エンジェル

  • 集英社 (1999年11月5日発売)
3.20
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087752557

作品紹介・あらすじ

純一は、コンピューターゲーム・ソフト開発などに携わる会社の若きオーナー。ある日何者かに殺された彼は、幽霊となって「自分の殺人事件」の解明に奔走する。異色のファンタジック・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ある日何者かに殺された純一は、幽霊となって「自分の殺人事件」の解明に奔走する。

  • なかなかやるなあ石田さん!(生意気)
    最初はとっつきにくくて読み終えられないかも、と思ったけれど『天使の攻撃』の途中からは映画でも見ているようなスピード感で一気に読み進められました。あまりいい人生ではなさそうだった純一が、殺されてから自分の周りで起きたいろいろなことを知る。男ばかりだとどす黒い復讐劇でおわりそうなところだけど、純一の子どもをおなかに宿した文緒が登場すると急に優しい色が色づき始めて、文緒は、おなかの赤ちゃんはいったいどうなっちゃうのか気になって一緒にドキドキハラハラしてしまった。
    死後の世界って誰にもわからないけど、こんなこともあったりして、と作者の世界にみごと引っ張りこまれました。おもしろかった。

  • 初読みの作家さん。ファンタジーにサスペンスを少し混ぜた感じ。父親から縁を切られ与えられる金額が10億円だとか幽霊になるという、なかなかあり得ない設定だけど面白かった。ストーリーは主人公が死亡して幽体離脱した場面から始まる。殺されたみたいだけど自分はなぜ死んだのか、わからない主人公。幽霊となってその謎を探っていくんだけど、恋人の身を守るために力を振り絞り必死になる姿はじーんとくる。最後にわかる恋人の真実は予想外だった。

  • 初めて読んだ石田衣良作品。死後、魂として存在することになった主人公は、自分を殺した人間を探すために日々瞬間移動を繰り返す。失われた記憶は。愛した女性を守れるのか。誰に殺されたのか。私、黒幕は親友のトオルだと思ってたら全然そんなことなかった!

  • 【301】

  • 気楽に読める本ではあるが、ストーリー展開はありがちで、途中で筋が読めてしまった。

  • エンジェル\(^o^)/衣良さんの優しさ。悪にも善が隠れ、善にも悪が隠れている。

  • なぜ自分は悲惨な殺され方をしなければならなかったのか、死後を生きて事実を紐解いていく純一。石田衣良氏の作品は時代背景も色濃く、起承転結のブレないドラマ仕立てで読み易い。

  • 「知らなくていいことは、知らないままでいたほうがいいかもしれない。一度

    知ってしまえば、二度と知らない状態には戻れない。」

    確かにこういうことってよくありますね。

    主人公、掛井は自分が誰に殺されたのか知ってよかったのだろうか。

    知らない方がよかったかもしれないが・・・・死んだあとで、衝撃の告白を聞

    いてしまった・・・・

    皆に姿が見えないだけでそこに居るというのは、

    はたして幸せなのだろうか?と考えてしまいました。

    全体的に暗いお話だけれども、姿が見えないだけで、

    そこに居る状態というのは、ドラえもんの道具の中にこういうの無かったっ

    け(笑)??って思ってしまった。

  • 何者かに殺され、幽霊になった主人公。
    失った記憶を取り戻し、死の謎を解明していく。

    主人公が、幽霊になろうと、石田衣良の作風は変わらない。前半で、各登場人物が紹介され、ストーリーが展開。

    そして、後半に、今までの伏線が回収され、物語がクライマックスへと盛り上がっていく。

  • 普通におもしろかった。

  • 主人公が既に死んでいて、犯人探し。

  • 純一は笑いたかった。吠えるように、泣きたかった。


    始まりは、乙一の「夏と花火と私の死体」に似てた。
    けど、あれよりももっと重くて悲しい。

    結局、愛するってどういうことなんだろね。
    最近少し、悲しい話ばかり読んでる気がする。

  • 2002年9月21日読了。

  • 自分が殺され埋められているシーンを

    幽霊となった主人公が見下ろしている所から話は始まる。



    自分を殺した犯人を捜していくうちに

    死のj直前の2年間の記憶がないことや

    自分の子どもが生まれること・・・

    色んなことが分かっていく。



    ミステリだけど、切ない部分もあります。

    黒幕の想像はなんとなく途中でついたかな。

  • ファンタジックな幽霊のお話

    投資としてのエンジェルだけではなく、
    自分を殺した相手を受け入れちゃうという意味でも
    エンジェルだな~と思いました

  • 主人公が幽霊になり、この世をあの世からみて、自分が殺された経緯を探る話。

  • 投資会社のオーナーである主人公は、何者かに殺され、幽霊となって甦った。
    死の直前の二年分の記憶を失っていた彼は、真相を探るため、
    ある新作映画への不可解な金の流れを追いはじめる。
    映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを裏で操る謎の男たち。
    というミステリ仕上げな一冊。
    石田さんにしてはシリアスな長編。
    出だしと設定がとても魅力的で、めずらしくグイグイと引き込まれた。
    よくある業界の裏側の陰謀ってだけじゃなく
    それを幽霊となった主人公からの視点でみるというのがポイント。
    面白かったです。

  • 普通に面白かった。著者らしい。読み進んでしまう。

  • 自分の遺体が埋められるシーンを上から見てるという
    なかなかショッキングなスタート。
    そこから人生のフラッシュバックが入り現在へ。
    何故自分は殺されなくてはならなかったのか。
    誰が何のために殺したのか・・
    死ぬ前の2年間の記憶がスッポリ消えているのはなぜなのか。

    うん、ここまではわりと面白かったんだけど。
    肝心の謎解きがねぇ
    いまいちピンとこない。。
    これはラブストーリーとして読んだほうがいいのかも。。。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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