    「たいのおかしら」は1992年7月発行。

    つまり、著者が27歳位の時に書かれた作品である。


    この中では、「心配をかける姉」が良かった。
    といっても、特に良いということではなく、2度読んでしまったということで。
    なぜかというと、220頁に、姉が原稿にチェックを入れたため内容が初めに書いたものと変わったと、書かれていたので、読み返したため。

  • 英語をマスターしようと思い立ったももこさん。
    英語のテープで埒があかず、英語が得意な
    ダンナさんと会話の実践で英語を覚えることに。

    「日常会話を英語にしてみよう」
    と至極まっとうでスタンダードな方法に
    そうしてみよう!と思うも、
    特に話したい事柄もない…って、
    日本語とか英語の問題より先の問題が[゚ロ゚]笑。

  • さくらももこさんのエッセイ集。
    他のものは10代では大笑いでヒーヒー言いながら読んでたけど、
    いろんなことを経験して学んだからか、
    あれもこれもネタにするキレの良さに
    前ほど笑えなくなってた。
    ただ楽しみたかったかなぁ。

  • 漫画は普通に面白いけど
    意外と文章も面白かった

  • ひろ子の揉め事は面白すぎて何回読んでも笑える

  • 【目次】
    歯医者に行く
    タンスを求めて
    英会話の学習
    グッピーの惨劇
    町に来たTVにでてる人
    独自の研究
    消えたドーナツ
    小杉のばああ
    写真
    マッサージ師
    怠け者の日々
    おとし玉
    答案の始末
    お金を拾う
    ミーコの事
    ひろ子の揉め事
    二十歳になった日
    心配をかける姉
    集中力
    引っ越し
    父ヒロシ
    その後の話
    あとがき

  • 最も面白かったのは『ひろ子の揉め事』だ。最後に駐車場の隅にいるのを見て「ひっくり返りそうになった」という言葉で笑いが止まらなかった。さらに歌うのを辞めず、挿絵のまる子の尖った口とギーギーという音の自転車で大爆笑した。多分、もものかんづめの『メルヘン翁』と同じくらい笑ったと思う。
    また、この本を読んでまる子は実は意外と頭が良いのだと思った。アニメではテストで低い点数を取ることがほとんどだが、『答案の始末』ではテストが返ってきてから本当は答えがわかったり、理科のテストでは96点を取ったり。
    3部作を読み終わり、さくらももこさんは日常を面白く書いているが、本来の性格は真面目で、気づかい屋さんで、想像力がとても豊かな人だと感じた。まだ読んでいないエッセイは沢山あるので読んでみたい。

  • 安定に面白い話としんみり切ない気分になる話があって良かった。父のヒロシが好きになった。もしヒロシが自分の親だったらイラッとしそうだけど笑

  • だれにでも覚えがありそうな日常のことを、シンプルな文章でここまでおかしく書けるのが羨ましい。
    「小杉のばばあ」の話は特に印象深い。
    強烈な性格の小杉のばばあが亡くなり、彼女が住んでいたほったて小屋や花々だけが残る情景が頭に浮かんで離れなくなる。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さくらももこの作品

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