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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784087751963
みんなの感想まとめ
多様な人物が織り成す物語が展開され、特に主人公ピエールの成長が印象的です。彼は過去の過ちを抱えながら、ジャンヌ・ダルクを救うために奮闘します。その過程で、彼自身の内面と向き合い、愛の力によって再生して...
感想・レビュー・書評
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なに?この大団円っぷり!?
結構ひどい話や人物が多かったのに。
だが、それがいい。 -
最高オブ最高。
ページを繰る手が止まらねぇよォ!!! -
この作者の作品は、登場人物が生き生きしていて本当に読みやすい。
最初の方に出てきたヴィベッドが好きだったんですが、この登場人物を含め、なかなか幸せになれない人が多いなと思いました。 -
救世主ジャンヌ・ダルクはフランス軍を勝利に導いたが、敵国に捕らえられ魔女裁判で火刑の判決が出た。傭兵ピエールが彼女を救う。
ジャンヌ・ダルクの名前は知っていたが、何をした人までは知らなかった。本作は題名の通りピエールが主人公であるから、ジャンヌ・ダルクについてはあまり語られていない。例えば、どういう経緯で敵国に捕まったか?など。でも、フランスの歴史に少し詳しくなった気がする。
数々の悪行を働いてきたピエール。それがある街の守備隊長になり、ジャンヌ・ダルクを救出したりしていく過程で己の過去を省みて、後悔に沈んでいく。終いには、廃人寸前になるが、ジャンヌ・ダルクへの恋愛パワーで立ち直る。愛って素晴らしい。
後半は大団円に向けてキャスト総出演という感じでやり過ぎ感があったが、結婚して子供作ってハッピーエンドだったから許す。 -
中世フランス、傭兵隊長ピエールとジャンヌ・ダルクの物語。
主人公のピエールは強盗、追い剥ぎなどお手のものの傭兵ではあるが、貴族の私生児という微妙な生い立ちでもあり、腕が立ち部下には慕われるが女にはからっきし弱くてどこか憎めない。
使命感と正義感に燃えた救世主ジャンヌが、神の声が聞こえなくなり、一人の少女に戻って苦悩し、おびえる姿は痛々しい。また、国を救ったにも関わらずフランス宮廷に見捨てられ、アングル軍の手に落ちた彼女の運命は、史実とはいえ胸が痛くなった。
乱世であり、弱い者は踏みにじられ、強くなろうとすれば他者を踏みにじるしかない、そんな時代。当時の傭兵というものがどういうものであったか、また女というものがなぜ罪深いものとされていたのか、など当時の様子が分かりやすく描かれていておもしろかった。 -
大好き!面白い!!ピエールの傭兵隊長としての自分と、 救世主というあまりに輝かしいジャンヌへ恋心を抱く自分との葛藤。そんな隊長を想う少女ヴィベットや戦争という地に立つ部下たちの想い。 神の啓示を受けて、ただただ突き進む純粋なジャンヌダルク。本当にお勧めです。
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傭兵ピエールの視点でジャンヌ・ダルクを描くという構成が秀逸。
あの青髭まで登場するという、百年戦争時代のフランスを生き生きと描いた名作。
佐藤賢一のフランス物にハズレなし。 -
佐藤賢一先生の西洋史への造詣の深さが窺える作品
何気ないエピソードが実際に語り継がれていた事と
分かったときは感動ものです
ジャンヌダルクを知りたさに読んだのですが、勿論
主人公はピエール
しかし、ピエールの身の回りに起きる歴史的な事件
から浮き上がる当時の風俗や考え方
生半可な知識じゃかけないですし、物語としても抜
群に面白い!
ジャンヌが涙ながらにピエールに訴える(ネタバレ)
トコロは神の無慈悲を感じました
少し、ジャンヌダルクがおきゃんに感じました(笑) -
ジャンヌ・ダルクの時代、西洋史を敷いた歴史物なのに厚さを感じさせない程読みやすくて、最後まで一気に読めました。それでも、知識に裏打ちされた、時代の文化や風俗がいきいきと描かれているので、勉強になるし面白い!
