神鳥

  • 集英社 (1993年1月1日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087751673

感想・レビュー・書評

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  • ものすごく怖い。筆力のある作家のホラーは本当に怖い。

  • まさかこの本が図書館にあるとは想像だにしなかった。驚きとともに嬉しさが込み上げてきた。篠田節子のホラーはなかなか面白い。所謂グロ系ではなく、背中がゾクとするような感じで、沼田まほかる(彼女のほうが若いはずだが)のタッチに似ている。機会があったら他の作品も読むことをお薦めする。
     さて、話は「朱鷺飛来図」に魅せられた男女がそこに隠された謎を追い求め奥多摩に出向いたところで時空を超えた世界に迷い込み、廃村に潜む怨念に絡め捕われるという筋書きである。「朱鷺飛来図」に潜む地獄絵からまさに命からがら逃げかえるのだが、果たして本当に逃げ切れたのか・・・・。
     昔、朱鷺は日本各地に生息しその肉は食べられていたが、生臭さがあり灰汁が赤くなることから暗闇で食されたという。そんなことも、この本の伏線になっているのであろう。この本を読んだ後、あの朱鷺を見てかわいいと思えなかった。さすが篠田節子である。

    教育学部 J.K


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=835650

  • 怖かったです。スプラッタ系のような一過性のものではなく、ふとした時に思い出してしまう、記憶に残りそうな怖さがありました。しばらくは鳥に怯えてしまいそうな気がします。

  • リズムがよく、ぐいぐい一気に読めました。

    ただその進行のテンポの良さが若干ご都合主義に思えなくもないんですが、先へ先へと思う気持ちがあるので、そこまでは気になりませんでした。

    理論的な説明が無いのでそのあたり腑に落ちない部分もあったんですが、楽しめました。

    ホラーとしてのおもしろさもありますが、仕事に行き詰まりを感じている女性、殻を破りきれずにいる主人公に共感を覚えました。

    他の作品も読んでみたいです。

  • ●あらすじ●
    美しいものは恐くなければならない。恐いものは美しくなければならない。美しさの中に恐怖の構図が仕組まれていた「失鷺飛来図」。絵の秘密をめぐり、女と男がたどる愛と恐怖の旅路。

  • 鳥こわい

  • この人の本って、すごい好きだったのに、どっかでぷつんと「あ、もういいや」と思ってそれから読まなくなったんだよな〜。この本くらいまでだったかな・・・。

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著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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