青のフェルマータ

  • 集英社 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784087752038

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは人間関係の複雑さと心の成長であり、過激な要素を含みつつも爽やかさを併せ持つ物語が展開されます。物語の前半は、流れるようなストーリーが心地よく、主人公がイルカと共に自然の中で過ごす様子が描かれ、...

感想・レビュー・書評

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  • 人種差別、強姦、年齢差のある男女の性愛・・・
    なかなかに過激さもあり爽やかでもある・・・

  • 図書館にて読了

  • 本棚の整理を兼ねて再読。
    前にも一度読み返そうとして、冒頭の裸で泳いで犯されそうになるシーンに気分悪くなって断念した。
    最初に読んだ時も、何故そんな無防備な事をする!と思ったけど、それほどまでに女が防衛し続けなければならない事のほうが異常なんだろうな…と思えるようになった。

    心に傷を持った人々が、また他の人に傷つけられたりしながら成長していく姿は逞しく好き。

    色香に惑わされて体を重ねてしまうのは、何も男だけではないって思う描写も好き。

    ドキドキしながらページを巡り、ここで終わっちゃうの?!というラストに呆然とする。
    そのままみんなの「その後」を想像して余韻に浸る。

  • 2013.05.05読了。実はタブン、初・村山作品。天使のなんとかシリーズとか、好きな人多いですよね。
    子どもの頃の出来事から、声をなくしてしまった主人公と、オーストラリアの自然、アニマルセラピー的な施設のイルカと、魅力的な施設の人々。チェロの旋律【Fermata in Blue 】突如現れた野性のイルカと心を通わせ、海で戯れる。
    描写がステキでぐっと惹きこまれた。1年以上に購入したものをやっと読み始めたら、一気読み。イルカと泳ぎたい。魚は苦手だけど、クジラとかイルカとか、海の哺乳類が好きです。
    ものすごく惹きこまれたところで、突然押された感覚。まだ希望を持たせた終わり方とはいえ、結末の1つ前の出来事により、読了感はよろしくない。描かれていない結末は、あたしの望んだ形になっていますように。

  •  ちょっと思わせぶりな書き出しで、つい読み始めてしまったら結構大作でした。前半はまさにタイトルのように、ストーリーがゆったりと流れていきます。まるで仕事も遊びも忘れてイルカと水の中を漂うように…。そして、後半は怒濤の展開を迎え…。

     それにしても小説はいいですよね。とても切り抜けられそうにない困難に360度取り囲まれてしまっても、作者がストーリーを終わらせるという大技を繰り出せば、一瞬にしてそのピンチを切り抜けることができるのだから。この主人公も、明るい兆しが見える一方で、どろどろの人間関係に放り込まれたまま、お話が終わってしまいました。残念。

     どちらにしても、60を過ぎたJBと主人公のやり取りは心打たれます。私は、もはやJBの心境で読みましたが、さて、皆さんはどちらに共感できるのでしょうか。それによって、自分の精神年齢、いや気持ち年齢が分かるかも。

  • 青=海、フェルマータ=イルカの姿。精神的ショックから言葉を発せれなくなったリオが、野生のイルカを通じて、自我を取り戻していく。「イルカから癒しをもらう」という一方通行なアニマルセラピー的なものじゃなくて、心や身体をを通わせることに重きを置いている。

  • 1997年6月読了。

  • いつか一緒にイルカと私も泳いでみたいと思っていたとこに、
    手元に来た1冊。
    私はダイバーなので、タンク背負ってたら一緒に泳げない。
    でも、泳いでみたくなる。

  • 南太平洋に響くイルカとチェロの旋律フェルマータ・イン・ブルー。夢の中に言葉を置き忘れてしまった里緒、人生に一度サヨナラしたあのひと…トラウマをもつ人々が織りなすピュアでイノセントな海洋恋愛小説。 (amazonより抜粋)

    あぁこういう話は嫌いではないですが、なんでしょうか。読みながら何度も「面白くない」と呟いてしまいました。声が出ない少女と六十代半ばの男性との恋。癒しの世界。嫌いじゃないけど、つまらなかったなぁ。

  • 感無量。

  • 無性にチェロが聴きたくなった。初村山由佳作品。

  • 多分、この本が村山作品を買った最初のものになると思う。藤原伊織の縁で知り合えて、その後つかず離れずのお付き合いが続いている。「さぼりがちなストーカー」であると由佳さんと私の間で認識が一致している。

  • 流麗な文章表現で描かれる魅力的な登場人物、オーストラリアの自然。
    傷ついても苦しくても、生きることは、そんなに難しくないと思った。

  • たぶん・・・見る人がみたら、そして、集中できる環境があれば、あと、清い心があれば(笑)、いい作品なんだろうなぁ・・・って思いました。声をなくした主人公がオーストラリアでイルカに癒されながら、ちょっと複雑(?)な恋をするお話です。映像はきれいだけど、あんまり入り込んで読めなかったなぁ・・

  • 好きなシーンはいっぱいあるんだけど、文もまあいいと思うんだけど、どうしても好きになれない本でした。納得できないというか‥残念。

  • 海で泳ぎたくなった。<BR>イルカに会いたくなった。<BR>静かな恋に惹かれた。

  • オーストラリアの島で、言葉を話せなくなった少女とイルカ、島の人たちの物語。村山由佳って、こんな小説も書くんだ〜と感心しながら・・10年以上前の作品でした(笑)
    考えてみたら、「すべての雲は銀の・・」と共通点も多いですね。いつも家族の人間関係のもつれを主人公の屈折の原因とするのは・・ちょっと暗い気もします。
    テレビロケの挿話は不要と思いますが、けっこう好きな作品(^_^)

  • これも村山さんらしい本かなw

  • 海と、イルカと、音楽、そして声の出ない1人の少女。
    わくわくする魅力的な素材は揃っているのに、どうしてラストがあんなに中途半端・・・嗚呼嗚呼。
    途中まではとても面白く、久しぶりに心震わす恋愛小説になるかなと期待してただけに、残念。

  • 2007/1/17読了

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著者プロフィール

村山由佳
1964年東京都生まれ。立教大学卒業。93年『天使の卵——エンジェルス・エッグ』で「小説すばる新人賞」を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で「直木賞」を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』では、「中央公論文芸賞」「島清恋愛文学賞」「柴田錬三郎賞」をトリプル受賞を果たす。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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