それになんといっても、主人公の傭兵ピエールがむっっちゃくちゃかっこいいですよ!!!! 人間を、特に男を魅力的に書くのが上手な作者さんだと思った。これはジャンヌ・ダルクとの恋よりも、ピエールという男の歩んできた人生、信念、そして内面を生々しく描いた作品なんじゃないかな。なんせ最初のシーンが強姦から始まりますからね……その時代の傭兵の価値観で、ピエールも村を襲い、人を殺し、強奪し、女も犯します。だけど、どこか憎めないのは、ピエールの苦悩や葛藤、弱さ、そして人間的な魅力が、読み進めるにじわじわと伝わってくるからだと思います。仲間への情に厚く、敵には強いが、女にゃ弱い。物語における典型的ないい男だぜ! 傭兵隊の荒くれ者の男たちも非常に個性的で魅力がある。配置が絶妙。
ストーリーも伏線が見事に拾われていくのが快感。歴史上のジャンヌの最期に沿いながらの展開は見事。それと、フランス王家がジャンヌを殺さなければならなかった理由というのが、非常に納得でした。英雄って死ぬことで完成するのか。特に聖女と崇められた女は。
最後のほう、おっそろしいほどのハッピーエンドラッシュでどうかなぁと思ったんですが、最後の最後で、ちょっと黒いシミを落とすところがニクいと思った。
因果応報、この言葉がぴったりの、素晴らしい物語でした。 -
とても面白く、長編にもかかわらず一気に読めた。
でも、なんか・・・・話がうまくいきすぎ。 -
100年戦争のお話で傭兵の団長のピエールとジャンヌダルクのお話です。ピエールが格好いいんだこりゃ…!
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ジャンヌのキャラがちょっとイラっとくるかも(笑)。
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貴族出身の傭兵(不良。でも腕は確か。)であるピエールは、ジャンヌダルクと出会います。彼女の窮地を救ったお礼に、「彼女を好きにしていい」権をゲットしたのですが、聖戦に赴くジャンヌに今はまだ待って欲しいと頼まれて……。
ピエールはジャンヌを守るうちにだんだん彼女の清純さに感化され、彼女の騎士としての役目に目覚めてしまう。そこで到達したのは、「見守る愛」的な愛情。でもそれで本当に相手の魂ごと救えるのか。すごくキレイに収束を迎えそうになったクライマックスの大どんでん返し。
これ読んだあと、誰か他人の相談に乗っているときとか、ときどき自分を省みます。
「今、私が思いやってるのは、目の前のこの人のことなのか? それとも『他人の相談に乗る親切な自分』なのか?」って。
そのくらい「今日まで愛してたのは自分自身だった」っていう描写の印象が強かったんですよね。 -
シェフ殺しのシェフ、傭兵ピエールとラ・ピュセル(オルレアンの乙女)、ジャンヌ・ダルク。
何かに導かれるように、二人の運命は絡み合う。
この作者の持つ中世の質感ともいうべき情景や世界観を
十分に堪能できる一作です。 -
殺伐としているのにものすごい暖かい小説。小説なのかってくらい分厚い本だけど、全然「小」説じゃないけど、時間を忘れて中世フランスへ連れて行ってくれる本。素敵。
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100年戦争を終わらせた聖女ジャンヌ・ダルク。無頼の傭兵ピエールは、戦いのなかで彼女と出会います。共に戦い、死線をくぐりぬけて、ピエールは彼女への愛を覚えますが、拒絶されます。ジャンヌは聖女でなければならなかったので。そして彼女がイギリス軍に捕らえられたとき、ピエールに密命が下ります。「ジャンヌ・ダルクを救出せよ!」非常にテンポのよい冒険活劇小説です。ピエールが時代劇のサムライのようで、カッコイイです。ジャンヌも可愛い♪
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